2026/03/05

【女性フリーランス調査】ロールモデルの存在により76.0%が「新しいことに挑戦できた」、69.0%が「不安軽減」を実感。一方で必要と感じながらも見つけられない、ロールモデル不在の実態

株式会社 テックビズ 

求めるのは成功談より「仕事の獲得方法」と「実際の収入」、等身大のロールモデルの可視化が女性フリーランスの一歩を後押しする




国内最大級のITフリーランス向けエージェント「TECHBIZ」をはじめとした、フリーランスと企業のマッチングサービスを運営する株式会社テックビズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島一樹、以下「テックビズ」)は、全国の女性フリーランス600名を対象に「ロールモデルに関する実態調査」を実施しました。国際女性デー(3月8日)を前に、女性フリーランスの働き方とロールモデルの関係性を明らかにし、女性フリーランスがより主体的にキャリアを築ける環境の実現を目的として本調査を実施しました。

調査サマリ
1.フリーランスになる前、73.0%の女性は何らかの不安を抱えていた。
不安TOP3は「どのくらい稼げるか」「仕事の獲得方法」「キャリアの描き方」


2.女性フリーランスの83.3%がロールモデル不在。そのうち57.4%は必要と感じながらも、
「出会う機会がない」「実態が見えにくい」を理由に見つけられずにいる

3.ロールモデルがいる女性の76.0%が「新しいことに挑戦している」、いない女性(55 .8%)
と約20%の差、将来像が描けている割合も71.0% vs 51.6%と大きく上回る

4.ロールモデルがいる女性の69.0%が「不安が軽減された」、58.0%が「フリーランスになる
後押しになった」と回答──まだ届いていない、ロールモデルが持つ価値と可能性

5.求めるロールモデル像1位は「収入が安定している人」(42.7%)、知りたい情報TOP3は
「仕事の獲得方法」「実際の収入額」「失敗談」と、リアルな体験と収入実態へのニーズに集中
調査の実施背景
日本の労働市場は、少子高齢化の進行と働き方改革の推進により、大きな転換期を迎えています。「令和6年版男女共同参画白書」によると、多くの女性が仕事と家事・育児・介護との両立に不安を抱えており、特に20~30代の女性は、出産・子育てとの両立やキャリア継続に関する支援を強く求めていることが指摘されています。こうした背景から、働き方の自由度が高く、ライフステージに合わせて柔軟に調整できるフリーランスという選択肢への関心は高まっています。一方で、実際にフリーランスへの一歩を踏み出せずにいる女性が多いことも事実です。テックビズでは、より多くの女性がフリーランスという選択肢を自分ごととして捉えられるよう、その後押しとなる要因を探るべく、ロールモデルの有無と女性フリーランスのキャリアへの影響に着目し、すでにフリーランスとして活動している女性600名を対象に調査を実施しました。
調査結果
1.フリーランスになる前、73.0%の女性は何らかの不安を抱えていた。
「どのくらい稼げるか」「仕事の獲得方法」「キャリアの描き方」が不安TOP3

「フリーランスになる前、どのような点で不安を感じましたか?」という質問に対し、「特に不安はなかった」と回答したのは27.0%にとどまり、73.0%が何らかの不安を抱えていたことが明らかになりました。 不安の内容として最も多かったのは「どのくらい稼げるのかイメージできなかった」(41.2%)、次いで「仕事の獲得方法がわからなかった」(24.2%)、「長期的なキャリアの描き方がわからなかった」(21.3%)と続きました。3つの不安に共通するのは、「具体的なイメージが持てない」という点です。フリーランスという働き方のリアルが見えず、具体的に想像できないことが、一歩踏み出せない大きな要因となっていることが浮き彫りになりました。



