環境行動変容への効果測定とアプリの使いやすさを評価（参加枠あります）
カーボンニュートラル、環境問題を解決していくには、生活者の「行動変容」を起こさないと達成できないと考えます。
少しの報酬（環境ポイント）とその貢献記録（環境スタータス）を提供することで、環境に対する「行動変容」を起こせるか、2021年7月23日より参加型環境ポイントシステムの実証試験（PoC Proof of Concept）を開始しました。
実証期間は2022年3月31日までを予定しています。
この実証試験（PoC）の目的は3つです。
環境活動を行って、ポイント報酬をもらうことが更なる環境活動へつながり、日常に溶け込み「行動変容」につながっていく過程や度合を検証する。実証データに基づき、ポイントの付与率や貢献度ステータスを付与し、行動変容につながる因果関係・相関関係を導き出す。
・報酬のあり無しや付与率により、どの程度活動レベルが変化するか（効果測定）
・環境行動の変容に導くには、どの程度の報酬付与率×繰り返しが必要か
・行動変容につながる人の割合（想定）を導き出す
システム概念図
次に、報酬をもらえるから行動する利己的な動機だけでなく、利他的な動機の測定を行う。
利他的＝社会や他者のために行動すると定義し、その貢献度を可視化する「ステータス」を付与します。
・利他的行動の数や量に対してステータスを付与する。報酬のみに頼らない。
・「ステータス」はダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの5段階
・他者への環境強要や行動圧力とならないよう、ステータスをルールを作り効果を検証する。
貢献度を可視化し、取り組み度合とステータスの相関関係を導き出す。特に、利他的（公共性）の高い活動でより貢献度ステータスがアップする実証を行い評価します。
アクセル因子とブレーキ因子を導き出す。
最後、システムは、Walletアプリケーション使い勝手の良し悪しや、決済が遅くてイライラしないなど、重要な評価点です。社会にとって良いことであっても、受け入れられなくて意味がありません。Walletアプリケーションやポイントシステムの使いやすさは重要になります。
Walletアプリケーション（PoC用実物）
特別な機材や工事、設定作業などありません。
カーボンニュートラルに向けた取り組みを検討の方（企業・団体）、実証試験に参加できます。
各社ご自由に参加でき、実施者（個人の）アンケートやデータ提供はありません。
実証を終えたら、感想・所見を頂きます。
＜PoC参加要項＞
・実証期間は2021年7月23日から2022年3月31日までです。延長はありません。
・実証参加は上記実証期間中、30日以上実施下さい。商取引に使用しないで下さい。
・ポイント実費負担の参加とポイント貸出し参加があります。※貸出し参加は終了時ポイント返却
・入出金手数料は無料です。※PoC期間中
・2022年3月31日で実証アカウントは無効となります。
・誤操作による損害の補償はありません。
・申込み毎に10名（10アカウント）までとなります。
・実証目的により参加をお断りする場合があります。
参加応募の詳細は
https://www.lc-communications.com/carbon-neutral
株式会社エル・シィ
https://www.lc-communications.com/