投資経験5年以上の個人投資家の75%以上が投資判断にAIを活用していない!野村インベスター・リレーションズ株式会社が「個人投資家の投資判断に関する実態調査」を実施!
野村インベスター・リレーションズ 株式会社
野村インベスター・リレーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:林 隆博)は、投資経験5年以上の個人投資家(20代~70代の男女)を対象に「個人投資家の投資判断に関する実態調査」を実施しました。この調査から、投資経験5年以上の個人投資家の投資判断の際に参考にする情報源や重視する指標、投資判断におけるAIの活用実態などが明らかになりました。
<背景>
新NISA制度の開始と日経平均株価の史上最高値更新が相まって、老後資金の形成やインフレ対策を
目的とした資産運用の機運はかつてない高まりを見せています。一方で、インターネットやSNS上には専門家の見解からインフルエンサーの意見まで多種多様な情報が氾濫しており、個人投資家は膨大な
情報の中から真偽を見極める必要に迫られています。しかし、実際に個人投資家が「どの情報を信頼し」「何を重視して投資判断を下しているのか」という実態は、十分に明らかになっていませんでした。そこで、野村インベスター・リレーションズ株式会社は、投資経験5年以上の個人投資家を対象に「個人投資家の投資判断に関する実態調査」を実施しました。
<調査サマリー>
・投資経験5年以上の個人投資家の主な投資対象の金融商品は、「株式」や「投資信託・ETF」
・投資経験5年以上の個人投資家が投資判断の際に参考にする情報源トップ3は、1位「ニュース・
メディアからの情報」、2位「自身の分析・経験」、3位「サイト上で公開されている企業のIR情報」
・投資経験5年以上の個人投資家が投資判断の際に最も信頼している情報源は「金融機関・専門家からの情報」
・投資経験5年以上の個人投資家の75%以上が投資判断にAIを活用していない
・投資経験5年以上の個人投資家の約3人に1人が、投資判断の際に「成長性・将来性」を最も重視している
・投資したくなる企業の主な特徴は「不祥事がなく、透明性が高いこと」や「個人的に好きな製品・
サービスを提供していること」
<調査概要>
調査期間:2025年12月9日~12月11日
調査方法:インターネット調査
調査対象:投資経験5年以上の個人投資家(20代~70代の男女)
調査人数:331名
モニター提供元:RCリサーチデータ
投資経験5年以上の個人投資家の主な投資対象の金融商品は、「株式」や「投資信託・ETF」
まず、「あなたの投資対象の金融商品はどれか」を尋ねる設問への回答では、1位が「株式」で
72.2%、2位が「投資信託・ETF」で63.1%、3位が「債券」で18.1%という結果になりました。
この結果から、投資経験5年以上の個人投資家の主な投資対象の金融商品は、「株式」や「投資信託・
ETF」であることが判明しました。
投資経験5年以上の個人投資家が投資判断の際に参考にする情報源トップ3は、1位「ニュース・メディアからの情報」、2位「自身の分析・経験」、3位「サイト上で公開されている企業のIR情報」
次に、「あなたが投資判断の際に参考にする情報源はどれか」を尋ねる設問への回答では、1位が「ニュース・メディアからの情報」で50.8%、2位が「自身の分析・経験」で43.8%、3位が「サイト上で公開されている企業のIR情報」で36.3%という結果になりました。この結果から、投資経験5年以上の個人投資家の半数以上が投資判断の際に「ニュース・メディアからの情報」を参考にしていることが明らかになりました。
投資経験5年以上の個人投資家が投資判断の際に最も信頼している情報源は「金融機関・専門家からの情報」
続いて、「あなたが投資判断の際に最も信頼している情報源はどれか」を尋ねる設問への回答では、1位が「金融機関・専門家からの情報」で21.8%、2位が「自身の分析・経験」で20.6%、3位が「ニュース・メディアからの情報」で20.2%という結果になりました。この結果から、投資判断の際に最も信頼している情報源は「金融機関・専門家からの情報」であることがわかりました。
投資経験5年以上の個人投資家の75%以上が投資判断にAIを活用していない
また、「あなたは投資判断にAIをどのように活用しているか」を尋ねる設問への回答では、1位が「AIは活用していない」で75.5%、2位が「情報収集の効率化ツールとして利用している」で12.1%、3位が「セカンドオピニオンとして参考にしている」で9.7%という結果になりました。この結果から、投資経験5年以上の個人投資家の75%以上が、投資判断にAIを活用していないことが明らかになりました。
投資経験5年以上の個人投資家の約3人に1人が、投資判断の際に「成長性・将来性」を最も重視している
次に、「あなたが投資判断の際に最も重視する指標や要素はどれか」を尋ねる設問への回答では、1位が「成長性・将来性」で32.3%、2位が「経済・市場環境」で19.0%、3位が「財務・業績指標」で15.7%という結果になりました。この結果から、投資経験5年以上の個人投資家の約3人に1人が、投資判断の際に「成長性・将来性」を最も重視していることが判明しました。
投資したくなる企業の主な特徴は「不祥事がなく、透明性が高いこと」や「個人的に好きな製品・サービスを提供していること」
調査の最後、「あなたが投資したくなる企業の特徴」を尋ねる設問への回答では、1位が「不祥事がなく、透明性が高い」で41.1%、2位が「個人的に好きな製品・サービスを提供している」で40.2%、3位が「企業理念やビジョンに共感できる」で33.2%という結果になりました。また、4位以降も回答率30%を超える回答が複数並ぶ形となり、この結果から、投資したくなる企業の特徴は多岐にわたることがわかりました。
<まとめ>
今回の調査により、投資経験5年以上の個人投資家の主な投資対象の金融商品は、「株式」や「投資信託・ETF」であり、投資判断の際に参考にする情報源トップ3は、1位「ニュース・メディアからの
情報」、2位「自身の分析・経験」、3位「サイト上で公開されている企業のIR情報」であることが明らかになりました。
一方、投資判断の際に最も信頼している情報源は「金融機関・専門家からの情報」であることが判明しました。
また、投資経験5年以上の個人投資家の75%以上が、投資判断にAIを活用しておらず、投資経験5年
以上の個人投資家の約3人に1人が、投資判断の際に「成長性・将来性」を最も重視していることが
わかりました。
加えて、投資したくなる企業の主な特徴は「不祥事がなく、透明性が高いこと」や「個人的に好きな
製品・サービスを提供していること」であることが明らかになりました。
このような、信頼できる情報源から企業の成長性や透明性を確かめたいというニーズに対して、
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調査実施会社
野村インベスター・リレーションズ株式会社
所在地:〒100-8130 東京都千代田区大手町二丁目2番2号アーバンネット大手町ビル13階
代表取締役社長:林 隆博
事業内容:IR活動の実行支援コンサルティング、投資家へのコミュニケーション活動のサポート、
会社説明会の設営、IR関連ツール(印刷物・映像等)の制作
URL:https://www.nomura-ir.co.jp/ja/index.html
提供元:PRTIMES