2026/04/30

博報堂生活総研[来月の消費予報・2026年5月](消費意欲指数)

株式会社 博報堂DYホールディングス 

5月の消費意欲指数は大型連休や旅行関連により前年比で高まるも物価高や世界情勢悪化が足かせに

株式会社博報堂(本社・東京)のシンクタンク博報堂生活総合研究所は、20~69歳の男女1,500名を対象に「来月の消費意欲」を点数化してもらうなど、消費の先行きに関する調査を毎月実施。その結果を「来月の消費予報」として発表しています。
※4月2-4日に調査
2026年5月の消費意欲指数は45.0点。前月比では+0.2ptと横ばい、前年比では+1.0ptと上昇しました。






【Point1】大型連休に向けた意欲は高まるも、物価高や世界情勢への懸念は強まる

例年5月の消費意欲指数は、大型連休があるものの4月からあまり変化がなく、今年も前月比で+0.2ptと横ばいとなっています。過去5年間の5月として最低値だった前年と比べると、+1.0ptと上昇しました。
消費意欲指数の理由(自由回答)をみると、前月と比べて、消費にポジティブな回答(4月336件→5月344件)はほぼ横ばい、ネガティブな回答(4月837件→5月883件)は増加しています。具体的には、ポジティブな回答で、「大型連休がある(4月2件→5月61件)」「旅行の予定がある(4月25件→5月43件)」が増加し、「新生活の準備(4月46件→5月5件)」「春物の服が欲しい(4月35件→5月8件)」は減少しました。ネガティブな回答では、「金銭的な理由で節約・我慢(4月167件→5月192件)」が増加しています。
前年と比べると、消費にポジティブな回答(25年5月334件→26年5月344件)はほぼ横ばい、ネガティブな回答(25年5月857件→26年5月883件)はやや増加しています。具体的には、ポジティブな回答で大きく増減した項目はありませんでした。ネガティブな回答では、「節約・倹約したい(25年5月33件→26年5月58件)」がやや増加しています。
また、「物価高・値上げ・円安」は、前月比で増加、前年比でもやや増加しました(25年5月185件→26年4月152件→26年5月202件)。さらに、前月に引き続き、中東情勢悪化や原油高騰への懸念など、「世界的社会不安(25年5月6件→26年4月16件→26年5月22件)」も沈静化の兆しが見えない状況が続いています。
5月特有の大型連休に向けた意欲の高まりはみられるものの、消費意欲に対する物価高の影響は直近で増加傾向となっています。中東情勢の悪化を含め、今後の消費意欲にどのような影響を与えるのか、引き続き注視する必要がありそうです。

【Point2】消費意向は、男性を中心に旅行関連など大型連休らしいカテゴリーで前月比増

「特に買いたいモノ・利用したいサービスがある」人の割合は26.1%で、前月比で-0.8ptとやや低下した一方で、前年比では+0.6ptとやや増加しました。男女別でみると、前月比、前年比ともに、男性では上昇し、女性では低下しています(男性:前月比+1.7pt/前年比+3.4pt、女性:前月比-3.2pt/前年比-2.1pt)。
16カテゴリー別の消費意向をみると、前月比では「旅行」「レジャー」の2カテゴリーが20件以上増加し、特に男性で「レジャー」の増加が目立ちます。前年比では「日用品」「飲料」の2カテゴリーが20件以上減少しました。大型連休の影響もあり、男性が牽引する形で、旅行関連カテゴリーにおける消費意向が高まる5月となりそうです。
NEWS RELEASE
詳しい調査レポートは博報堂ニュースリリースページよりご覧ください。

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提供元:PRTIMES

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