スタッフの挑戦が、医療の未来を変える。医療法人社団勝榮会がホワイト企業認定を取得― エネルギーに満ちた「理念×教育」経営の真価とは
一般財団法人 日本次世代企業普及機構離職率の高さ、長時間労働、人材不足…。医療業界の課題に、「理念を文化に、教育を資産に」変えてきたクリニックがある。医療法人社団勝榮会は、2025年12月ホワイト企業認定を取得。
一般財団法人日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)が運営する「ホワイト企業認定」は、国内で唯一の総合的な企業評価制度です。
本認定は、「ブラックではない企業」ではなく「家族や社会に応援され、次世代に残していきたい企業」を対象としています。
ビジネスモデルや人財育成、柔軟な働き方、ダイバーシティ、健康経営、労働法遵守など、実に70項目に及ぶ厳格な審査基準をもとに総合評価を行い、2025年12月時点で累計621社がこの認定を取得しています。
そして、2025年12月1日付で医療法人社団勝榮会が新たにホワイト企業認定を取得いたしました。
“地域の総合病院”へと成長。理念と教育で組織を支える医療法人
医療法人社団勝榮会は、2013年にパートスタッフ5名で開業。現在では17名の医師を含む約70名のスタッフが在籍し、呼吸器・循環器・皮膚科・精神科・外科など多診療科を展開。1日200~300名の外来診療、560名超の在宅患者を支える“地域の総合医療拠点”として存在感を高めています。
この組織拡大の背景には、「教育は最大の投資」「理念は文化である」という明確な方針があります。
理念を“言葉”で終わらせず、“共通言語”として機能させるため、診療時間を短縮してでも学びの場を優先。
教育と理念を連動させた「成長が評価される仕組み」によって、スタッフの挑戦意欲と自立性を高めています。
「教育と理念に妥協しない」--原体験から生まれた経営哲学
理事長・入谷 栄一氏が掲げるミッションは、「医療業界を学生たちが憧れる職業にする」こと。
幼少期に喘息で苦しみ、「医師の言葉に救われた経験」がある入谷氏は、「人を診る医療」だけでなく「人を育てる医療」にも情熱を注いできました。
スタッフが幸せでなければ、患者を幸せにはできない。だから私たちは“教育”と“理念”に妥協しない。
――その姿勢は、働く一人ひとりが“選べる人生”を手に入れる組織文化へと昇華しています。
“理念×多様性”で切り拓く、次世代医療組織のかたち
次なる挑戦は、「多様性と理念の融合」。
すでにミャンマー出身の事務部門トップをはじめ、内定者学生から新卒、中途採用外国人スタッフまでが活躍しており、今後は多文化共通の理念教育モデルを構築中。
理念ブック「SGMB(勝榮会グループモラルブック)」は行動・評価・目標すべてを可視化する仕組みとして進化しています。
勝榮会が描く未来は、“理念が人を育て、組織を超えて社会に届く世界”。
“診療だけでなく、医療の在り方そのものに挑む組織”としての存在感を強めています。
医療法人社団勝榮会 代表 入谷氏の想いと挑戦
医療法人社団勝榮会 理事長 入谷 栄一 氏
「患者数より、スタッフの成長数を目指す」私たちの目標は“患者数”ではなく“スタッフの成長数”です。
教育を軽視しない経営が、働く人の人生を変え、結果的に社会を変える。
ホワイト企業認定は、その信念が形になった証であり、これからの挑戦の出発点です。
理念を実行可能な仕組みに落とし込み、挑戦と安心が共存する職場づくりを実現してきた、医療法人社団勝榮会。
その取り組みの詳細や、現場の熱量は、以下のインタビュー記事でも紹介されています。
インタビュー記事はこちら
スタッフの成長と挑戦できる環境作りに妥協しない、エネルギー溢れる「内科クリニック」
ホワイト企業認定は、同社の「スタッフの幸せが患者の幸せにつながる」という信念に共感し、この挑戦を力強く後押ししています。
会社概要 社名 :医療法人社団勝榮会
本社所在地:東京都杉並区和泉4丁目51−6 フォンティーヌ杉並1階
理事長 :入谷 栄一
HP :https://shoeikai.co.jp/
事業内容 :外来診療(呼吸器・消化器・循環器・皮膚科)、訪問診療(365日対応)、健康診断・企業向け健診サービス
企業情報
ホワイト企業認定とは
「はたらく」が楽しい社会づくり一般財団法人 日本次世代企業普及機構(ホワイト財団)が定義する「ホワイト企業」とは、世間で言われる「ブラック企業ではない企業」ではなく、「家族や社会に応援され、次世代に残していきたい企業」を指します。
認定基準に基づき、社員が家族から「いい会社で働けてよかったね」と言ってもらえる企業を「ホワイト企業」として認定しています。また、働くすべての人が個性や特性を活かし、活気に満ちた創造的な働き方を実現できる環境を推進し、「はたらく」が楽しい社会の実現を目指しています。
日本で唯一「総合評価の認定」
1,000社以上の調査を通じて、企業のホワイト化に向けた70項目の設問を作成。この設問を7つの項目に分けて、企業の取り組みの有無を確認し、認定を付与しています。
ホワイト企業認定は、単一の取り組みにとどまらず、総合的に人事制度や企業の取り組みを評価・判断するものであり、この認定を実施しているのは日本唯一の認定組織です。
2025年12月時点で、累計621社が認定を取得しています。
【審査基準】ビジネスモデル/生産性、柔軟な働き方、健康経営、人材育成/働きがい、ダイバーシティー&インクルージョン、リスクマネジメント、労働法遵守
ホワイト企業認定の詳細
提供元:PRTIMES