ニュアンスの会話型AIプラットフォーム、メルセデス・ベンツの新型Aクラスに搭載

2018年06月13日 

報道関係各位
2018年06月13日
ニュアンス・コミュニケーションズ・ジャパン株式会社

ニュアンスの会話型AIプラットフォーム、メルセデス・ベンツの新型Aクラスに搭載

~ニュアンスのDragon Driveコネクテッドカープラットフォームが、メルセデス・ベンツの革新的なユーザーエクスペリエンスを実現~

会話型AIイノベーションのパイオニアとして、業界をリードするニュアンス・コミュニケーションズ(以下ニュアンス)は、ダイムラーAGと「Mercedes-Benz User Experience(MBUX)」マルチメディア・システムの開発における協業を発表しました。同システムはメルセデス・ベンツの新型Aクラスをはじめ、今後発売されるモデルに搭載される予定です。カスタマイズされたオートモーティブ・アシスタント機能を備えた最先端のインフォティメントシステムは、革新的なドライバー・エクスペリエンスを提供します。MBUXは最先端の会話型AIに対応したニュアンスのDragon Driveプラットフォームを活用することで、ドライバーと同乗者双方の好みやニーズを理解し、継続的に学習し、よりパーソナライズされたコネクテッド・エクスペリエンスを提供します。

未来のデザイン

アナリストによれば2020年には、世界で240億のIoT機器を搭載した2億台以上のコネクテッドカーが道路を走ると予想されています。コネクテッドな、自律的で、シェアリング型の電気自動車がますます一般的になる中、ドライバーと同乗者はクルマとの対話の進化を期待しています。ニュアンスの会話型AI技術は、クラウドサービスと組込みシステムとのコンビネーションで進化をリード、エレガントに統合されたインテリジェントで直感的なユーザーエクスペリエンスをもたらします。MBUXの特徴は下記の通りです。

1. 真の会話インタフェース―ボタンを押す代わりにウェイクアップワードで起動する最初の車載システムの一つです。「ハロー、メルセデス」というシンプルな言葉に応えます。自然言語理解と自然言語生成機能により、ドライバーと同乗者は誰かに質問し、要求を満たすようにMBUXと自然に会話することができます。例えば、ドライバーが「明日は、サンダルを履いて出かけられますか?」と尋ねると、MBUXは天気予報を照会し、「はい、明日の天気は晴れの予報です」と返答します。もし、ドライバーが「ここは暑すぎる」と言えば、MBUXは車内の気温を下げます。このように、MBUXは従来のワンパターンなフレーズでの回答ではなく、自然に自在な応答を行います。

2. 指示対象を記憶して連続した会話を実現― MBUXの自然言語理解は、ドライバーが以前に言ったことを参照し、人間がそうであるように、過去に言われたことへの言及を理解するようにデザインされています。例えば、あるユーザーは「ジョンにメッセージを送信してください」と言った後に、「マリアにも送信してください」と言うかもしれません。あるいは、「ロンドンの天気はどうですか?」と聞いた後に、「マンチェスターは?」と訊ねるかもしれません。MBUXはこの種の会話をフォローし、様々な要求に応えるインテリジェント機能を有しています。

3.ハイブリッドで適応力のあるシステム―車載に組込まれた機能であってもクラウドを介し、無線ネットーク(OTA)による更新ができるように、柔軟な構造で設計されています。ソフトウェアモデルは、時間の経過とともに新しい単語や言語の使用が豊富になるため、新しいドメイン(例えば、シーズンスポーツイベントなど)、バーチャル・アシスタントやサービスを追加することで、いつでもドライバーが利用できる情報の範囲を拡大し、クルマは常に最先端の機能を備えています。さらにクルマと深く統合されたアシスタント機能により、車内の温度調節や音楽、あるいはシート温度調整やマッサージなどの機能を音声で制御することができます。

