2025/12/25

トライアンフ・ファクトリー・レーシング、450SXにジョーダン・スミスとオースティン・フォークナーの参戦を正式発表

トライアンフモーターサイクルズジャパン 株式会社 

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(本社:東京都港区海岸 代表取締役社長:大貫陽介)は、AMAスーパークロス450クラスに、ジョーダン・スミスとオースティン・フォークナーがトライアンフ・ファクトリー・レーシングのライダーとして出場することをお知らせいたします。



トライアンフ・ファクトリー・レーシングは、AMAスーパークロス450クラスへの待望の初参戦に向けて準備を進めており、ジョーダン・スミスとオースティン・フォークナーがチームのライダーとして出場します。スミスは肩の手術後の回復の最終段階にある一方で、フォークナーはTF 450-Xを駆り、少なくとも開幕から6戦にわたり450SXクラスに参戦する予定です。2026年シーズンは、2026年1月10日にカリフォルニア州アナハイムのエンゼル・スタジアムで開幕します。



スミスは2025年シーズン、トライアンフ・ファクトリー・レーシングで力強い1年目を送り、トライアンフにとって初となる250SXメインイベント優勝を含む成果を挙げました。30歳となるスミスは、チームとともにキャリアの次のステップとして450SXクラスへ参戦することに意欲を示していました。しかし、SMX最終戦で負った肩の負傷により手術が必要となり、TF 450-Xでのデビューは延期となりました。ジョーダンは完全に回復し、レースペースに戻り次第復帰予定で、シリーズ第7戦となるテキサス州アーリントン大会での復帰が見込まれています。



来季に向けた準備の一環として、フォークナーは将来的な450クラス参戦を見据え、TF 450-Xで数日間のテスト走行を行いました。ミズーリ州出身のフォークナーは、この大排気量マシンにすぐに順応し、その適応力を受けてチームと協議のうえ、450SXの開幕数戦に参戦することが決定しました。なお現在の計画では、スミスの復帰に合わせてフォークナーはTF 250-Xに戻り、250SXイーストディビジョンに参戦する予定です。

スミスとフォークナーのAMA 450SXスーパークロスシリーズ参戦は、オフロード競技参戦3年目を迎えるトライアンフにとって、新たな章の幕開けとなります。また、ミッケル・ハーラップも2026年にトライアンフ・ファクトリー・レーシングからTF 450-Xで参戦予定で、5月に開幕するプロ・モトクロス選手権に挑みます。デンマーク出身のハーラップは、2戦を欠場しながらも2025年の250クラス最終ランキングで6位を獲得しました。来夏のレース参戦と並行して、ハーラップは2027年のMXGP復帰に向け、450マシンの開発も継続していく予定です。

チームのラインアップを完成させるのはジャレク・スウォールです。負傷から復帰したスウォールは、250SXイーストディビジョンでの活躍に向けて強い決意を新たにしています。過去2シーズンにわたりTF 250-Xで高いスピードを示してきたほか、プロ・モトクロスにおいてトライアンフ初の表彰台を獲得するなど実績を残してきました。フロリダ出身のスウォールは、2月末に開幕するレースでの力強いカムバックに自信を見せており、トップ争いに加わることを目標としています。

▼ジョーダン・スミス
「来シーズン、450クラスにステップアップし、トライアンフ・ファクトリー・レーシングとしてレースに参戦できることをとても楽しみにしています。250クラスでは十分な時間を過ごし、多くの良い結果を残すことができました。その経験とライディングを、450クラスでもしっかり活かせると思っています。チームとともにバイク開発に取り組み、良い走りを見せられるのが今から待ちきれません。残念ながら、ラスベガスでのプラクティス中のクラッシュで肩を脱臼し、ローテーターカフと関節唇の修復手術が必要となりました。現在は毎日リハビリに取り組んでおり、経過は順調ですが、レース復帰はアーリントン戦からになる予定です。シーズン開幕から参戦できないのは本当に悔しいですし、トライアンフにとっても、自身のキャリアにとっても重要な節目となるタイミングなだけに残念な気持ちはあります。それでも、再びコースに戻り、TF 450-Xに乗れる日を心から楽しみにしています。」

