「みえ国際展開に関する基本方針」の改訂について

2018年03月30日 

平成30年03月30日

「みえ国際展開に関する基本方針」の改訂について

三重県では、平成25年9月に策定した「みえ国際展開に関する基本方針」(以下、「基本方針」という。)に基づき、県内企業の技術や製品、三重の観光資源、農林水産物・食品等を「オール三重」で売り込んできているところです。
基本方針を平成27年6月に改訂して以降、英国のEU離脱表明や米国トランプ政権の誕生、日欧EPAの交渉妥結など、世界情勢に大きな変化が生じました。また、これまでの海外ミッション団派遣を通じて現地の経済情勢の変化を認識するとともに、現地政府等とのネットワークの構築・強化や本県の魅力の発信等に取り組んできました。今後、東京オリンピック・パラリンピックの開催等により我が国が注目を集める好機をとらえ、伊勢志摩サミットの開催により向上した本県の知名度等を生かし、観光や食などの分野で海外需要の取り込みを図っていくことが重要となっています。
こうした状況を受け、より戦略的に本県の国際展開を進めるため、基本方針を改訂します。

改訂の主なポイントは、次の1~3のとおりです。

1 県内中小企業の国際展開にかかる支援体制の強化等

(1)県内中小企業の国際展開にかかる支援体制の強化
国際展開に取り組む中小企業が求める支援は、現地の市場動向、規制、労使関係や安全等にかかる情報の提供、現地提携先の確保など多岐にわたり、各国・地域の現地事情や専門知識に精通した支援を行う必要があります。
こうした状況から、日本貿易振興機構と三重県産業支援センターを中心に、県内金融機関や損害保険会社とともに、「三重県国際展開支援窓口」を設置し、県内中小企業の国際展開の支援に連携・協力して取り組みます。

(2)人材育成・啓発
県内企業の国際展開を促進するため、グローバル人材の育成・確保の支援に取り組むとともに、国際展開への関心を高めるための啓発を行います。

2 重点国・地域とその分野の整理・見直し
伊勢志摩サミットを通じて築いた三重県ネットワークの視点や、日欧EPAやTPPの発効に向けた動きなどの経済情勢の変化をふまえ、カナダを新たに重点国として位置づけるとともに、各国・地域の重点分野を見直します。

(1)重点国の追加
・カナダ:
伊勢志摩サミット開催による知名度向上等の効果を生かして、スポーツや産業分野などでの交流を促進します。

(2)各国・地域における重点分野の追加
・台湾:
日本産牛肉の輸入解禁を受け、県産ブランド牛の販路拡大に取り組みます。
・香港:
華人経済圏への販路を持ち、日本産農林水産物・食品の最大の輸出先であることから、香港貿易発展局と連携した県産品の販路拡大に取り組みます。
・カナダ:
東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ地誘致に取り組むとともに、世界有数の航空宇宙産業集積地であるケベック州やオンタリオ州等とのネットワーク強化を図ります。
・ヨーロッパ:
日欧EPAの交渉妥結を受け、県産農林水産物・食品の販路拡大に取り組みます。

3 継続的・長期的な取組の展開
国際展開において成果を得るためには長期的な視点で取組を推進しなければならない場合が多いため、知名度向上などの伊勢志摩サミットの成果や、様々な需要が生まれる東京オリンピック・パラリンピックの開催などの好機も生かし、各分野の取組を継続的・長期的に展開していきます。

基本方針をふまえ、引き続き、三重県の強みを発揮できる分野及び国・地域に対し、重点的かつ集中的に国際展開を行っていきます。

関連資料

  • みえ国際展開に関する基本方針(2018年3月改訂)(PDF(4MB))
  • 概略版(PDF(76KB))

この企業のニュース