新コンセプト“CONNECTED CAM”の業務用ハイエンドカメラレコーダー第一弾 2/3インチHDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」を発売

2018年04月04日 

2018年4月4日 報道発表



新コンセプト“CONNECTED CAM”の業務用ハイエンドカメラレコーダー第一弾

2/3インチHDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」を発売

~ ネットワーク環境下でも高画質・高品質を実現しながら、IPを活用したワークフローを実現 ~

<GY-HC900>

*レンズ、マイク、ワイヤレスオーディオユニット、およびバッテリーは別売りです。

株式会社JVCケンウッドは、JVCブランドより、業務用カメラレコーダーの新商品として、2/3インチHDメモリーカードカメラレコーダー「GY-HC900」を6月下旬より発売します。
本機は、“高画質、高品質でつながる”をコンセプトとした“CONNECTED CAM”の第一弾商品として、映像制作用としてのIoTデバイスに求められる高い接続性と先進性を備えた業務用ハイエンドカメラレコーダーです。

品名 型名 希望小売価格
(税抜き)
発売時期
2/3インチHDメモリーカード
カメラレコーダー
GY-HC900 オープン価格 6月下旬

*レンズ、マイク、ワイヤレスオーディオユニット、およびバッテリーは別売りです。

“CONNECTED CAM”のコンセプト

現在、映像制作業界ではIPベースの映像システムが普及し、カメラ以外の機器においてもIPをベースとし、低コスト、省人化からくる「ダウンサイジング」が求められています。また、ネットワーク環境の普及と通信品質・性能の進化により、インターネット網を使用した「ライトアセット」な放送やライブ中継が全世界的な広がりを見せています。
当社は業界に先駆けて、ネットワーク対応カメラ「GY-HM650」を2012年12月に発売。以降、ライブストリーミングに代表されるIPベースの映像制作ソリューションの構築を推進してきました。そして今回、ネットワーク接続の即時性、信頼性を高め、従来の映像制作機器と同じ高品質をアフォーダブルに提供できる新たなソリューションとして、“CONNECTED CAM”を提案します。撮影現場からスタジオ局までのエンドツーエンドのワークフローを構築するために、各パートナー企業とのコラボレーションにより、セキュアで安定したIP伝送インフラの確保や、映像素材を管理・運営する映像サーバー・デコーダー・IPベースのライブスイッチャ等を組み合わせ、映像制作に求められるIPソリューションをワンストップで提供していきます。
今後当社は、“CONNECTED CAM”第一弾の「GY-HC900」に続き、ミドルレンジのカメラレコーダーや、システムコンポーネントなど、“高画質、高品質でつながる”映像制作機器のラインアップを拡大していきます。

「GY-HC900」の企画意図

当社の業務用メモリーカードカメラレコーダー「GYシリーズ」は、2009年の発売以来、撮影に求める機能性能と価格を両立したビデオカメラとしてさまざまな映像制作ソリューションを提供し続け、高い評価を得てきました。その「GYシリーズ」の基本性能やIP接続の親和性を大幅に強化。新たに“高画質、高品質でつながる”をコンセプトとし、撮影現場が求めるワークフローをワイヤレス環境下において従来の映像制作と同様の作業環境を提供する“CONNECTED CAM”第一弾として2/3インチHDメモリーカードカメラレコーダー 「GY-HC900」を発売します。
本機は、新開発のプラットフォームにより、さまざまなネットワーク環境への接続に対応する各種有線・無線インターフェースの装備に加え、同一回線上で本機からのライブストリーミングを中継しながらスタジオ局からの番組映像と、インカム音声の同時受信を可能にする双方向のライブストリーミング機能を搭載。高ビットレートでかつ低遅延のライブストリーミングや高速ファイル転送も可能とし、ネットワーク技術を最大限に生かした運用を実現します。また、ハイエンドカメラに求める基本性能として、2/3型フルHD 3CMOSセンサーとレンズ交換式のB4レンズマウントを搭載することで、高感度・低ノイズの高画質映像を実現するとともに、10ビット、4:2:2サンプリングによる高画質記録にも対応します。さらに、高ダイナミックレンジを可能にするHDRへの対応やフルHD画質での最大120フレームのハイフレームレート撮影にも対応し、映像制作の幅を広げます。
当社は本機を核に、IPを介したさまざまな周辺機器との連携により、安定したIP伝送や遠隔地からのカメラ制御など、ユーザーニーズに合わせたワークフローの構築を可能とするIoTに対応したカメラレコーダーとして、ケーブルテレビ局や放送局ENG、制作プロダクションなどへ向けて提案していきます。

