【全国2位!鹿児島市のカレー消費量急増の謎】カレー大學が「黒豚カレー文化」との関連性を研究報告します!キーワードは、鹿児島ならではの「黒豚」!そしてその価値を可視化した専用カレーの存在を知ってますか?
株式会社 カレー総合研究所総務省の家計調査で鹿児島市がなんと!全国2位(数量ベース) なぜ今、鹿児島市民はカレーをたくさん食べるようになったのか?
株式会社カレー総合研究所(東京都渋谷区、代表:井上岳久)は、鹿児島市のカレー消費量の急増の謎を解明しました。カレー大學による調査研究の結果、総務省家計調査で数量ベース全国2位にランクインした背景には、鹿児島ならではの「黒豚カレー文化」と、黒豚の価値を可視化した専用カレーの存在であると結論づけました。
鹿児島市のカレー消費量が全国上位にランクイン
総務省の家計調査年報(2022年~2024年平均)で、鹿児島市のカレー消費量が数量ベースで全国2位、金額ベースで9位にランクイン。近年、鹿児島市において家庭のカレー消費量が急増している現象の背景を解明するため、カレー大學は現地の卒業生とともに一般家庭などにヒヤリングし情報収集、調査分析をしました。研究成果を得ることができたので報告します。カレー大學による研究結果
「黒豚カレー文化」がカレー消費量増加の鍵
調査の結果、鹿児島市でカレー消費量が急増している主な理由として、
一般家庭に黒豚を使ったカレーが浸透していることが要因と判明しました。
黒豚カレーはなぜ鹿児島の家庭で定着したのか?
2010年代から黒豚を使用したレトルトカレーが続々と販売され、続いて黒豚のポテンシャルを活かす調理型であるカレールウが地元の企業で発売したことから、「黒豚のカレー」が特別な味であることとそのお得感に気付きました。この現象が鹿児島市の消費促進に大きく寄与していると思われます。
鹿児島で黒豚カレーが定着した3つの要因
1. 価格優位性:産地だからこそのリーズナブルな黒豚
全国では高級肉として高額な黒豚が、生産地・鹿児島では非常にリーズナブルに入手可能。この価格差により、家庭で黒豚を日常的にカレーの食材として使用することを経済的に実現している。
2. 味覚的優位性:黒豚の濃厚な旨味がカレーを格上げ
黒豚は通常の豚肉と比べ、濃厚なコクと深い旨味を持つ。通常の豚肉を黒豚に置き換えるだけで、カレー全体の味わいを格段に向上。特別な調理技術なしで、家庭で本格的な美味しさのカレーが完成する。
3. 無意識の日常化の顕在化:特別さに気付かなかった鹿児島市民が気付く
鹿児島市民にとって黒豚カレーは「当たり前」で、他地域では高級食材である黒豚を日常食材として使っていた。質の高いカレーを日常的に食べていながら、それが特別であることに気付いていなかったが、このことに近年、気付いた。
■鹿児島市のカレー消費量が全国上位にランクイン
総務省の家計調査年報(2022年~2024年平均)において、鹿児島市のカレー消費量が数量ベースで全国2位、金額ベースで9位にランクインしました。近年、鹿児島市において家庭のカレー消費量が急増しており、その理由について注目が集まっています。
■カレー大學が現地調査を実施
この現象の背景を解明するため、カレー大學は現地の卒業生とともに情報収集・分析を行い、一定の研究成果を得ることができましたので、ここにご報告いたします。
研究結果:「黒豚カレー文化」が消費量増加の鍵
調査の結果、鹿児島市でカレー消費量が急増している主な理由として、黒豚を使ったカレーが一般家庭に浸透していることが明らかになりました。
■鹿児島で黒豚カレーが定着した要因
1. 価格優位性:産地だからこそのリーズナブルな黒豚
全国的には高級肉として高額で販売されている黒豚ですが、生産地である鹿児島では非常にリーズナブルな価格で入手できます。この価格差により、鹿児島の家庭では黒豚を日常的にカレーの食材として使用することが経済的に可能となっています。
2. 味覚的優位性:黒豚の濃厚な旨味がカレーを格上げ
通常の豚肉と黒豚を食べ比べると、黒豚には明確な違いがあります。黒豚は濃厚なコクと深い旨味を持ち、特にしゃぶしゃぶなどで食べ比べるとその差は顕著です。一般的なカレーは玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、肉を中心に作られますが、通常の豚肉を黒豚に置き換えるだけで、カレー全体の味わいが格段に向上します。この旨味豊かな黒豚をカレーに使用することで、特別な調理技術がなくても、家庭で本格的な美味しさのカレーが完成するのです。
3. 無意識の日常化の顕在化:特別さに気付かなかった鹿児島市民が気付く
鹿児島市民にとって、黒豚をカレーに使うことは「当たり前」でした。他地域では高級食材である黒豚が、鹿児島では日常食材として扱われていたため、自分たちが食べているカレーが特別に美味しいという認識がありませんでした。つまり、質の高いカレーを日常的に食べていながら、それが特別であることに気付いていなかったのです。このことに近年、気付いたのです。
■転機は黒豚専用カレールウの登場が認識を変えた
2018年、七呂建設が「黒豚に合うカレーシリーズ」を発売
この状況を大きく変えたのが、2018年に七呂建設が発売した「黒豚に合うカレールウ」、そしてその後に販売された黒豚を使用したレトルトカレーです。
この商品展開には以下の3つの重要な意味がありました。
1. 価値の可視化:黒豚専用のカレールウという商品が登場したことで、「黒豚でカレーを作ること」が特別な調理法であると市民が認識するようになりました。
