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最終更新時刻:18時46分

「北海道大学×READYFOR」クラウドファンディングプロジェクトを10件公開!

2023/03/01  READYFOR 株式会社 

-クラウドファンディングを活用した教育研究費等の獲得の推進を-


日本初・国内最大級のクラウドファンディングサービス「READYFOR」を運営するREADYFOR株式会社(本社:東京都千代田区、 代表:米良はるか)と国立大学法人北海道大学(所在地:北海道札幌市、総長:寳金清博)は、2022年11月より業務提携を締結し、クラウドファンディングを活用した教育研究費等の獲得を推進しております。

2022年11月に北海道大学・READYFORが共同で各部局の研究者向けにクラウドファンディング活用セミナーを開催したところ、約150名が参加し、その中から数多くの研究者によるプロジェクトが立ち上がりました。今回、第2弾として10の研究室等がクラウドファンディングに挑戦いたします。

今回公開する10件のプロジェクトは、北海道大学の「フロンティア精神」を感じさせるプロジェクトばかりとなっておりますので、以下、プロジェクト情報をご確認ください。





プロジェクト概要について


<3月1日公開:9プロジェクト(実行者名五十音順)>
【1】苫小牧研究林の魅力を伝えたい!~資料館の休日開放と散策路の整備~





・ページURL:https://readyfor.jp/projects/Tomakomai_forest
・目標金額:150万円
・実行者:北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植竹淳(うえたけじゅん)
・形式:寄付金控除型 / All or Nothing形式
・公開期間:2023年3月1日(水)~2023年3月31日(金)
・資金使途:資料館の運営費・案内板改修費用
・概要:北海道大学苫小牧研究林は、よりたくさんの人に研究林の魅力を伝えるために、研究林にある施設、案内板の運営・整備資金を募ります。研究林には貴重な資料が展示されている森林資料館、国登録有形文化財の森林記念館がありますが、資金不足で人件費が捻出できず4月~10月の期間に月に1度(平日)にしか開館できていません。また散策の案内板が不十分という問題があります。森林資料館、森林記念館の毎週末の開館と、散策の案内板のリニューアルを行い、より親しみ頂けるよう、苫小牧研究林の魅力を発信していくことを目指します。


【2】確かな医療を継続してとどけるために。若手口腔外科医の育成にご寄附を



・ページURL:https://readyfor.jp/projects/HokudaiOMFS-ikusei
・目標金額:550万円・
・実行者 :北海道大学大学院歯学研究院口腔顎顔面外科学教室大廣洋一(おおひろよういち)
・形式 :寄付金控除型 / All or Nothing形式
・公開期間:2023年3月1日(水)~4月28日(金)
・資金使途:若手口腔外科医育成の研修費用
・概要:北海道大学大学院歯学研究院口腔顎顔面外科学教室は、5年間の「臨床研修プログラム」実施にかかる費用を募ることを目的に、550万円を第一目標に3月1日(水)9時から4月28日(金)23時まで、クラウドファンディングに挑戦します。公的資金は令和5年度でおわり、ここから先は本学のみで運営をしていく必要がありますが、自助努力のみでは限界がある為、皆様から寄付を募ります。若手口腔外科医師の育成には、臨床研修が不可欠です。ぜひ、ご寄付ください。


【3】北海道の地で待望の肺移植、実現へ!北大呼吸器外科の挑戦にご寄附を。



・ページURL:https://readyfor.jp/projects/hokudai-haiisyoku2023
・目標金額:700万円
・実行者 :北海道大学病院呼吸器外科 加藤達哉(かとうたつや)
・形式 :寄付金控除型 / All or Nothing形式
・公開期間:2023年3月1日(水)~4月28日(金)
・資金使途:研修費用
・概要:北海道大学病院呼吸器外科は北海道の地で肺移植施設を実現するため、700万円を第一目標に3月1日(水)9時から4月28日(金)23時までクラウドファンディングに挑戦します。現在わが国において肺移植ができる認定施設は10箇所ありますが、北海道内にはまだ一つもありません。北大で肺移植が実現いたしますと、全ての臓器移植が道内で完結できることになります。北海道での肺移植の実現は、肺移植を望む患者さんに対する、北大病院の責務だと考え、実現に向けて一歩踏み出します。


【4】折りたたみ式入れ歯を開発し、開口障害がある方も顎義歯を使えるように



・ページURL:https://readyfor.jp/projects/oritatami
・目標金額:600万円
・実行者 :北海道大学病院生体技工部 佐伯和紀(さいきかずき)
・形式 :寄付金控除型 / All or Nothing形式
・公開期間:2023年3月1日(水)~2023年4月29日(土)
・資金使途:装具開発のための設備購入費用および研究費用
・概要:「顎義歯」はガンなどで上顎を切除した患者さんに使用する特殊な入れ歯です。しかし、上顎を切除すると手術で切った皮膚や筋肉が硬くなることで口が開きにくくなり、普通の入れ歯より高さがある顎義歯を使用することが難しいです。そこで入れ歯に折りたたみ機構を付与することで、開口障害がある方でも大きな入れ歯を装着できるのではないかと考えました。研究費用で全てを賄うことが難しいため、クラウドファンディングにていただいたご支援で3Dプリンターやソフトを購入し、開発を進め、開口障害がある方の社会復帰の後押しを目指します。


【5】血清亜鉛値に代わる、「味覚障害」の新たな指標の樹立に向けた研究を!



