「PRIDE指標2023」におけるゴールドの受賞について

2023/11/09  南海グリーフサポート 株式会社 

 大阪府・和歌山県内で17の葬儀会館「ティア」を運営する南海グリーフサポート株式会社(本社:大阪市住之江区、取締役社長:小池 裕司)は、任意団体work with Pride(以下、wwP)が策定した職場でのLGBTQに関する取組評価指標「PRIDE指標2023」※1において、認定基準の5つの指標すべてを達成したことを示すゴールドを受賞しました。



 当社では本年6月より、「LGBTQフレンドリーな葬送の実現を目指すプロジェクト」(所在地:大阪市北区、代表:石原 千晶(供養のカタチ 代表))をアドバイザーに迎え、LGBTQフレンドリーな葬祭事業者になることを目指し、取り組みを開始しました。
 具体的には、性的少数者が安心して働ける職場環境の整備に加え、8月には全社員を対象にした研修による理解促進、更に10月には「レインボーフェスタ!2023関西レインボーパレード(※2)」に出展し、イベントに参加された方から葬送に関する困りごとを直接伺うなど様々な取り組みを進めました。このような活動がゴールド受賞に繋がったと捉えております。

                  レインボーフェスタでの出展風景

                  パレードに参加した社員の様子

1.当社の取り組み内容
・人事/福利厚生制度(慶弔金・休暇等)を配偶者と同様の関係にある同性パートナーにも適用 
・全社員を対象にしたLGBTQに関する研修の実施及びガイドブックの配布
・全社員を対象にしたLGBTQに関する意識調査の実施
・レインボーフェスタ!2023関西レインボーパレードへの出展およびパレード参加 等

2.今後の展望
・社員向けの性別移行ガイドライン制定など更なる職場環境の整備
・葬儀申込書など各種用紙における性別欄の記載方見直し 

3.会社概要
南海グリーフサポート株式会社
 南海電鉄のグループ会社であり、株式会社ティアとフランチャイズ契約を結び、大阪府・和歌山県内で17の葬儀会館ティア(FC店)を展開している。
■本社:大阪市住之江区西住之江1丁目1-41 南海住ノ江ビル2階
■代表者:取締役社長 小池 裕司
■設立:2005年8月1日
■会館数:17会館(2023年11月現在、別途、葬儀相談サロン1店舗あり)
■ホームページ: https://www.tear-nankai.jp/

4. 提携先概要
LGBTQフレンドリーな葬送の実現を目指すプロジェクト
 どんな人も取り残されることのない葬送の実現のために、性的少数者が安心して葬送儀礼を行えるよう、また、事業者が性的少数者の利用者に対し適切な対応ができ、葬送業界で働く性的少数者が安心して従事できる環境整備を目指す。プロジェクトには、LGBTQ支援団体、弁護士、行政書士、僧侶、牧師、医師、供養コーディネーター、ウェディングプロデューサー等、各業界の第一線で活躍するALLYが参画。
2022年8月に「LGBTQフレンドリーな葬送ガイドブック」をリリース
■所在地:大阪市北区梅田1丁目11-4-9-923 大阪駅前第4ビル9階(供養のカタチ内)
■代表者:石原 千晶(供養のカタチ※1 代表)
■発足:2020年12月
■参照情報:https://camp-fire.jp/projects/view/591655
https://mainichi.jp/articles/20230120/k00/00m/040/187000c


※1 供養のカタチ  
 日本初の訪問特化型「供養のコーディネートサービス」を展開。散骨を含めた様々な供養方法の中から一人ひとりにあった供養方法の提案、オーダーメイド、霊園・石材店等の紹介・仲介を行う。
経済産業省「女性起業家等支援ネットワーク構築事業」ビジネスプランコンテスト第5回LED関西 Finalist選出
第10回京都女性起業家賞 近畿経済産業局局長賞 受賞
NHK「クローズアップ現代」出演 等
■所在地:大阪市北区梅田1丁目11-4-9-923 大阪駅前第4ビル9階
■代表者:石原 千晶
■設立:2019年4月1日
■ホームページ : https://ohaka.net


5.その他
※1「PRIDE指標」とは任意団体work with Pride がLGBTQの働きやすい職場づくりを目指し、2016年に日本で初めて策定した、企業・団体などの取り組みを評価する指標です。

※2「レインボーフェスタ!2023関西レインボーパレード」とは、「LGBTQ」をはじめとするすべての人の性の多様性を祝い合うイベントであり、10月7日、10月8日に大阪市北区扇町公園で開催されました。関西在住の性的少数者、地域住民を中心に、日本各地、海外からも多くの方(2022年度実績:約20,000人)が参加するイベントです。

他の画像

関連業界