日豊高速運輸のトラックドライバー専門eラーニングサービス「eDriver」事例が「SUCCESS STORY AWARD 2025」採用DX部門で受賞
learningBOX 株式会社人材不足や安全教育課題から生まれたeラーニングが、物流業界全体の人材育成を支える仕組みに
learningBOX株式会社(本社:兵庫県たつの市、代表取締役:西村 洋一郎)が提供するクラウド型eラーニングシステム「learningBOX」を活用した、愛知県の日豊高速運輸株式会社(以下、日豊高速運輸)のトラックドライバー専門のeラーニングサービス「eDriver(イードライバー)」の導入事例が、株式会社クリエイティブバンク(「デジタル化の窓口」運営)主催の「SUCCESS STORY AWARD 2025」採用DX部門において、アワードを受賞しました。
本事例は、物流業界が抱える人材不足や安全教育の課題に対し、自社内の取り組みにとどまらず、教育コンテンツを同業他社にも提供するeラーニング事業を立ち上げ、業界全体の底上げを目指している点が高く評価されました。
SUCCESS STORY AWARD 2025 について
「SUCCESS STORY AWARD 2025」は国内のSaaS / ITサービス導入事例のうち、特に際立った成果をあげた取り組みを表彰するアワードです。導入実績だけではなく、導入後にどのような成果を生み出し、企業の生産性の向上、DXに貢献したのかに焦点を当て、全9部門にアワードが贈られるものです。そのうち、採用DX部門で日豊高速運輸の導入事例がアワードに選出されました。
▼SUCCESS STORY AWARD 2025の詳細はこちら
https://digi-mado.jp/success-story-award-2025/
物流業界が直面する構造的課題
運送業では、安全運転講習や事故防止、コンプライアンスに関する法定研修が義務付けられており、ドライバー一人ひとりに必要な教育を漏れなく実施することが重要です。日豊高速運輸でも、忙しい運行スケジュールの合間に集合研修を設定し、資料配布や受講状況の管理を行ってきましたが、業務負荷が大きいことが課題でした。さらに近年は外国人ドライバーの雇用ニーズも高まり、多様なバックグラウンドを持つ人材に対し、同じ水準の研修を分かりやすく届ける手段が求められていました。
日豊高速運輸の取り組み
こうした状況を受け、日豊高速運輸は「learningBOX」を研修基盤として採用し、トラックドライバー専門のeラーニングサービス「eDriver」を立ち上げました。従来紙や集合形式で行っていた法定研修の内容をオンライン教材として再構成し、運行の合間でも受講できる学習環境を整備。動画やスライド、テストを組み合わせることで、理解度の確認まで一体的に行えるようにしました。
また、運送業に特化した独自教材としてブラッシュアップを重ねることで、社内研修だけでなく、同業他社にも提供できるBtoB向けコンテンツとして展開しています。
eラーニング事業立ち上げによる社会的インパクト
「learningBOX」の導入により、トラックドライバー研修は「必要なタイミングで、必要な内容をオンラインで受講できる」形へと変わりました。管理側は受講状況やテスト結果をシステム上で把握できるようになり、法定研修の実施状況の確認や記録の保管がスムーズになっています。さらに、運送業界の実務に即した独自コンテンツは業界関係者の間でも注目を集めるなど、自社の安全教育ノウハウを新たな価値として発信するきっかけにもなりました。
※法定研修…貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条および国土交通省告示第1366号に基づき、事業者がドライバーに対して実施しなければならない安全教育の「法定12項目」のことを指します。この教育は、年間を通じて計画的に実施することが義務づけられており、運送業における安全管理の基盤を形成する重要な制度です。
このように、本取り組みは、「自社の成功事例」にとどまらず、業界全体へ波及する社会的価値を生み出している点が大きな特長です。
▼SUCCESS STORY AWARD 2025「learningBOX」詳細ページはこちら
https://digi-mado.jp/success-story-award-2025/learningbox/
導入事例詳細はこちら
https://learningbox.online/casestudy/casestudy20250319/
トラックドライバー専門のeラーニングサービス「eDriver」の詳細はこちら
https://edriver-nippo.com/
株式会社エヌ・ピー・ロジ 取締役事業開発部長 出口皓士 氏
(現在は日豊高速運輸のグループ会社エヌ・ピー・ロジにて、eDriverの開発、運営、販売を行なっています)
運送会社にとって「安全」と「研修」は最も重要なテーマでありながら、日々の業務に追われ、十分な時間や人手を割けないのが実情です。日豊高速運輸も、かつては同じ課題を抱える運送会社の一つでした。
そんな中でlearningBOX社とお話する機会をいただき、「eDriver」という名称で動画教材の充実とeラーニング環境の整備に取り組みました。その結果、いつでも・どこでも・誰もが一定の質で学べる研修環境を実現し、研修にかかるコストの大幅な削減と受講率の飛躍的な向上を同時に達成することができました。
現在は「eDriver」を、単なるeラーニングにとどまらない「安全教育プラットフォーム」として事業化し、対面研修なども組み合わせながら、「事故ゼロ」に直結する教育を展開しています。eDriverは研修を「後回しにされがちな業務」から「継続できる仕組み」、さらには「事故削減のために欠かせない取り組み」へと変えることで、安全教育の定着を支援するサービスです。今後も人材育成と事故削減の両面から、運送業界の発展と事故のない社会の実現に貢献してまいります。
日豊高速運輸について
日豊高速運輸は愛知県刈谷市および豊田市に拠点を構え、創業より50年以上の運送実績を活かし、迅速かつ安心・安全な物流ネットワークを展開しています。自動車部品を中心に、幅広い輸送品目を取り扱っています。
■会社概要
会社名:日豊高速運輸株式会社
所在地:〒448-0813 愛知県刈谷市小垣江町西高根206番地1
代表 : 出口達也
設立 : 1974年4月10日
URL : https://www.nippo-exp.co.jp/index.html
eラーニングシステム「learningBOX」(ラーニングボックス)について
価格と使いやすさにこだわった、eラーニングシステム「learningBOX」を開発・運営するlearningBOX株式会社は、兵庫県の南西部に位置する「たつの市」に本社を構えるEdTech企業です。「learningBOX」は、専門的なIT知識がなくても直感的に操作できるデザイン設計で、教材の作成・管理、学習者の進捗や成績の管理がスムーズに行えます。登録者数85万人以上、利用企業数1,600社以上(2025年8月末日時点)に達しており、検定・資格試験、社員研修、学校・塾など、業界・業種を問わず、多様な用途で多くのユーザーの皆さまにご活用いただいています。
▼learningBOXの詳細はこちら
https://learningbox.online/
■会社概要
会社名:learningBOX株式会社
所在地:〒679-4129 兵庫県たつの市龍野町堂本216-1
代表 :西村 洋一郎
設立 :2012年7月23日
URL :https://learningbox.co.jp/
【本リリースに関するお問合せ先】
learningBOX株式会社 広報担当 佐藤
https://learningbox.co.jp/contact/
提供元:PRTIMES