2025/12/25

「盲ろうコミュニケーション・キャンパス」 新宿で開催!

認定NPO法人東京盲ろう者友の会 

~ 見えなくても、聞こえなくても、伝え合う世界を体験する1日 ~

認定NPO法人東京盲ろう者友の会(東京都新宿区)は、視覚と聴覚の両方に障害のある「盲ろう」の世界を、映画・講演・体験ワークショップを通して多角的に学ぶイベント「盲ろうコミュニケーション・キャンパス ~見えない・聞こえない世界を“自分ごと”に~」を、2026年2月11日(水・祝)に開催します。
本イベントは、単なる知識提供にとどまらず、「感じる」「考える」「体験する」ことを通して、盲ろう者のコミュニケーションや暮らしを立体的に理解することを目的としています。会場は、新宿区内の2会場(牛込箪笥区民ホール/東京都盲ろう者支援センター)を使用し、感動と学び、両方を得られる構成となっています。

「盲ろうコミュニケーションキャンパス」チラシ

世界初の盲ろう者の大学教授、その人生を描いた映画と“生の声”
A会場(牛込箪笥区民ホール)では、世界で初めて盲ろう者の大学教授となった福島智氏(東京大学特任教授)と母・令子さんの実話をもとにした映画「桜色の風が咲く」を上映します。
上映後には、福島氏ご本人が登壇
視力と聴力を失いながらも学び続け、研究者として歩んできた経験、そして「人と人がつながることの意味」を語ります。


映画「桜色の風が咲く」

福島智氏

「わからない」から始まる、コミュニケーション体験
B会場(東京都盲ろう者支援センター)では、来場者が実際に参加できる体験型プログラムを多数実施します。
- アイマスク・耳栓を用いた盲ろう疑似体験
- 触手話・弱視手話、点字・指点字などのコミュニケーション体験
- 盲ろう児の療育や手話、指点字をテーマにしたミニセミナー
- 支援機器・便利グッズの体験
- パネル展示、フォトスポット

「どう伝えるのか」「どう受け取るのか」を身体で感じることで、支援とは何か、コミュニケーションとは何かを問い直す場となっています。

触手話

指点字

若年層の参加が、未来の支援を支える
本イベントは、大学生・専門学校生をはじめ、福祉・教育・看護・心理分野を学ぶ学生、そして盲ろう者支援に関心のある一般の方を主な対象としています。
近年、盲ろう者を支える「通訳・介助者」の若年層が急激に減少しており、将来にわたる支援体制の維持が大きな社会課題となっています。
本企画は、そうした背景を踏まえ、「知る」から「関わる」への第一歩を後押しする場として位置づけられています。

この事業は令和7年度 独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業を受けて実施します。

【開催概要】

日時:2026年2月11日(水・祝)10:30~16:30
会場
 A会場:牛込箪笥区民ホール(新宿区箪笥町15)
 B会場:東京都盲ろう者支援センター(新宿区岩戸町4番地 87ビルディング岩戸町2階)
参加費:無料(事前申込制/一部当日参加可・定員あり)
主催:認定NPO法人 東京盲ろう者友の会
公式サイトhttp://www.tokyo-db.or.jp/campusdb2026

【お問い合わせ】

認定NPO法人 東京盲ろう者友の会
〒162-0832 東京都新宿区岩戸町4番地 87ビルディング岩戸町2階
TEL:03-6228-1282(平日9:30~17:00)
E-mail:tokyo-db@tokyo-db.or.jp

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提供元:PRTIMES

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