ESG投融資における取組みについて~国内総合型インフラファンドへの投資~

2024/01/10  株式会社 秋田銀行 

2024 年1月10日

ESG投融資における取組みについて
~国内総合型インフラファンドへの投資~


株式会社秋田銀行(頭取 新谷 明弘)は、国内の幅広いインフラ事業等を投資対象とする総合型インフラファンドであるジャパン・インフラストラクチャー第一号投資事業有限責任組合(以下、「本ファンド」といいます。)への投資を実施しましたので、お知らせいたします。

国内における産業や社会生活を支えるインフラは、脱炭素化への対応のほか、デジタルインフラの整備や社会インフラの維持・管理・強化といった課題に直面しており、これらの課題解決のために今後多額の資金需要が見込まれています。

本ファンドは、国内インフラ領域における資金需要と投資家の運用ニーズとの結節点となり、投資機会の創出・提供を通じて、国内のインフラ市場が抱える社会課題の解決を推進することを目的に設立された総合型インフラファンドです。

当行では、引き続き環境課題や社会課題の解決ならびに持続可能な社会の実現に資するESG投資を積極的に行ってまいります。



1 本ファンドの概要

名 称 ジャパン・インフラストラクチャー第一号投資事業有限責任組合
設定日 2023 年9月1日
募集総額 300 億円(予定)
投資助言会社 ジャパン・エクステンシブ・インフラストラクチャー株式会社
無限責任組合員 インフラストラクチャーGP株式会社
投資対象
日本の経済成長を支えるインフラに関する「脱炭素」「デジタル」などのインフラ、地域経済の活性化・持続的発展に資する社会インフラにかかるプロジェクトおよび企業

2 投資助言会社の概要
名 称 ジャパン・エクステンシブ・インフラストラクチャー株式会社
本店所在地 東京都千代田区丸の内1-4-1
設 立 2023 年2月21日
事業内容 国内インフラ領域を専門とする投資助言業務
株 主
三井住友信託銀行株式会社
株式会社マーキュリアホールディングス

3 当行のESG投融資への取組み

2021 年 8月~環境負荷低減に資する船舶投資ファンドへの出資
2021 年12月~カーボンニュートラルファンド1号投資事業有限責任組合への出資
2022 年 3月~MSD第二号投資事業有限責任組合への出資
2022 年 7月~脱炭素先行地域事業に関する株式会社オーリスへの出資
2022 年10月~株式会社脱炭素化支援機構(JICN)への設立に向けた出資
2023 年 6月~脱炭素先行地域事業に対する株式会社オーリスへの事業性融資
2023 年 6月~EEI5号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合への出資参加
2023 年11月~秋田県が発行する「秋田県グリーンボンド」への投資
2024 年 1月~本投資

(以 上)

SDGs(Sustainable Development Goals)

2015 年に国連で採択された持続可能な開発目標であり、2030 年までに解決すべき世界的優先課題 17 目標と目標を達成するための 169 のターゲットが示されています。

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