2025/12/22

『週刊文春WOMAN』2026創刊7周年記念号が本日発売! 吉永小百合が「亡き夫との51年の日々」を親友・樹木希林のひとり娘、内田也哉子に明かす

株式会社 文藝春秋 

 株式会社文藝春秋(本社:東京都千代田区紀尾井町 社長:飯窪成幸)は、『週刊文春WOMAN』2026創刊7周年記念号を本日12月22日に発売しました。

 特集は「娘たちの『実家』問題」。超高齢社会の進行を背景に、実家の担い手としての“娘たち”の存在感が高まっています。女性皇族が直面する実家問題から、団塊ジュニアの働き盛りの女性が介護離職に追い込まれている現状まで、50ページ以上にわたって考える大特集です。

『週刊文春WOMAN』2026創刊7周年記念号表紙(表紙画:香取慎吾「Question time!」)

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▪︎ 香取慎吾さんが「やることリスト」から実行したこと

 表紙を飾るのは、香取慎吾さんによる通算28作目の表紙画「Question time!」。「年齢を重ねてくると、友達と集まったときには、実家、介護……そういう話は出てきています」と語る香取さんが、今号の特集に想を得て描いたものです。 

『週刊文春WOMAN』の表紙画を通算28作描いてきた香取慎吾さん(撮影:中村力也)

 さらにインタビューでは、iPhoneのメモ帳に香取さんが15年以上書き続けているという「やることリスト」の話に。自分に課したミッションリストの中から、香取さんが最近実行したのは「突然、遠くに行ってしまった知人に手紙を書く」でした。
「20代の頃からずっと一緒に仕事していたのに、突然いなくなってしまった人がいて。人づてに聞いた話だと、コロナ禍で人生観が変わって、東京から離れたところでお仕事を始められたと。大げさにしたくないから僕には言わず、僕の事務所の社長にだけ挨拶をして去ってしまった。(中略)返事は期待してないんです。ただ『ビックリしました』から始めて、『ちょっと遠いところだからなかなか行けないと思うけど、近くに行ったときには必ず会いに行きます』と綴りました」(香取さん)


▪︎ 内田也哉子さんが母の親友・吉永小百合さんに51年の結婚生活を訊く

 内田也哉子さんがパートナーについて考える連載「Mirror River」では、日本映画界を代表するスターで今年80歳を迎えた吉永小百合さんに、昨年94歳で亡くなった夫・岡田太郎さんとの結婚生活について伺いました。

 じつは内田也哉子さんの亡き母・樹木希林さんは、吉永さんと共演をきっかけに意気投合し、吉永さんの夫・岡田太郎さんを交えて家族ぐるみで交友を深めた仲。内田さん自身も、吉永さんのことを「さゆりおばちゃん」と慕って育ちました。

グラビアでは内田也哉子さんが吉永小百合さんの仕事現場を見学(撮影:橋本篤)

 取材が行われたのは、内田さんの自宅。樹木希林さんとの二世帯住宅として建てられた家で、樹木さんの生前には吉永さんが何度もプライベートで訪れた場所です。今回もひとりで訪れた吉永さんを内田さんが迎え、ふたりきりの対談は始まりました。
内田 では、小百合さんのほうが太郎さんに心を寄せていった?
吉永 全くそうよ。
内田 全くそうなんだ(笑)。
吉永 向こうは、かわいいなとは思ってくれたみたいなんだけど、困ったんでしょう。彼は、女優の夫がディレクターだというのはよくないという考えだったから。このことについては、だいぶ後になって私に話してくれたんだけどね。それにバツイチだったからもう結婚はしないつもりだったし。でもこのままでは私がダメになると思ったから押しまくったの。太郎は「恋愛でいいんじゃないの?」と言うから、「名前を変えることが大事なんだ」と、半ば無理矢理に押し掛けた(笑)。

 語られるのは、小学6年でデビューするやたちまちスターになった女優としての人生と、80年にわたる一私人としての人生。吉永さんは人気絶頂の28歳のとき、両親の大反対を振り切って、離婚歴のある43歳テレビディレクターの岡田さんと結婚しましたが、「この人しかいないんじゃないか」と思った理由、子どもを持たないという選択、死後みつかった夫のノートの内容など、半世紀にわたる夫婦の日々がはじめて明かされます。