2.女性フリーランスの83.3%がロールモデル不在。そのうち57.4%は必要と感じながらも
「出会う機会がない」「実態が見えにくい」を理由に見つけられずにいる
「あなたには『この人のようになりたい』と思える女性フリーランスのロールモデルはいますか?」という質問に対し、83.3%にはロールモデルが存在しないことが明らかになりました。その理由を聞くと、「ロールモデルはいらない」と回答したのは42.6%。一方、残る57.4%は必要と感じながらも見つけられていない状況であり、その最大の理由は「リアルで出会う機会がない」(24.6%)、次いで「収入や働き方の実態が見えにくい」(19.2%)、「自分と同じ職種・業界の人が少ない」(17.6%)が上位に挙がりました。必要と感じながらも「どう探せばいいのかわからない」という状況は、女性フリーランスのロールモデルが社会的にまだ十分に可視化されていないことを示しており、出会いのきっかけと情報発信の場を広げていく必要性が示されています。



3.ロールモデルがいる女性の76.0%が「新しいことに挑戦している」、いない女性(55 .8%)
と約20%の差、将来像が描けている割合も71.0% vs 51.6%と大きく上回る
「過去1年間で、仕事において新しいことにチャレンジしましたか?」という質問に対し、ロールモデルがいる女性では「積極的にチャレンジしている」(27.0%)「時々チャレンジしている」(49.0%)の合計が76.0%に達した一方、ロールモデルがいない女性では55.8%にとどまり、約20ポイントの差が生じました。 「今後どのようなキャリアを築きたいか具体的にイメージできていますか?」という質問でも、ロールモデルがいる女性の71.0%が「イメージできている」(20.0%)「どちらかというとイメージできている」(51.0%)と回答したのに対し、いない女性では合計51.6%と、こちらも約20ポイントの差が確認されました。ロールモデルの存在は、日々の挑戦意欲だけでなく、長期的なキャリアビジョンの形成にも具体的な影響を与えていることが示唆されます。この背景には、「自分と似た境遇の人が実際に活躍している姿を見ることで、自分の将来を具体的にイメージしやすくなる」という効果があると考えられます。挑戦量・将来像ともに約20ポイントという差は、日々の行動や選択にまで表れるものであり、ロールモデルの存在がフリーランス女性のキャリア形成において果たす役割の大きさを示しています。



4.ロールモデルがいる女性の69.0%が「不安が軽減された」、58.0%が「フリーランスになる後押しになった」と回答──まだ届いていない、ロールモデルが持つ価値と可能性
「ロールモデルがいることで、フリーランスとして働くことへの不安は変化しましたか?」という質問に対し、「不安が軽減された」(13.0%)「不安がやや軽減された」(56.0%) の合計は69.0%に達しました。また、「ロールモデルの存在は、あなたがフリーランスになる決断の後押しになりましたか?」という質問では、「後押しになった」(20.0%)「やや後押しになった」(38.0%) の合計が58.0%と、半数以上がロールモデルの存在がフリーランスへの決断に影響したと回答しました。

2.で明らかになったように、ロールモデルがいない女性の42.6%は「必要ない」と回答しています。しかし、実際にロールモデルを持つ女性の多くが不安の軽減や決断の後押しを実感していることを踏まえると、「体験していないからこそ、その価値に気づけていない」という構造的な問題が浮かび上がります。ロールモデルの価値は、出会って初めて実感できるものだからこそ、「必要ない」という認識を変えるためには、まずその存在を社会に広く発信し、多くの女性がロールモデルと接点を持てる環境を広げていくことが求められます。



5.求めるロールモデル像1位は「収入が安定している人」(42.7%)、知りたい情報TOP3は
「仕事の獲得方法」「実際の収入額」「失敗談」と、リアルな体験と収入実態へのニーズに集中
「あなたが求める女性フリーランスのロールモデルは、どのような人ですか?」という質問に対し(複数回答)、1位は「収入が安定している・経済的に成功している人」(42.7%)、2位「自分らしい働き方を貫いている人」(40.8%)、3位「ワークライフバランスが取れている人」(40.0%)と続きました。また、「ロールモデルから具体的にどのような情報を知りたいですか?」という質問でも(複数回答)、1位「仕事の獲得方法・営業方法」(31.8%)、2位「実際の収入額・収入の推移」(30.3%)、3位「失敗談・困難の乗り越え方」(26.2%)が上位に挙がりました。結果がいずれもお金と仕事獲得のリアルに集中していることは、フリーランスとして生きていく上での経済的な見通しの立てづらさが、依然として不安要素となっていることを示しています。収入や仕事の獲得方法など、具体的にイメージできる情報やサポートが社会に広がることで、女性がフリーランスへの一歩を踏み出しやすい環境づくりにつながるでしょう。