ダイムラーのデジタルビークル&モビリティ部門のバイスプレジデントであるサジャド・カーン(Sajjad Khan)は次のように述べています。
「MBUXとともに、私たちは、クルマがモバイルアシスタントになる転換期に一歩近づいています。メルセデス・ベンツのドライバーに新たなエクスペリエンスを生み出すために、私たちが実装する新技術は、シームレスかつシンプルなクルマとの対話を実現するというゴールのもと、ユーザーを第一に考えなければなりません。それが長年のパートナーであるニュアンスと密に連携している理由であり、差別化を図る上で車内エクスペリエンスの構築にニュアンスの直感的で自然な音声と言語のソリューションが必要不可欠なのです。」

また、ニュアンスのエクゼクティブ・バイスプレジデント、ステファン・オルトマン(Stefan Ortmanns)は次のように説明します。
「デジタル化の進展とコネクテッドカーは、IoTによるエコシステム形成の不可欠な要素となってきています。今日のコネクテッドワールドにおいて、ユーザーは、コンテンツとサービスへのシンプルで高度にパーソナライズされたアクセスを求めており、車内のアシスタント機能も例外ではありません。私たちはAIで強化されたオートモーティブアシスタントの新潮流の最先端システムであるMBUXの開発において、ダイムラーと協業できたことを誇りに思います。」

Dragon Driveによって実現したMBUXは、イギリス英語、アメリカ英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、メキシコスペイン語、中国語、日本語、韓国語など23か国語に対応します。MBUXは、2018年5月より欧州で出荷が開始された新型Aクラスに最初に搭載されます。

より詳細な情報やイメージについては、ダイムラーメディアポータルのMBUXプレスキットおよびメルセデス・ベンツAクラス・プレスキットをご覧ください。

ニュアンスの自動車向けソリューションは車内での会話型AI技術に注力し、自動車メーカーのユニークなユーザーエクスペリエンスの提供をサポートしています。ユーザーのコネクテッドなエコシステムとシームレスに融合されたスマートなオートモーティブ・アシスタントを実現するために、ニュアンスはDragon Drive プラットフォームによってカスタマイズ可能な、クルマと深く統合されたハイブリッドソリューションを提供します。Dragon Driveは現在、トヨタ、アウディ、BMW、ダイムラー、フィアット、フォード、GM、ヒュンダイ、SAICなど2億万台以上の自動車に搭載され、40以上の言語でユーザーエクスペリエンスを提供しています。コネクテッドカーのインテリジェンスを向上させるDragon Driveの詳細についてはDragon Drive on nuance.com、ならびにLinkedinをご覧ください。

※本リリースは、英語プレスリリース(2018年5月29日)の翻訳版です。
※機能等につきましては、英語版MBUXの紹介となります。

ニュアンス・コミュニケーションズについて

ニュアンス・コミュニケーションズは、日常生活にインテリジェンスをもたらす、革新的な認知・会話型AIを提供する先駆的なリーダーです。同社は、言語を理解し、分析し、応答するソリューションを提供し、生産性やインテリジェンスの向上に貢献しています。過去数十年にわたるAIの専門知識を活用し、全世界を通じて、医療、通信、車載、金融サービス、小売などの業界において何千もの企業/組織と協業し、パートナーとそのお客様の関係をより強固にし、より良い体験をお届しています。詳細はhttp://japan.nuance.com/をご覧下さい。

※ニュアンスおよびニュアンスのロゴは、ニュアンス・コミュニケーションズ社またはアメリカ合衆国および/またはその他の国に所在する子会社各社の商標または登録商標です。その他すべての会社名または製品名も、各所有者の商標である場合があります。


<お問い合わせ先>
アリソン・アンド・パートナーズ株式会社
ニュアンス・コミュニケーションズ広報担当 名倉/多賀/大塚
TEL:(03)6809-1300 FAX:(03)6809-1301
E-mail: nuance_pr_japan@allisonpr.com

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