2025年の学びのトレンド!Schoo人気授業ランキング
株式会社 Schoo~AIスキルの需要拡大と、ミドル・シニアの学習時間伸長が明らかに~
インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を行う株式会社Schoo(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:森 健志郎、以下「スクー」)は、社会人向けオンライン学習サービス「Schoo」の受講データの分析結果をもとに「Schoo人気授業ランキング 2025 」を発表します。2025年は、生成AIの高度化と業務ツールへの実装が一気に進み、「AI活用が当たり前になる年」 として学習ニーズにも大きな変化が見られました。Schooの受講データでも、人気上位にAI関連授業が複数ランクインしており、昨年は“ChatGPT中心”だった関心が2025年はGemini・Copilotなど複数ツールへ拡大という特徴的な傾向が表れています。
◼︎調査サマリー ~2025年はAIの活用領域が更に拡大~
少子高齢化による慢性的な人材不足を背景に、企業ではAIを前提とした業務変革が加速。2025年版「経済財政運営と改革の基本方針」では、技術革新の進展を踏まえた効果的なリスキリング支援が強調され、人的資本の強化が国として重要なテーマとなっています。
こうした流れを受け、社会人の自律的な学びも拡大。Schooの累計登録会員数は、2024年11月末時点の約120万人から、2025年11月末時点で約135万人へ増加し、社会人学習の需要は高まっています。
2025年のSchooユーザーのカテゴリ別学習傾向を見ると、生成AIの精度向上とツール多様化に伴い、AIカテゴリの授業が人気を集めていることがわかります。特に複数AIツールを比較し、目的に応じて使い分ける授業が人気となりました。また昨年に続き、「コミュニケーション術」の授業も安定した人気を見せています。
授業別に見ると、「『生産性が高い人』の生成AI社内活用術」が個人・法人ユーザー(*1)の双方で人気第1位となりました。
2024年後半以降、ChatGPTのDeep Research機能やGemini2.0の登場により生成AIの精度・安定性が大きく向上し“試す段階”から“実務に組み込む段階”へと移行し、AIが生産性向上ツールとして浸透したことが、人気の背景にあると考えられます。
(*1) 無料会員・プレミアム会員による受講と、法人会員による企業研修以外での自発的な受講を合わせて「個人受講」と定義する。
■ミドル・シニアの学習時間が継続伸長
年代別に見ると、20代と30代以降の間で関心の違いが見られました。20代では「コミュニケーション術」や「仕事術」など汎用スキルのニーズが依然として高い一方、30代以上では「AI」が複数ランクインしています。
Schooの総受講時間において、全体の大きな割合を占めたのは40代ですが、50、60代のミドル・シニア層の学び直し意欲は高まり続けています。特に60代以上の受講時間は対前年比約120%増となり、シニア層のニーズの高さが読み取れます。
また、60代は全年代の中でも特に「学びを仕事や収入につなげる」テーマの授業が上位にランクインしており、定年後の生活を見据えた学びへの関心が高まっている点が特徴です。
◼︎2025年の人気授業ランキングから読み解く今年の傾向
AI活用を中心とした、業務効率化に関する授業が特に人気を集めました。
昨年はAIに関する授業の中でも、ランクインしたのは主にChatGPTに関する内容が中心でしたが、今年はGeminiやCopilotなど複数の生成AIツールへ関心が広がったことが特徴的です。用途に合わせてツールを使い分ける動きが進み、実務でのAI活用がより具体化していることがうかがえます。
また、2021年以降初めて「ヘルスケア」に関する授業がランクイン。情報過多の時代において、セルフケアやメンタルコンディションへの関心が高まっている傾向も見受けられました。
<2025年の人気授業を期間限定で100本無料公開>
Schooでは、新年に向けた新たな学びの第一歩を後押しするため、「2025年人気授業」を無料公開いたします。上記でご紹介した、個人向け・法人向けTOP10にランクインした授業を含む、Schooのコンテンツから厳選したおすすめ授業100本が対象となります。