▼オースティン・フォークナー
「2026年シーズンのスタートを450SXクラスで迎えられるこのチャンスに、とてもワクワクしています。250SXイーストに向けたウォームアップ的な参戦になるのか、あるいは状況次第では450クラスでフルシーズンを戦うことになるのかは分かりませんが、いずれにしても素晴らしい機会だと思っています。450クラスの中で自分がどの位置にいるのかを確かめるのが楽しみですし、ここ数週間は排気量の大きなバイクでしっかりと走り込んできました。今のところ感触はとても良いですね。自分のライディングスタイルは450に合っていると思いますし、シリーズ開幕戦となるA1(アナハイム)に向かうのが待ちきれません。」

▼ジェレミー・コーカー:トライアンフ・レーシング・アメリカ ゼネラルマネージャー
「2026年にトライアンフが450SXクラスへ参戦することは非常にエキサイティングな出来事であり、ジョーダンとオースティンという2人のライダーとともにTF 450-Xでこのカテゴリーに挑戦できることを、私たちは特に嬉しく思っています。当初はジョーダンとともに450クラスに参戦する計画を立てており、彼自身もこのカテゴリーで理想の状態に近づくため、オフシーズンに多くの努力を重ねていたはずです。残念ながら負傷によりシーズン開幕からの参戦は叶いませんでしたが、現在は一日も早い復帰に全力を注いでいます。彼が450クラスでレースに戻る日はそう遠くなく、昨シーズンにともに成し遂げた成果を考えると、その瞬間を迎えるのが待ちきれません。一方で、450クラスへの計画自体は継続したいと考えており、テスト走行でオースティンの走りを見たうえで、彼がこのチャンスを掴み、450クラスに参戦し、アナハイムでシーズンをスタートすることを決断してくれたことを心から嬉しく思っています。これは彼にとっても、そして私たちにとっても素晴らしい機会です。ファクトリーマシンの開発にはこれまで非常に力を注いできました。オースティンは450に乗る時間がまだ限られていますが、新年からのシーズンインに向けて、週ごとに着実にステップアップしていき、シーズン後半にはジョーダンがレースに復帰することを楽しみにしています。」

▼イアン・キンバー:トライアンフ グローバルレースプログラム責任者
「TF 450-XをAMAスーパークロスで走らせ、レーシングプログラムの次なるステップへ進めることを、私たちは本当に楽しみにしています。残念ながら状況は当初の計画通りとはいきませんでしたが、それもレースの一部です。ジョーダンの肩の回復は順調に進んでおり、近い将来、再びコースに戻って450で戦う姿を見られることを楽しみにしています。2025年にチームで充実した初シーズンを過ごした彼が、450SXへステップアップすることをどれほど楽しみにしているかは、私たち全員が理解しています。そうした状況を踏まえ、あらゆる選択肢を検討した結果、オースティンがマシンに乗る姿を見て、彼にとってカテゴリーを上げることが前向きなチャンスになり得ると確信しました。オースティンのレース復帰はまさに挑戦の連続でしたが、今回の450参戦プランは、あくまで週ごとに着実な成長を重ねていくことに焦点を当てています。結果が出始める段階までしっかりと積み上げていく必要があり、私たちは現実的な期待値を持っています。非常にエキサイティングな時期であり、オースティンがどのように成長していくのかを見るのが楽しみです。また、この取り組みは450クラス初参戦シーズンのスタートを遅らせないだけでなく、ジョーダンが復帰する前に、アナハイム1から勢いを築く助けにもなります。2026年1月、スターティングゲートに並ぶTF 450-Xを見るのが待ちきれません。」

お客様お問合せ先
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トライアンフ WEBSITEhttp://www.triumphmotorcycles.jp/

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提供元:PRTIMES

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