 また、終戦の年に生まれたがゆえの「戦後何年」という言葉への思いなど、昭和・平成・令和の3つの時代にわたって第一線で活躍をつづけるスター、吉永小百合を知るうえで必読のインタビューとなっています。

▪︎ 岡村靖幸さんとMIKIKOさんが語るPerfumeのこと、終活のこと……

 岡村靖幸さんの連載「岡村靖幸の〇〇。」には、岡村さんとは古い付き合いの演出振付家・MIKIKOさんが登場。年内での「コールドスリープ」を発表したPerfumeの全楽曲の振付を担当するMIKIKOさんが、小学5年生だったメンバー3人との出会いから今回の決断への思い、自身の人生において考えている「終活」まで、率直に語ります。

公私ともに親交の深い岡村靖幸さんとMIKIKOさん(撮影:平松市聖)

「一人の人間としての幸せに向き合うためにお休みをするという選択肢があることを、それこそ後輩に向けても提示するのは、日本の芸能界においては、なかなか稀なケースですし、『やり遂げた』感じだなって。なぜなら3人が自分たちでつくったグループだから。誰かの手によって終了させられるのではなく、自分たちで決めてほしかった。そういう意味ですごくよかったなって」 (MIKIKOさん)


▪︎ 作詞家生活55周年の松本隆さんが振り返る、忘れえぬ人々

 さらに、作詞家生活55周年を今年迎えた松本隆さんの全11ページにわたる特集も掲載。

「松本隆 紡いだことば、忘れえぬ人々。」と題した企画では、2100曲以上の作品の中から「さらばシベリア鉄道」「ガラスの林檎」、「Woman“Wの悲劇”より」「綺麗ア・ラ・モード」の4曲をセレクト。それぞれの歌詞にまつわるエピソードと、作曲を担当した大滝詠一さん、細野晴臣さん、呉田軽穂(松任谷由実)さん、筒美京平さんとの思い出を、松本さんが振り返りました。

大滝詠一さんが居候していた“日本語ロックが生まれたアパート”を56年ぶりに訪れた松本隆さん(撮影:平松市聖)

 またグラビア企画「日本語ロックが生まれたアパートで」では、1969年に松本さん(当時20歳)が盟友・大滝詠一さん(当時21歳)とともに、はっぴいえんど(松本さん、大滝さん、細野晴臣さん、鈴木茂さんがメンバーだった伝説のバンド)初のオリジナル曲「十二月の雨の日」をつくったアパートを、56年ぶりに訪問。
「とにかく足の踏み場もない部屋だった。ベッドは部屋の主が使うから、居候だった彼(大滝詠一さん)はコタツで寝起きしてたと思う。あの日もコタツでグーグー寝てたから」(松本さん)

 松本さんが大学ノートに書いた直筆の「十二月の雨の日」の詞の貴重な写真も掲載しています。

▪︎ 【週刊文春WOMAN 2026創刊7周年記念号 目次】

特集 娘たちの「実家」問題/吉永小百合が内田也哉子に語る「亡き夫との51年」/ジェーン・スー×大久保佳代子“介護未満の親”と“未婚の娘”/MIKIKO「Perfumeとの26年」




▪︎ 『週刊文春WOMAN』とは

いつもの女性誌には載ってないこと。
いつもの週刊文春にも載ってないこと。

3月、6月、9月、12月の20日頃に発売する季刊誌です。

「世の中で起きていることの本質を自分の目と耳でとらえ、自分の足で生きる道を切り開いていきたいと願う、大人の女性のための雑誌」として、2018年12月29日に『週刊文春』の女性版として創刊。創刊1周年を迎えた2019年12月より、年4回発行に。

▪︎ 掲載誌情報

雑誌名:『週刊文春WOMAN』2026創刊7周年記念号
発売日:2025年12月22日
定 価:770円(税込)
出版社:株式会社文藝春秋
目次URL:https://bunshun.jp/articles/-/84446

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提供元:PRTIMES

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