2. 味の最適化:通常のカレールウでも黒豚は十分に美味しく食べられますが、黒豚特有の旨味と甘みを最大限に引き立てるように開発されたカレールウにより、黒豚カレーの美味しさがさらに向上しました。「黒豚」でカレーがより美味しくなることに気付きカレーへの意欲が高まりました。
3. 地域文化の再認識:商品の販売とプロモーションを通じて、「黒豚カレー」の美味しさが市民および鹿児島県内で広く知られるようになりました。鹿児島市民は、自分たちが日常的に食べているカレーが、実は他地域では簡単に再現できない特別なものであることに気付いたのです。
■結論として、黒豚カレーの出現で無意識から意識化へ-認識の変化が消費を拡大
もともと高品質なカレーを日常的に食べていた鹿児島市民が、その特別さに気付いたことで、カレーに対する価値認識が変化し、結果として消費量が増加したと結論づけられます。
地域特有の食材と、それを活かす商品開発が結びつくことで、潜在的な食文化が顕在化し、消費行動にも影響を与える好事例と言えるでしょう。
■ 鹿児島市のカレー消費量が全国上位にランクイン
総務省の家計調査年報(2022年~2024年平均)において、鹿児島市のカレー消費量が数量ベースで全国2位、金額ベースで9位にランクインしました。
近年、鹿児島市において家庭のカレー消費量が急増しており、その理由について注目が集まっています。
■ カレー大學が現地調査を実施
この現象の背景を解明するため、カレー大學は現地の卒業生とともに情報収集・分析を行い、一定の研究成果を得ることができました
<従来> 鹿児島では…
1. 価格優位性: 産地だからこそのリーズナブルな黒豚…全国的には高級肉として知られてい
る黒豚。生産地の鹿児島では非常にリーズナブルな価格で入手可能
2.味覚的優位性: 黒豚の濃厚な旨味がカレーを格上げ …通常の豚肉を黒豚に置き換えるだ
けで、カレー全体の味わいが格段に向上
3.無意識の日常化: 特別さに気づかなかった鹿児島市民 …他地域では高級食材である黒豚が、
鹿児島では日常食材として扱われていたため
カレー大學の結論
もともと高品質なカレーを日常的に食べていた鹿児島市民が、その特別さに気付いたことで、カレーに対する価値認識が変化し、結果として消費量が増加したと結論づけられます。
地域特有の食材と、それを活かす商品開発が結びつくことで、潜在的な食文化が顕在化し、消費行動にも影響を与える好事例と言える。
< 参考資料 >
七呂建設の「黒豚に合うカレーシリーズ」■黒豚を美味しく食べるカレーの素 (カレールウ)
鹿児島の誇る名物「黒豚」の味の特徴を最大限に引き出した、特製カレールウ。
コクのある黒豚に合わせたスパイスの配合と味付けとなっており、黒豚の旨さ
を十分に引き出すルウのバランスが絶妙です。アレンジ料理にも使いやすい
フレークタイプ。化学調味料、合成着色料など一切使わず、お子さまでも安心
して食べることのできる、体にやさしいまろやかなカレーに仕上がる
■鹿児島・黒豚プレミアムなキーマカレー(レトルトカレー)
鹿児島黒豚と果実野菜の2つの甘みが混じわったコク深い味わいの甘みと
自家製のスパイシーなカレーが加わり、甘みのある中からスパイシーさを
感じる逸品。後味がすっきりとしたカレー。
七呂建設は、1960年創業、鹿児島県で最も多くの住宅を手がける住宅メーカー。
鹿児島県内で注文住宅完工棟数No.1を誇る実績と、ZEH基準を標準とする高い省エネ性能に加え、摩擦減震システムや家庭用核シェルター「PEACE ROOM」などの独自オプション、さらには代表の著書『災害に強い家はこうつくる』(帯文:隈研吾氏)を通じた啓発活動によって、「地震・災害大国日本で、家族の生命と財産を守り抜く」
という住宅の本質的な価値を追求し、地域社会に安心と
新たなライフスタイルを提案し続けている、地方ビルダーの枠を
超えた革新企業です。
■カレー総合研究所とは
「カレー総合研究所」は、横濱カレーミュージアムの責任者兼プロデューサーを務めたカレー研究の第一人者、
井上岳久が中心となり、2007年3月に設立。日本人の国民食とまで言われているカレー文化をさらに盛り上げ、カレー文化の発展、さらにはカレーを通じた日本の食文化全体の向上を図ることを目的とした機関です。広範囲にわたる調査を基に、カレーの最新トレンドを的中させる分析力には、マスメディアや飲食業界でも定評があります。
カレーの商品/メニュー開発や飲食店/イベント企画/まちおこしのプロデュース、マスコミ向けのカレー情報提供、
番組/雑誌特集企画の立案・サポート、全国有名カレー店の料理人や料理研究家の派遣事業、カレーの料理教室/その他講演・講習の開催といった様々な事業をこれまでに展開。料理で家族や地域のつながりを深める「家カレー向上プロジェクト」も大きな賛同を集めています。カレープロフェッショナル育成機関のカレー大學を運営している。
革新的でありながら、まだ世の中に知られていないカレー商品やカレー店を表彰する「カレー・オブ・ザ・イヤー」は2017年に創設し、新たなカレートレンド誕生の場として定着しています。
今後も、カレーを中心とした食にまつわる、様々なコンサルティングビジネスを展開することによって、
日本人とカレーとの結びつきをもっと強めていきたいと考えております。
2014年にカレー大學を開校し、多くのカレーのプロフェッショナルを育成しています。
また、カレーに関して様々な研究を展開しています。
★カレー総合研究所の詳細に関しては、ホームページをご覧ください
カレー総合研究所 http://www.currysoken.jp/
提供元:PRTIMES