主な特長

1.さまざまなネットワークに対応する各種有線・無線インターフェースを装備

従来のUSBホスト端子を使ったWi-Fi®、LTEなどのドングルに加えて内蔵LAN端子や2.4GHz/5GHzのMIMO方式デュアル・アンテナ型内蔵Wi-Fi®など、さまざまなネットワークに対応する各種インターフェースを装備しています。

2.双方向のライブストリーミング機能を搭載

同一回線上でカメラからのライブストリーミングを中継しながらスタジオ局からの番組映像とインカム音声をIPリターンビデオ、IPリターンオーディオ(IFB)として同時受信することが可能です。

3.F12の高感度・低ノイズで高画質記録を実現する2/3型 フルHD 3CMOSセンサーを搭載

2/3型3CMOSセンサーの搭載により、感度F12(60Hz)と低ノイズS/N62dBに対応し、高感度・低ノイズの高画質記録を実現します。

4.B4レンズマウントと4ポジションの光学NDフィルターを装備した2/3型 B4レンズマウントシステムを搭載

業界標準のB4レンズマウントと4ポジションの光学NDフィルターを装備した2/3型 B4レンズマウントシステムを搭載。豊富なB4マウントレンズの資産活用が可能です。また、色収差補正データを搭載したB4レンズ装着時は、カメラ本体で色収差補正が可能です。

5.10ビット、4:2:2サンプリングによる高画質信号処理を実現

映像信号の豊かな階調表現と色再現を実現するために、10ビット、4:2:2サンプリングによる高画質な信号処理ができます。

6.用途に応じたさまざまな記録フォーマットに対応

記録コーデックには放送局で広く運用されている4:2:2 10ビットに対応したMPEG-4 AVC/H.264 と、MPEG-2の2種類をサポート。ファイルフォーマットはいずれも、QuickTime(MOV)に対応しています。また、MPEG-2はMXFも選択可能。さらに、スポーツエクスチェンジ・スタンダード形式での記録にも対応し、スポーツ制作会社やビデオ・コーチング・アプリケーションのワークフローニーズに対応する豊富なメタデータを持つHDビデオの制作が可能です。

7.新開発の16軸色補正が可能なユーザーマルチマトリックスを搭載

従来から定評のある6軸のユーザーリニアマトリックス調整に加えて、より細かい16軸の色領域において色相と彩度の両方を、正確に調整可能なユーザーマルチマトリックスを搭載しました。

8.高ダイナミックレンジと高色域を可能にするHDRとログガンマに対応

HDR(High Dynamic Range)への対応として、ITU-BT.2100準拠のHLG(Hybrid Log-Gamma)と弊社独自のDレンジ800%のJ-Log1 Gammaを搭載。高ダイナミックレンジ、高色域を10ビットで記録出力が可能です。

9.フルHD画質(1920×1080p)でのハイフレームレート撮影に対応

最大120フレーム/秒の映像を、通常の撮影と同じ画角でスローモーションとして撮影できます。動きの速いスポーツでのフォーム確認や印象的な映像表現の一つとして活用できます。

その他の特長

SDカードダブルスロット搭載で3つの記録方式が選択可能。

「リレー記録」:両スロットによるシームレスな長時間連続記録。
「デュアル記録」:HDファイルの記録と同時に、もう一方には、同じフォーマットのHDファイルとよりビットレートの低いWebファイルを同時に作成。
「バックアップ記録」:片方でREC START/STOP記録をしながら、もう一方ではベタ撮りの同時記録。

