2026/05/21

EC利用者の75.6%が「サクラかも」とレビューを疑った経験あり

株式会社 スポルアップ 

不信から購入を断念した経験のあるユーザーは65.4% ~ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026/信頼の根拠は「経済階層」によって異なる傾向~

株式会社スポルアップ(本社:東京都調布市、代表取締役:山本慎二郎)は、ECアクティブユーザー500名を対象とした「ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026」を実施しました。本調査は、当社が2026年3月に実施した予備調査(n=6,000)の続編として位置づけられるもので、ECにおけるレビュー信頼性の実態と、属性による信頼根拠の差異を明らかにした最新リサーチです。以下、主要な結果のポイントです。

- レビューを「サクラ」「操作されている」と疑った経験:75.6%
- レビュー不信から購入を断念した経験:65.4%
- 「評価が星5ばかり」を不信の理由とする回答:64.8%(最多)
- 信頼の根拠No.1「否定的内容も含む詳細レビュー」:74.6%


高所得層と低所得層では信頼の手がかりが異なる傾向(写真:+27.5pt差、ショップ返信:-28.9pt差)

予備調査では「購入前にレビューを確認する」と回答した人が82.0%にのぼりましたが、本調査ではその裏側で深い不信が広がっている実態が確認されました。さらに、9軸の属性クロス分析から、レビューに対する信頼の根拠は 年代・経済階層・職業によって異なる方向に分岐している ことが明らかになりました。
■ 調査概要
- 調査名:ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:全国 ECアクティブユーザー 男女
- 有効回答数:500名(男性250 / 女性250)
- 調査期間:2026年4月30日
- 調査主体:株式会社スポルアップ Research Division
- 補助参照データ:EC利用実態調査2026(予備調査・n=6,000・2026年3月実施)


属性別・設問間のクロス集計を含む詳細レポートは、特定のアクセスリンクを通じて無償で取得可能です。
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社スポルアップ 担当:加藤 
Email:info@spollup.jp
URL:https://spollup.jp/contact/

● 調査結果の詳細
■ 「見ているのに、信じていない」── レビュー確認率82%の裏側

ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026/株式会社スポルアップ

当社が2026年3月に実施した予備調査(n=6,000)では、購入前にレビューを「ほぼ確認する」と回答した人は 82.0% にのぼり、レビューは現代EC購買における主要な意思決定材料であることが確認できました。
しかし、本調査でECアクティブユーザーに尋ねたところ、「レビューが『サクラかも』『操作されているかも』と疑ったことがある」と回答した人は 75.6%。 さらに、「レビューへの不信感から購入を断念した経験」を持つ人は 65.4% にのぼりました。
ほぼ全員がレビューを「見て」いる一方で、ほぼ全員がレビューを「疑っている」という構造が、本調査によって可視化されました。
■ 何が「サクラ」と判定されているのか

ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026/株式会社スポルアップ

当社が2026年3月に実施した予備調査(n=6,000)では、購入前にレビューを「ほぼ確認する」と回答した人は 82.0% にのぼり、レビューは現代EC購買における主要な意思決定材料であることが確認できました。
しかし、本調査でECアクティブユーザーに尋ねたところ、「レビューが『サクラかも』『操作されているかも』と疑ったことがある」と回答した人は 75.6%。 さらに、「レビューへの不信感から購入を断念した経験」を持つ人は 65.4% にのぼりました。
ほぼ全員がレビューを「見て」いる一方で、ほぼ全員がレビューを「疑っている」という構造が、本調査によって可視化されました。
■ レビュー不信は購買行動に直結する

ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026/株式会社スポルアップ


ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026/株式会社スポルアップ

「レビューへの不信感から購入をやめた経験がある」と回答した人は全体の 65.4%(男性62.8% / 女性68.0%)。 3人に2人が、不信を理由に購入を断念した経験を持っています。
また、「レビューを確認せずに購入することはあるか」という設問では、男女で顕著な差が観察されました。
- 「ほぼ必ず確認する」:全体47.2%(男性40.4% / 女性54.0%)
- 「よくある(信頼ブランドなら未確認)」:全体18.8%(男性24.8% / 女性12.8%)

疑念率自体には性差はほぼないものの、その対処戦略には差があります。男性は「信頼ブランドへの依拠」で確認をスキップする傾向、女性は「毎回精査する」傾向が見られました。
■ 信頼根拠は「経済階層」で異なる傾向
本調査の9軸クロス分析では、世帯年収軸において 有意差93件(全体の42%) が観測され、レビュー信頼の構造に経済階層が大きく影響していることが分かりました。

