値上げ間近!今年も買えないままで終わるのか!?サントリー「山崎」がどこで買われているか調べてみた!

2023/12/12  株式会社 リサーチ・アンド・イノベーション 

小売横断の大規模な購買データから見る品薄な商品が買える場所とは

株式会社リサーチ・アンド・イノベーション(本社:東京都港区、代表取締役社長:中岡邦伸、以下「RnI」)は、運営する「レシートがお金にかわるアプリCODE(コード)(https://code.r-n-i.jp/)」に登録された大量のレシートと商品バーコード情報をもとに、サントリーのシングルモルトウイスキー「山崎」について分析をしました。空前のウイスキーブームの中で品薄が続き、来年4月には値上げも予定している「山崎」はどこで買われているのでしょうか。



お酒の最需要期はもちろん12月!
 みなさん、1年の中で「お酒が最も売れる時期」はご存知でしょうか?弊社のようなリサーチ会社に聞くまでもなく、分かりますね。そうです、「12月」です。忘年会やクリスマス、冬休みに年越しと、お酒好きのみなさんにとっては、いちばん楽しい時期ではないでしょうか。


12月に良く買われるお酒の種類は?
では、「普段よりも12月によく買われるお酒」は何か分かりますか?もちろん購入金額が多いのは「ビール」ですが、お酒の種類ごとに、”購入金額の月平均と12月を比べた比率”で確認すると「日本酒」「ワイン」続いて「ウイスキー」です。ウイスキーはその季節性を見ても、12月が最も買われている月であることが分かります。


今年も買えない?!品薄が続く サントリーのシングルモルトウイスキー「山崎」
 そんな12月に飲みたいお酒の上位に入るウイスキーですが、「山崎」をはじめ、国産ウイスキーは品薄が続いています。その理由は様々なメディアが報じており、まとめると次の3つのようです。
(1)ハイボールブームで消費量が急増する中、ウイスキーは熟成に何年もかかるため生産が追いつかない
(2)世界的なジャパニーズウイスキーブームが到来し、輸出が増えたことで国内の供給量が足りなくなった
(3)品薄になったことで価格が高騰し、飲用目的ではなく転売目的の人も買うようになった
 このような中、ウイスキー製造を始めて100年の節目であるサントリーは、山崎蒸留所と白州蒸留所を2年間で100億円をかけて改修すると発表しています。しかしながら熟成にかかる期間を考えると、安定供給はまだ先になりそうです。そんな「山崎」を今買うには、どうすればよいのでしょうか。

「山崎」を買いやすい時期は「6月」、ただし「12月」も買いやすい
 ここからが本題です。この品薄の中で「山崎」を買えた人は、いつ買っているのでしょうか。過去3年間の購買データから調べてみました。その結果、最も買われているのは「6月」ということが分かります。ですがご安心ください、例年通りであれば「12月」も比較的買いやすい時期のようです。今年の12月こそ値上げ前のラストチャンスです。


「山崎」を買うなら、6月の「コンビニ」、12月の「スーパー」
 さらに「山崎」を購入することができたお店を、業態に分けて確認しました。まず6月は「コンビニ」を中心に買えていることが分かります。そんなコンビニは180mlのミニボトルが入荷することがあるようです。尚、ミニボトルの希望小売価格で見ると1,250円で、フルボトルの700mlは4,500円です。容量単価にするとほとんど差がありませんので、見つけたら即買いではないでしょうか。
 では12月に買いたい場合はどうしたら良いでしょうか。これまでのところ12月は「スーパー」で買えることが多いようです。スーパーに買い物に行った時は、こまめに確認するのが良さそうです。


12月に購入実績があるスーパーは…?!
 とはいえ、スーパーは数多く存在します。探し回るのは困難です。そこで、運良く購入できた方はどのチェーンで買えたのかを調べてみました。
最も多く購入されていたのは「イオン」で、「西友」、「東急ストア」、「マックスバリュ」が続きます。調べてみるとイオンをはじめ、「抽選販売」を実施しているスーパーもあるようです。やみくもに探すよりも、抽選に参加してみるのも良さそうです。
他にも購入できたチェーンを見てみると、広島県のご当地スーパーの「ショージ」や、その名の通り青森県の「青森県民生協」、北海道の「コープさっぽろ」など、地方のスーパーでも購入できているようです。全国のみなさんに購入チャンスがあるようですので、飲みたい方は諦めずに探してみてください!
 さて、いまや登録ユーザーが400万人を超える「CODE」ですが、それでも「山崎」を買えた方はごく僅か。まだまだ品薄状態である事もよく分かりました。
今年も残すところあとわずか。この記事参考に、みなさまが年内に「山崎」に出会える事を祈っております。

CODE(コード)とは


買い物のレシートと購入商品のバーコードをスキャンすることで、各種提携ポイントに交換可能なポイントがもらえるスマートフォンアプリです。(ポイントは提携サービス経由で現金にかえることも可能)
消費者が楽しんで利用した結果、ポイントにも家計簿にもなる一石二鳥のアプリです。
登録された消費者の買い物に関するビッグデータやアンケートなどは、企業がマーケティングに活用し、その一部を報酬として消費者に還元しております。なおCODEは特許(*)も取得しています。登録ユーザー数は400万人を超え、月間商品登録数も4,000万点、口コミなど購入者の商品評価数も累計1.1億件を超え、20~40代の女性に多く利用されています。
*:複数の特許を取得しています。(特許第5980448号、特許第6425297号)

<CODE紹介サイト> https://code.r-n-i.jp/
<CODE iOS版> https://apps.apple.com/jp/app/id879385562
<CODE Android版> https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.r_n_i.code.point.app


CODEの購買データや口コミはこちらの「買いログView」で見ることができます

CODEアプリで取得した購買ならびに口コミなどのビッグデータを、閲覧・分析・活用できる “消費者と企業を購買データでつなぐツール「買いログView」” を企業向けに提供しています。
買いログView:https://r-n-i.jp/service/code/kailog-view/


<リサーチ・アンド・イノベーションについて>
商号  : 株式会社リサーチ・アンド・イノベーション
代表者 : 代表取締役社長 中岡 邦伸
所在地 : 〒107-0052 東京都港区赤坂3-11-3 赤坂中川ビル5階
設立  : 2011年4月15日
事業内容: 買い物データ収集事業、調査事業、広告事業、販促事業、及び各種情報提供サービス
資本金 : 1,000万円
URL  : https://r-n-i.jp/

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