調査概要
調査期間:2026年2月18日~2月20日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国のフリーランス/女性/600人/20代-60代
調査実施:株式会社テックビズ
総括
本調査を通じて、ロールモデルの存在が女性フリーランスのキャリアにもたらすポジティブな影響が明らかになりました。ロールモデルがいる女性は挑戦量・将来像ともに約20ポイント上回り、69%が不安の軽減を、58%がフリーランスへの決断の後押しを実感しています。ロールモデルは、フリーランスという選択肢を「自分ごと」として捉えるための、大きなきっかけとなっていることがわかります。一方で、その効果はロールモデルと出会って初めて実感できるものでもあります。「必要ない」と感じている女性の多くが、その価値にまだ気づく機会を得ていないという現状が、今回の調査から浮き彫りになりました。だからこそ、女性フリーランスのロールモデルを社会に広く可視化し、埋もれている存在を発掘し、出会える場と環境を整えていくことが求められます。より多くの女性がロールモデルと接点を持つことで、フリーランスという選択肢がより身近なものとなり、自分らしい働き方やキャリアを主体的に描く女性が増える社会の実現に向けて、テックビズは取り組んでまいります。
テックビズの取り組み
テックビズでは、過去の調査で判明した女性フリーランスの53.7%が「仕事の不安を相談できる相手がいない」という実態を受け、2025年3月より女性フリーランス※のためのキャリア相談窓口「HER CAREER+」を開設しました。独立経験のある女性コンサルタントが、ライフステージに伴う悩みや課題に寄り添いながら、自分らしいキャリア構築を継続的に支援するとともに、先輩女性フリーランスとの交流機会の創出にも取り組んでいます。今後も女性フリーランスのロールモデルの可視化と出会いの場の創出を推進してまいります。

「HER CAREER+」:
https://techbiz.com/service/hercareer-plus

※相談対象者は、職種がITエンジニア、人事領域、経理財務領域、マーケティング領域に該当する方となります。
関連イベントのご案内
テックビズでは、ロールモデルとの出会いの機会を創出する取り組みの一環として、国際女性デーに合わせて特別企画のトークイベント・交流会を開催いたします。一般社団法人シェアリングエコノミー協会 代表理事の石山アンジュさんをお招きし、フリーランスという働き方のリアルをお届けいたします。



イベント名   :石山アンジュさんと考える、フリーランスという選択肢
         ~女性人事のためのキャリアイベント・交流会~
開催日時    :2026年3月25日(水)19:00~21:00
会場      :STUDIO VI ZZ EBISU(恵比寿駅から徒歩5分)
参加費     :1,000円(ドリンク・軽食付き)
詳細・お申し込み:
https://2603-iwd-hr.peatix.com
株式会社テックビズについて
テックビズは「働き方を変え、世界を変えていく」をスローガンに掲げ、国内最大級のITフリーランス向けエージェント「TECHBIZ」を運営しています。近年ではマーケティング、人事、財務経理といったビジネス職のフリーランスと企業をマッチングするサービスにも事業領域を拡大しており、「アジア太平洋地域における急成長企業ランキング」にも2021年より3年連続でランクインしています。

専任コンサルタントによるテクニカルスキルとヒューマンスキルの双方からの高品質なマッチングにより、継続稼働率約97%を実現し、フリーランスには長期的で安定した働き方とより主体的に働ける場と環境を提供し、企業には変化の激しい社会における人材不足やDXといった経営課題を解決し持続的な
事業成長を支援しています。

当社は、人材不足に直面する日本においてフリーランスを重要な「人的資本」として捉え、その価値を社会全体で共有することで企業と個人双方の成長を促進する「人的資本の社会的共有」という新概念を提唱し、日本経済全体の活性化に貢献する新たな働き方の創造を目指しています。



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提供元:PRTIMES

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