電子ビューファインダーには、3.26型OLEDパネルを採用。

防水規格「IPX2」相当で、雨天など厳しい状況下での撮影にも対応。

3G HD/SD-SDIプールフィード入力の搭載により、映像の同時記録と同時ストリーミングが可能。

マルチカメラ撮影に必要なタイムコード入出力端子、およびゲンロック入力端子を装備。

ワイヤレスオーディオモジュールスロット、および将来の機能拡張を見据えた拡張スロットと2つのビルトインスロットを装備。

主な仕様

【総合部】
電源 DC 12V(11V-17V)
消費電力 約35W(ビューファインダー含む)
外形寸法 幅165×高さ269×奥行379mm
質量 約4.7kg(レンズ、バッテリー未装着)
【カメラ部】
撮像素子 2/3型 220万画素 プログレッシブCMOS X 3
レンズ 2/3型 B4バヨネットマウント交換式(レンズ別売)
感度 F12, 2000lx(拡張モード時:60Hz)
電子シャッター 1/3~1/10000, EEI
NDフィルター OFF, 1/4, 1/16, 1/64
S/N比 62dB(標準モード時)
ビューファインダー 3.26型 OLED, 123万画素(854×480×3)
【ストレージ部】
対応メディア SDHC/SDXC メモリーカード
(HD 50Mbps:Class10以上、HD 35Mbps:Class6以上、
SD/Web:Class4以上)
スロット数 2
【記録部】
ビデオフォーマット MPEG-4 AVC/H.264 4:2:2 10ビット、
MPEG-2
オーディオフォーマット LPCM 2ch/4ch, 48kHz/16-bit(MPEG-4 AVC/H.264、MPEG-2)、
AAC 2ch, 48kHz/16-bit(MPEG-4 AVC/H.264: Exchange)、
μLaw 2ch/4ch(MPEG-4 AVC/H.264:Web)
ファイルフォーマット MOV(MPEG-4 AVC/H.264、MPEG-2)、
MXF(MPEG-2)、
MP4(MPEG-4 AVC/H.264:Exchange)
【ストリーミングモード】
プロトコル MPEG2-TS/UDP、MPEG2-TS/TCP、MPEG2-TS/RTP、
RTMP、RTSP/RTP、Zixi
ビデオフォーマット MPEG-4 AVC/H.264
オーディオフォーマット AAC 2ch
解像度とビットレート 1920×1080(59.94p/50p) 20~8 Mbps
1920×1080(59.94i/50i) 20~3 Mbps
1280×720(59.94p/50p/29.97p/25p) 20~1.5M
720×480(59.94i), 720×576(50i) 8~0.3Mbps
640×360(59.94p/50p/29.97p/25p) 3~0.3Mbps
ストリーミング入力 リターンビデオ、
リターンオーディオ(IFB)
【端子部】
ビデオ入力 3G/HD/SD-SDI(BNC×1)
ビデオ出力 3G/HD/SD-SDI(BNC×2)、HDMI×1、コンポジット(BNC×1)
ビューファインダー端子 26ピン
オーディオ入力 XLR×2(MIC、+48V/LINE)
オーディオ出力 XLR×1
マイク入力 XLR×1
ゲンロック入力 BNC×1
タイムコード入出力 BNC×各1
Wi-Fi 2.4GHz/5GHz MIMO方式デュアル・アンテナ型
リモート miniDIN 6ピン×1
USB(3.0) USBホストAタイプ×1(ネットワークアダプター接続用)
Ethernet RJ-45×1
DC 入力 XLR 4ピン×1
DC 出力/ライト用DC出力 4ピン×2, D-tap×1
ビルトインスロット オプション×2(ワイヤレスオーディオユニット、および機能拡張用)

<商標について>
・SDXC、SDHC、SDロゴはSD-3C,LLCの商標です。
・Wi-Fi、Wi-Fi Direct、Wi-Fiロゴ、Wi-Fi CERTIFIEDロゴはWi-Fi Alliance®の登録商標です。
・HDMI、HDMIロゴ、およびHigh‐Definition Multimedia Interfaceは、HDMI Licensing,LLCの商標もしくは米国およびその他の国における登録商標です。
・QuickTimeは米国その他の国で登録されたApple Incの商標または登録商標です。
・その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。

関連情報

お問い合わせ

本件に対するお問い合わせ先

【報道関係窓口】 株式会社JVCケンウッド 企業コミュニケーション部 広報・IRグループ
TEL : 045-444-5310 〒221-0022 神奈川県横浜市神奈川区守屋町三丁目12番地
【お客様窓口】 JVCケンウッド カスタマーサポートセンター
TEL : 0120-2727-87(固定電話からはフリーダイヤル) /
0570-010-114(携帯・PHSからはナビダイヤル) / 045-450-8950(一部IP電話)


本資料の内容は報道発表時のものです。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

この企業のニュース