ロエベが韓国初のカサロエベを清潭洞にオープン

2024/07/27  LVMHファッション・グループ・ジャパン 合同会社 

ロエベは7月25日、韓国初のカサロエベを清潭洞にオープンしました。





これを記念して、クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソン主催のカクテルパーティーが同店にて開催され、その後パーティーはソンウンアートスペースに移り、シリカ・ゲルやRain(ピ)による特別パフォーマンスがおこなわれました。イベントにはグローバル ブランド アンバサダーを務めるグレタ・リーやテイラー・ラッセル、ブランド アンバサダーのジゼルやイム・ジヨン、その他イ・ジョンソク、SEVENTEENのエスクプス、 チャン・ギヨン、ユ・テオ、ニッキ・リー、コ・ヒョンジョン、イ・ジュビンなどが参加しました。


グレタ・リー

テイラー・ラッセル


ジゼル

イム・ジヨン


イ・ジョンソク

エスクプス (SEVENTEEN)


チャン・ギヨン

ユ・テオ


ニッキ・リー

コ・ヒョンジョン


イ・ジュビン

クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソン


賑やかな江南区に位置するカサロエベ ソウルは、3フロア、433平方メートルの、光がたっぷり入る広々とした空間です。ウィメンズとメンズウェアのフルコレクション、アクセサリー、バッグ、アイウェア、シューズ、革小物、スカーフやショール、ホームセンツや店舗限定製品といった豊富なラインナップが展開されます。








カサロエベ ソウルは、鮮やかなグリーンのセラミックのファサードと大規模な彫刻作品をそなえた独創的な空間です。クリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンによるカサロエベのコンセプトの視覚言語を体現し、ファッション、アート、クラフト、デザイン家具が全て融合したアートコレクターの邸宅をイメージしています。ファサードは一枚一枚手仕事によって作られたスペイン製のセラミックタイルを採用しており、そのダイナミックな色使いと質感が、店舗が佇む都会の街並みと周囲の街路樹に溶け込みます。





店内では同じタイルがブルー、ブラウン、グリーンの色調で繰り返し配され、涼やかに広がるコンクリートと温かみのあるオーク材、真鍮、大理石との組み合わせによって美しく引き立ちます。ガラスも広範囲に使われ、心地よい自然光が降り注ぎ、外観と店内がシームレスに繋がります。








厳選された家具の数々には、特注のフェルトを張った「ベリン クラブチェア」、ヘリット・トーマス・リートフェルトがデザインした角ばったフォルムの「ユトレヒト チェア」や「ステルトマン チェア」、ジョージ・ナカシマによるアメリカンブラックウォールナットの無垢材とキャンバス地を採用した「コノイドクッションチェア」などが含まれます。ロエベのパファーベンチが洗練されたレザークラフトを披露する一方で、浮遊する黒いテラゾーテーブル、焼木のポディウムやアンティークの陶器などが多彩な質感を加えます。足元には、スペインで作られた天然ウールラグが敷かれ、イギリスのテキスタイルアーティストのジョン・アレンによる《Peveril of the Peak》、《White Horse with River》、《The River Reaches the Sea》の抽象的な風景のタペストリーが彩り鮮やかに魅了します。





ロエベの集めた世界中のアートやクラフトから厳選された作品が、店内デザインの一部として織り込まれています。なかでも、日本のアーティスト四代田辺竹雲斎の《Source of Creation》(2024年)は見る者を惹きつけます。何層にも編まれたこの大規模な竹の立体作品は、ファッションとアートのダイナミックな交感を象徴しており、1階の中央アトリウムに展示された大きな幹のような2本の柱が、これらの隣接し合う創造世界を表しています。これらの幹は2階に向かって伸び、絡み合い、フォルムの調和と融合を体現しています。





LOEWE FOUNDATION Craft Prizeの受賞者2名の作品も展示されており、日本人陶芸家の稲崎栄利子による2023年に受賞したセラミック作品《Metanoia》(2019年)と、韓国人アーティストで織物作家であるダヘー・ジョンによる2022年に受賞した馬毛の器《A Time of Sincerity》(2021年)という異なるフォルムを持つ2つの作品が、共に伝統的な技術とあわせて革新や精巧さを探求しています。2019年のファイナリストでもあったヤンソン・リーによる、ハンジ(韓紙)を用いたポットが不均一に積み重なられた作品《Cocoon Top Series - 1》(2019年)もまた、清潭洞のカサロエベ ソウルに永久に収蔵される予定です。

この他にもイギリスの陶芸家ジョン・ウォードによる繊細で美しい花瓶(1980年)や、南アフリカの陶芸家ジジフォ・ポスワによる釉薬を施した陶器作品の《Queen Nandi Bhebhe, Zulu》(2022年)、イギリスのアーティストであるロー・ロバートソンによるマルチメディア作品《Torso II》(2023年)、ドイツ人アーティストのラファエラ・ジモンの絵画《Sahne (Cream) 》(2021年)やイギリス人アーティストのポピー・ジョーンズによるスエードに油彩と水彩を用いた雰囲気のある作品《First Light》(2023年)が展示されています。

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