ぜひ、この機会にSchooでの学びを始めてみてはいかがでしょうか。
無料公開期間:2025年12月18日(木)12:00~2026年1月30日(金)12:00
詳細URL:https://schoo.jp/news/2025/2025-12-18-12-00-00
■2026年は何を学ぶ?学びのトレンド予測~ “AI前提”のスキルが必須に~
2026年は、企業でのAI活用がさらに広がり、AIエージェントを組み込んだ業務ツールとの協働が当たり前になると見込まれます。人とAIが役割を分担しながら価値を生み出す働き方が本格化する中で、産業や雇用のあり方も継続的に変化していくと考えられます。これに伴い、AIを使いこなすためのデータリテラシーや意図を的確に伝えるスキルに加え、AIを活用・補完しながら現場や業務を支える「アドバンスド・エッセンシャルワーカー」として求められる力への重要性が一段と高まることが考えられます。
個人の学びのスタイルも変化し、情報整理や疑問解消など、AIが学習プロセスを支援する場面が日常化していくと考えられます。一方で、AIを前提とした社会においては、創造性や課題発見力、他者と協働する力といった人間ならではの力も、より一層求められるようになります。
AIと協働する上での基礎スキルは、すべての世代にとって欠かせないものとなるでしょう。
また、国による人材開発支援助成金の拡充など、リスキリングを後押しする制度面の強化も進んでおり、アドバンスド・エッセンシャルワーカーの育成・確保を含め、AI社会を生き抜くための学び直しの機会はさらに広がる見込みです。
Schooは、こうした変化に合わせて社会人のリスキリングを継続的に支援し、人とAIが協働する社会において、一人ひとりが活躍し続けられるための学びを未来に向けて届けてまいります。
<調査詳細>
「Schoo」一般ユーザー(無料会員、プレミアム会員)と「Schoo for Business」法人ユーザーの2019年~2025年11月15日までの受講状況をもとに、「社会人学習の変化」と「2025年のSchoo人気授業」について調査。
※調査対象期間:2019年1月1日~2025年11月15日
※調査対象累計会員数:2021年約70万人、2022年は約80万人、2023年は約100万人、2024年は約120万人、2025年は約135万人(2021年、2022年は12月末、2023年、2024、2025年は11月30日時点)
■株式会社Schooについて
「世の中から卒業をなくす」をミッションに、インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革を進めている。オンライン生放送学習コミュニティ「Schoo for Personal」は2012年のサービス開始後、「未来に向けて、社会人が今学んでおくべきこと」をコンセプトとした生放送授業を毎日無料提供。過去の放送は録画授業として約9,000本公開中。法人向けには社員研修と自己啓発学習の両立を実現する「Schoo for Business」を提供し、累計登録会員数は約135万人、累計導入企業数は4,500社を突破。2021年には双方向授業型ラーニングマネジメントシステム「Schoo Swing」を提供開始。
また、2025年2月には、いつか地域で働きたい人のための移住転職コミュニティ「LoLLL(ロール)」、10月より地域共創型人材育成サービス「Schoo Mesh(スクー メッシュ)」を提供開始。全国累計約82の自治体との提携をはじめ、奄美大島と包括協定を行うなど、地方エリアへの遠隔教育普及によって実現する「未来の暮らし」の確立も進めている。
(※数字は2025年11月時点累積)
会社名 :株式会社Schoo(スクー)
代表者 :代表取締役社長CEO 森 健志郎
設立 :2011年10月3日
所在地 :〒150-0032 東京都渋谷区鶯谷町2-7 エクセルビル4階
事業内容:インターネットでの学びや教育を起点とした社会変革
URL:https://corp.schoo.jp/(コーポレートサイト)・https://schoo.jp/(個人向けサイト)・https://schoo.jp/biz(法人向けサイト)・https://dx.schoo.jp/(高等教育機関向けサイト)・https://note.schoo.jp(公式note)
提供元:PRTIMES