変革と成長の加速をめざした組織体制について

2023/02/08  株式会社 プロテリアル 

2023 年 2 月 8 日
株式会社プロテリアル
(旧 日立金属株式会社)

変革と成長の加速をめざした組織体制について
(2023 年 4 月 1 日付職制改正および役員人事)


株式会社プロテリアル(以下、当社)は、環境変化に対応する機動的なオペレーションとグローバルでの成長加速を図るため、2023 年 4 月 1 日付で組織体制を強化します。

1.組織変更(2023 年 4 月 1 日付)

事業部制による各事業の機動的な運営と、コーポレート機能の横串機能強化の両輪により、グローバルでの成長を加速する全社オペレーションの最適化を実行します。

(1)事業部制への移行による機動的な事業運営 現在当社は、事業運営の体制として事業本部制をとっておりますが、2023 年 4 月 1 日付で事業部制へ移行します。当社は自動車、産業インフラ、エレクトロニクスを中心とした幅広い事業領域に多岐にわたる製品を提供しています。このように多様な事業領域が、各製品のエンドユーザーの急速な変化とチャンスに直面するなか、CEO 直轄の事業部制に移行することで、より機動的な事業運営をめざします。これにより各事業部は、それぞれの市場・競争環境、顧客ニーズ、技術動向に対応し、オペレーションを最適化するための戦略に、より迅速かつ柔軟にリソースを集中させることができます。

金属材料事業本部に属している4統括部、並びに機能部材事業本部に属している4統括部を各々事業

部とします。これに Waupaca Foundry, Inc.(以下、Waupaca 社)を軸とする米国鋳物事業を加えた 9 事業部を設置し、CEO 直轄組織とします。

(2)モノづくりの横串機能強化 モノづくりの最適化と研究開発活動により注力するため、技術開発本部を再編し、モノづくり技術本部と研究開発本部を設置します。

モノづくり技術本部の設置により、安全、オペレーショナル・エクセレンス(世界トップ水準の組織運営)、エンジニアリング、環境対応に重点を置いた世界レベルのモノづくりの手法を、当社のすべての事業部にグローバルに適用した組織を構築していきます。またこの再編により、研究開発本部は事業の成長に向けた中長期的視点での研究開発の進展に注力するとともに、研究開発のリソースを事業、とりわけ顧客動向やニーズ対応に改めて集中させることが可能になります。

モノづくり技術本部には、技術開発本部に属していた環境戦略部、モノづくり改革推進部、並びに投資管理の機能を移管するとともに、従来、人事総務本部に属していた安全衛生管理の機能も移管します。モノづくり技術本部長は、上記した各部・機能に加え、調達本部も管掌します。また、研究開発本部には、技術開発本部に属していた知的財産部、グローバル技術革新センター、並びに技術戦略・企画の機能を移管します。

今回の組織変更により、事業部による柔軟かつ迅速な事業運営と、モノづくり技術本部をはじめとするコーポレート部門による横串機能が有機的に連携する体制とし、当社グループの競争力の源泉となる世界トップ水準の組織運営(オペレーショナル・エクセレンス)、すなわち、プロテリアル・オペレーティング・システムを構築していきます。

〒135-0061 東京都江東区豊洲 5-6-36 豊洲プライムスクエア
www.proterial.com


■2023 年 4 月 1 日付組織体制

2.役員人事 *役職ごとに姓の五十音順で記載しております。 *下線部分が今回の変更箇所です。

(1)役員の異動(2023 年 4 月 1 日付)

分類

氏名
役名・担当
現役名・担当
(2023 年 2 月 8 日現在)
昇格

村上 和也
代表取締役 副社長執行役員
常務執行役員 機能部材事業本部長 兼 輸出管理室副室長
昇格

増田 久己
常務執行役員 CSPO(最高戦略企画責任者) 経営戦略本部長
執行役員 経営企画本部長
担当 変更

朝木 美恵
執行役員 グループリスクマネジメント 責任者
執行役員 調達本部長 兼 グループリスク マネジメント責任者
担当 変更

谷口 徹
執行役員 モノづくり技術本部長
執行役員 金属材料事業本部長 兼 輸出管理室副室長
担当 変更

峯岸 憲二
執行役員 磁性材料事業部長
執行役員 機能部材事業本部副本部長 兼 磁性材料統括部長
担当 変更

村上 元
執行役員 CTO(最高技術責任者) 研究開発本部長 兼 グローバル 技術革新センター長
執行役員 CTO(最高技術責任者) 技術開発本部長 兼 グローバル 技術革新センター長
新任

毛利 元栄
執行役員 特殊鋼事業部長
金属材料事業本部 特殊鋼統括部長

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(2)退任(2023 年 3 月 31 日付)

氏名
現役名・担当
(2023 年 2 月 8 日現在)

西山 光秋
代表取締役 会長執行役員
【ご参考】
(2023 年 4 月 1 日付)

氏名
役名・担当
現役名・担当
(2023 年 2 月 8 日)

山田 昌生
ロール事業部長 兼 ロール営業部長
金属材料事業本部 ロール統括 部長 兼 ロール営業部長

岩永 徹
自動車鋳物事業部長
金属材料事業本部 自動車鋳物統括部長
Michael Nikolai
(マイケル・ニコライ)
Waupaca 社 Director, President, CEO&COO
同左

崎山 幹夫
配管機器事業部長
金属材料事業本部 配管機器統括部長

鈴木 勝
パワーエレクトロニクス事業部長
機能部材事業本部 パワーエレクトロニクス統括部長

高橋 佳裕
電線事業部長
機能部材事業本部 電線統括部長

笹谷 和範
自動車部品事業部長
機能部材事業本部 自動車部品統括部長 兼 企画部長

池内 久泰
調達本部長 兼 調達部長
調達本部 調達部長
CEO :Chief Executive Officer CSPO:Chief Strategy and Planning Officer
CTO :Chief Technology Officer
COO :Chief Operating Officer

以上

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■新商号プロテリアル(PROTERIAL)について 日立金属株式会社は、2023 年 1 月 4 日に「株式会社プロテリアル」へ商号変更しました。

新商号プロテリアル(PROTERIAL)は、当社の企業理念を構成する Mission「質の量産」、Vision「持続可能な社会を支える高機能材料会社」、Values「至誠」「龢則彊(和すれば強し)」のエッセンスを反映しており、“PRO”+“MATERIAL”から作られています。PRO が表すのはProfessional(専門的な)、Progressive(革新的な)、Proactive(主体的な)の 3 つの言葉で、それぞれに「期待を超える仕事」「挑戦し続ける意志」「主体的な姿勢」という意味を込めています。MATERIAL はこれら 3 つの PRO に支えられた独創的な技術から生み出される、高機能材料を意味します。

当社グループはその製品と想いに根ざしたサービスを通じてお客さまの課題を解決し、世界の人々に新たな価値を提供して、持続可能な社会の実現に貢献し続けてまいります。

■日立金属の新社名「プロテリアル」紹介動画

https://youtu.be/a03dyh_8Mgo

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