プライベートクラウドサービス「USiZE」でクラウドストレージサービスを提供開始 ~データ転送料金不要の純国産サービスでコストダウン、データ主権確保を実現~

2024/05/07  SCSK 株式会社 

2024 年 5 月 7 日

プライベートクラウド「USiZE」でクラウドストレージサービスを提供開始
~データ転送料金不要の純国産サービスでコストダウン、海外法影響排除を実現~

SCSK 株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長:當麻 隆昭、以下 SCSK)は、パブリッククラウド連携と新旧システムの共存を実現するプライベートクラウド「USiZE(ユーサイズ)」にデータ転送料金が不要でかつ海外法からの影響排除を実現する、月額金額固定型の純国産クラウドストレージサービスを本日より提供開始しました。2029 年までに 1PB(ペタバイト)の提供を目指します。

2024 年 4 月の USiZE のブランドリニューアル※1を契機に、引き続き「ソブリンクラウド」「ハイブリッドクラウド」の 2 つを軸にサービス拡充を進めていきます。

※1:2024 年 4 月 24 日「SCSK のクラウドサービス「USiZE」をリニューアル」

https://www.scsk.jp/news/2024/pdf/20240424.pdf

1.背景

パブリッククラウドのストレージサービスでは、データの保存料金以外にストレージ操作料金やデータ転送料金が必要となり、企業が外部クラウド環境との連携やデータ利活用での活用に踏み切れない理由の一つになっています。さらに、主要なパブリッククラウドは米国企業が運営しており、米国議会が 2018 年に「ClarifyingLawful Overseas Use of Data Act(以下 CLOUD Act)」を制定したことで、米国の法執行機関がパブリッククラウドに保存する自社のデータにアクセスできるようになり、機密性・秘匿性の高い情報を確実に保護することが困難となる可能性があります。

2. 「USiZE クラウドストレージサービス」の特徴

(1) データ転送料金が不要

データ転送やストレージ操作の利用料は不要で、基本料金とストレージ容量料金のみで利用できます。

ファイルサーバといった頻繁にストレージ操作やデータの出し入れが発生するシステムに最適です。

(2) 予算計画が立てやすい月額固定料金

契約したストレージ容量に応じた月額固定料金を採用しており、従量課金および毎月の為替変動によるコストへの影響が少ないため、予算計画が立てやすく、計画と実績との乖離を防ぎます。

(3) 純国産サービスによる海外法の影響排除

サービスのバックグラウンドには国内企業である Neutrix Cloud Japan 株式会社のクラウド接続ストレージを採用したことで、CLOUD Act のような海外法からの影響を排除します。

(4) マルチクラウド接続サービス「SCNX」を利用したハイブリッドクラウドの実現

マルチクラウド接続サービス「SCNX(SCSK Cloud netXchange)」を併用することで、クラウドストレージをデータの保存場所として活用し、各種パブリッククラウドとアクセス遅延なくデータ転送できます。パブリッククラウドからは必要なデータのみを転送し、コストを抑えながら最適なサービス利用を実現します。

3. 価格

基本料金:月額 30,000 円(税抜)
オブジェクトストレージ:月額 2,750 円/TB (税抜)

本件に関するお問い合わせ先
SCSK 株式会社
ソリューション事業グループ
クラウドサービス事業本部 USiZE サービス部
E-mail: usize-info@scsk.jp

【報道関係お問い合わせ先】
SCSK 株式会社
サステナビリティ推進・広報本部 広報部 志村
TEL:03-5166-1150

※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。

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