東北大学と愛知製鋼による「組織的連携協力協定」の締結及び「共創研究所」の設立について ~カーボンニュートラル実現に向けて「素材・プロセス共創研究所」を起点に次世代電動アクスル時代を見据えた研究開発を始動~

2021/10/01  愛知製鋼 株式会社 

2021年10月1日

国立大学法人東北大学
愛知製鋼株式会社

東北大学と愛知製鋼による「組織的連携協力協定」の
締結及び「共創研究所」の設立について
~カーボンニュートラル実現に向けて「素材・プロセス共創研究所」を起点に
次世代電動アクスル時代を見据えた研究開発を始動~

国立大学法人東北大学(総長:大野英男)と愛知製鋼株式会社(代表取締役社長:藤岡高広)は、両組織による共同研究や新たな企画立案などの産学連携活動の質を高め、「組織」対「組織」の強固で幅広な連携へと展開することを目的とした「組織的連携協定」(以下 本協定)を締結しました。

また、本協定の枠組みの一環として、カーボンニュートラルの実現に向けた研究開発を加速するため、次世代モビリティ時代を見据えた「愛知製鋼×東北大学 次世代電動アクスル用素材・プロセス共創研究所」を併せて設立し、2021 年 10 月 1 日から 2024 年 9 月 30 日までの 3 年間の計画で活動を開始しました。この共創研究所は、東北大学で 2021 年 4 月に創設された「共創研究所」制度の第一号となります。

東北大学は、カーボンニュートラル達成に向けた産学連携によるグリーンイノベーションへの社会実装の取組を推進しています。一方、愛知製鋼は、「2030 年ビジョン」及び中期経営計画に掲げる持続可能な地球環境への貢献を視野に、カーボンニュートラルに向けた様々な技術開発への挑戦を続けています。

これまで、東北大学と愛知製鋼は様々な共同研究を実施し、素材開発における優れた成果を上げてきました。

今回、東北大学と愛知製鋼は本協定を締結することで、両組織による持続的・組織的な連携協力を強力に推進していきます。そして、両組織の共創活動の連携をさらに深め、特定の共同プロジェクト・体制による研究開発(カーボンニュートラルに資する次世代モビリティ開発を見据えた研究開発活動)を推進するために、東北大学内に素材・プロセス研究を中心とした「共創研究所」を設立することで、生み出された新たな技術の社会実装に向けて取り組んでいきます。

両組織は今後、研究開発や新たな企画立案などの相互協力が可能な全ての分野における産学連携を通して、研究成果の社会での実用化を促進し、グローバルで社会課題の解決に貢献していきます。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.aichi-steel.co.jp/news_item/20211001_news.pdf

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