2021 年 11 月 30 日
商工中金
超高エネルギー密度タイプの次世代リチウムイオン二次電池を
開発・製造する TeraWatt Technology 株式会社様を金融面からサポート 商工中金は、事業性の判断が難しく、収益化に時間の要する分野に取り組む創業間もない中小企業の皆さまを、関係機関と連携しながら、積極的にサポートしています。
商工中金（神奈川営業部）は、TeraWatt Technology 株式会社様（本社：神奈川県横浜市、代表者：緒方 健様）に対し、次世代リチウムイオン二次電池の開発・量産化のために必要な設備資金等 1 億円を融資しました。
同社は、次世代リチウムイオン二次電池を開発・量産するスタートアップ企業です。大手電子製品メーカー出身のエンジニア等を中心に、革新的な次世代リチウムイオン二次電池の量産化に取り組んでいます。
同社が製造する超高エネルギー密度タイプの次世代リチウムイオン二次電池は、従来製品よりも 2 倍程度高いエネルギー密度を有しながらも、幅広い温度耐性を有し、高出力放電も可能、かつ低価格での量産化を実現。自動運転車などの各種モビリティの更なる電動化や、ドローン等次世代製品の更なる電動化等、様々な分野での活用が見込まれています。
商工中金は、現地訪問や経営者に加え、外部専門家や販売先等へのヒアリングを通じた綿密な事業性評価を Value up レポート（※）にまとめ、強みや財務上の課題を同社と共有。次世代リチウムイオン二次電池は今後様々な分野での活用が期待できると考え、量産化に必要な設備資金等を融資しました。
(※)お客さまとの信頼関係を深め、課題やニーズを共有し、企業価値を高めるために作成する事業性評価のツール
商工中金は、創業ステージにある中小企業の皆さまの支援を通じ、経済の発展に貢献してまいります。
【TeraWatt Technology 株式会社様の概要】
所在地 神奈川県横浜市緑区長津田町 4259 番地 3
代表者 緒方 健様
資本金 100 万円
設立 2019 年 12 月
業種 次世代リチウムイオン二次電池の開発・製造