▼ 年代別:20代の疑念率がピーク

ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026/株式会社スポルアップ

年代別に「サクラを疑った経験:よくある」率を見ると、20代が 38.5%(全体比+14.5pt)でピーク、60代以上が 18.0%(全体比-6.0pt)で最低となりました。 若年層ほどレビューの作為性に敏感な一方、60代以上は「ほぼ必ず確認する」率も33.3%と最低であり、検証行動自体が少ない傾向が確認されました。

▼ 世帯年収別:500-600万円層で離脱率が突出

ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026/株式会社スポルアップ

「不信から購入を断念した経験」を世帯年収別に見ると、
- 100万円未満:46.9%(全体比-18.5pt)
- 500-600万円:79.0%(全体比+13.6pt)
- 1000-1200万円:72.2%

という分布となりました。消費の中核となるボリュームゾーン(500-600万円)で離脱率が最も高く、レビュー不信がCVR低下に直結する層であることが示されました。

▼ 信頼の手がかりは経済階層で逆向きに

ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026/株式会社スポルアップ

「信頼できるレビューの特徴」を世帯年収別に分析すると、低所得層と高所得層で正反対の傾向が観察されました。

低所得層は「店との対話の有無(関係性)」を信頼判断材料にする傾向、高所得層は「商品そのものの可視化(物証)」を信頼判断材料にする傾向が見られます。 同じ「レビューを重視する」ユーザーでも、見ているポイントが大きく異なっていることが分かりました。

▼ 職業別:4タイプの対処スタイル

ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026/株式会社スポルアップ

職業別に「疑念率」と「確認徹底率」を比較すると、4つの対処スタイルが浮かびました。
- 守りの消費型(パート・アルバイト):疑念81.6% × 確認63.3%
- 家計管理型(専業主婦):疑念73.2% × 確認56.3%
- 自己判断型(自営業):疑念80.0% × 確認31.4%
- 低関与型(無職):疑念71.4% × 確認41.4%

また業種別では、製造業従事者(n=66)の疑念率が 37.9%(全体比+13.9pt)と最高となり、品質判定の職業観がレビュー判定に反映されている可能性が示唆されました。
■ 分析:「信頼の3階層」モデル

ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026/株式会社スポルアップ

本調査の結果から、レビュー信頼の構造は次の3階層で整理できます。
- 共通基盤:否定的内容を含む詳細レビュー(全体74.6%が支持)
- 物証層:写真・動画付きレビュー(高所得層・若年層に強く効く)
- 関係層:ショップからの返信・対応(低所得層・シニア層に強く効く)

「共通基盤」を整えた上で、ターゲット層に応じて「物証層」「関係層」のどちらに重点投資するかを設計することが、レビューを「信じてもらう」ための鍵になります。

「★5偏重」「定型レビュー」など、これまで信頼向上の定石とされてきた要素が、本調査では逆に 疑念のトリガー として機能していることも明らかになりました。レビュー設計は「量を集める」段階から「信頼される構造を設計する」段階に入ったと言えます。
■ 今後の示唆
本調査結果は、EC事業者にとって以下の3つの観点を示唆しています。
- 評価分布の可視化:★5偏重を是正し、★4以下のレビューにも導線を設ける
- ネガティブレビューの残置:否定的内容も含む詳細レビューが信頼の最大基盤
- セグメント別の使い分け:高所得層・若年層には写真動画UGC、低所得層・シニア層にはショップ返信運用

EC市場の競争環境が成熟期に入り、レビュー量や星評価の平均値だけでは差別化が難しくなっています。本調査が示すのは、消費者がすでに 「量」「平均値」を信用しなくなっている という事実であり、その先にある「信頼の根拠」が属性によって異なる方向に分岐しているという構造です。
■ 詳細レポートについて
本調査の詳細分析レポート(A4横・11ページ・ダイジェスト版)では、以下の内容を公開しています。
- Q1~Q5の単純集計(全体・男女別)
- 年代別・世帯年収別・職業別のクロス分析グラフ
- 信頼の3階層モデルの詳細
- レビュー信頼根拠の階層別比較(低所得層 vs 高所得層)


▼ 資料の無料ダウンロードはこちら (簡単なフォーム入力で即時取得)
https://formbase.jp/spollup/research2604
■ 会社概要
会社名:株式会社スポルアップ
所在地:東京都調布市
代表者:山本慎二郎
設立:2017年
事業内容:EC運営、アフィリエイトマーケティング、イベント企画、AIプロダクト開発・運営
URL:https://spollup.jp/
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社スポルアップ
担当:加藤
Email:info@spollup.jp
URL:https://spollup.jp/contact/
 

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提供元:PRTIMES

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