「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し円滑な移動の実現に取り組みます~バリアフリー施設の整備を推進します~

2022/08/10  山陽電気鉄道 株式会社 

2022 年 8 月 10 日

山陽電気鉄道株式会社

「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用し
円滑な移動の実現に取り組みます
~ バリアフリー施設の整備を推進します ~

山陽電気鉄道株式会社(本社:神戸市、以下「山陽電車」)は、すべてのお客さまに、より安全・安心・快適なサービスをご提供するため、これまでも国や地方自治体のご支援・ご協力のもと、各種バリアフリー施設の整備を進めてきました。

このたび国により創設された「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用することにより、さらに安全・安心・快適な鉄道を目指して、引き続きバリアフリー施設の整備を推進してまいります。

概要は次のとおりです。

1.これまでのバリアフリー施設の整備について

主なバリアフリー施設の整備状況は次のとおりです。(2023 年 3 月 31 日予定)

エレベーター、スロープの設置により 段差解消されていない駅
全 49 駅中、22 駅
1 日あたりの平均利用者数が 3,000 人以上の駅の整備率は 100%です。

最近の主なバリアフリー化実績
大塩駅:2021 年 12 月エレベーター設置
中八木駅:2022 年 3 月スロープ設置

2.今後の主なバリアフリー施設の整備について

(1)バリアフリー未整備の駅での段差解消・移動円滑化のための施設整備
山陽電車ではバリアフリー施設の整備を進めてきましたが、今後も引き続きエレベーターおよびスロープの新設ならびにホーム改良による段差・隙間の縮小等の整備を進め、移動円滑化をはかります。また、バリアフリートイレの整備を進めます。

(2)既設のエレベーターやエスカレーターの更新
山陽電車では、現在ご利用の多い駅を中心に 22 駅 53 基のエレベーター、6 駅 13 基のエスカレーターを設置していますが、これらのエレベーター、エスカレーターの安全性・機能性の維持・向上のため、更新工事を順次実施します。

3.「鉄道駅バリアフリー料金制度」の活用について

山陽電車におけるバリアフリー施設を整備するための費用は、2035 年度までの間、58 億円(税抜)を超える見込みです。バリアフリー施設の整備を着実に推進するため、今般創設された「鉄道駅バリアフリー料金制度」を活用することとし、本日、国土交通省近畿運輸局に料金設定および整備等計画の届出を行いました。なお、運賃に加算して収受を行う鉄道駅バリアフリー料金は、駅のバリアフリー施設の整備費等に充当いたします。お客さまには料金の負担をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。

届出の概要は以下のとおりです。
①料金収受期間: 2023 年度~2035 年度(2036 年度以降も継続予定)
②料金設定区間: 山陽電車全線
③料金設定額(大人):
定期外
通勤定期
通学定期
1 か月
3 か月
6 か月
10 円
360 円
1,020 円または
1,030 円
1,940 円または
1,950 円
設定なし
※小児は鉄道駅バリアフリー料金加算後の大人の半額(端数切り上げ)となります。
※料金の詳細につきましては、改めて山陽電車ホームページでお知らせいたします。
④収受の開始時期: 2023 年 4 月 1 日(土)予定

以上

<お問合せ>
山陽電気鉄道株式会社 鉄道営業部 営業課 TEL 078-940-5112
(8 時 30 分~17 時 30 分 土・日・祝は除く)

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.sanyo-railway.co.jp/media/1660107710.pdf

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