・ページURL:https://readyfor.jp/projects/mikaku
・目標金額:350万円
・実行者:北海道大学大学院歯学研究院口腔診断内科学教室 坂田健一郎(さかたけんいちろう)
・形式 :寄付金控除型 / All or Nothing形式
・公開期間:2023年3月1日(水)~2023年4月29日(土)
・資金使途:研究実施に必要な大型器具の購入費用
・概要:味覚障害は高齢者に多く発症するため、超高齢社会の進展する日本にとって必然的に患者数は増えることが見込まれています。しかしながら、味覚障害の診断基準として用いられる血清亜鉛値の指標は、臨床においてその正確性が課題として残っています。この亜鉛要求酵素を臨床現場への実用化へつながる研究となり、現代日本人の健康増進、QOL向上へつながると期待されます。今回のクラウドファンディングを通じて味覚障害の指標となりうる適切な試料、及びその解析法の樹立を目指します。


【6】世界のクマ研究最前線 クマが生きられる環境を未来に残したい



・ページURL:https://readyfor.jp/projects/bearconservation
・目標金額:500万円
・実行者 :北海道大学獣医学研究院獣医学部門環境獣医科学分野 坪田敏男(つぼたとしお)
・形式 :寄付金控除型 / All or Nothing形式
・公開期間:2023年3月1日(水)~2023年4月10日(月)
・資金使途:世界のクマ類4種についての生態調査費用
・概要:クマ類は、世界に3属8種が現存しますが、多くのクマの絶滅が心配されており、その保全は喫緊の課題です。しかしクマの保全を進める上で必要となる行動圏や土地利用、さらにはその季節変化や年変化など、大規模かつ長期的な調査研究から得られる科学的知見が不足しています。行動調査や感染症調査、冬眠生理などの研究を通じて絶滅に瀕する世界のクマ4種(ホッキョクグマ、ヒグマ、ツキノワグマ、ナマケグマ)の保全に貢献することを目指しクラウドファンディングに挑戦します。


【7】北海道の「避けられた外傷死」を撲滅する−外傷外科医育成プロジェクト



・ページURL:https://readyfor.jp/projects/surg2-hokudai
・目標金額:500万円
・実行者:北海道大学病院先端医療技術教育研究開発センター/消化器外科II 平野聡・村上壮一(ひらのさとし・むらかみそういち)
・形式 :寄付金控除型 / All or Nothing形式
・公開期間:2023年3月1日(水)~2023年4月29日(土)
・資金使途:研修費用
・概要:地震などの自然災害、交通事故、傷害事件など、私たちは突如、生命が危険にさらされる可能性の中で日々の生活を送っています。しかし、現状では診療する外科医に外傷診療特有の知識とトレーニングが不足しており、「防ぎ得た外傷死」が約4割との報告もあります。特に、広域に医療圏が点在する北海道では外傷発生時、その地域で緊急に適切な初期治療を行うことが求められます。北海道大学消化器外科学教室IIでは2024年3月まで、北海道で働く外科医が外傷診療技術を習得するシステム整備のための費用を募ります。


【8】ポータブルエコーで未来のプロ野球選手たちに肘検診を行いたい。



・ページURL:https://readyfor.jp/projects/baseball_elbow
・目標金額:700万円
・実行者:北海道大学病院スポーツ医学診療センター 門間太輔(もんまだいすけ)
・形式 :寄付金控除型 / All or Nothing形式
・公開期間:2023年3月1日(水)~4月29日(土)
・資金使途:ポータブルエコー購入費用
・概要:中学硬式野球チームの新入団選手への肘検診や、高校野球選手へのアンケートおよび甲子園予選でのメディカルチェックなども行う中で、成長期の障害がその後の競技人生に影響を及ぼすことを身をもって実感するようになりました。これまでの検診はボランティアにより支えられておりました。特に超音波機器には各社にデモとして無償で数日お借りしていましたが、全国的にレンタル料が発生してきており、今後の検診活動の維持には我々自身がポータブルエコーを持つことが必要になりました。今回のクラウドファンディングプロジェクトを通じて、野球界の未来を守ることを目指します。


【9】希少がん「乳房外パジェット病」に対する、抗がん剤治験実施にご支援を



・ページURL:https://readyfor.jp/projects/paget2023
・目標金額:1,000万円
・実行者:北海道大学 大学院医学研究院 皮膚科学教室 柳輝希(やなぎてるき)
・形式 :寄付金控除型 / All or Nothing形式
・公開期間:2023年3月1日(水)~2023年4月29日(土)
・資金使途:薬剤購入費用および治験の実施費用
・概要:さまざまな種類があるがんの中でも、希少がんは発症数が少なく、治療法が確立されていないなど診療・受療上の課題が他のがんに比べて大きいのが特徴です。我々は、「乳房外パジェット病」という希少がんの治療法を研究しており、2020年には現在利用可能な世界で唯一の動物モデルを作製しました。本モデルに対して、さまざまな抗がん剤を試してみたところ、エリブリンが特に有効であると判明しました。そこで臨床試験を計画し、「進行期乳房外パジェットに対するエリブリン単剤療法」の治験実施体制を整備しました。しかし、確保していたAMED研究費は整備のためにその大半を使用せざるを得ず、薬剤のための費用に乏しいのが現状です。そこで今回のクラウドファンディングでは、進行期乳房外パジェット病患者に対する、エリブリン療法の第二相試験(=主に有効性・安全性を調べる試験)の費用を募ります。


<4月1日公開:1プロジェクト(実行者名五十音順)>
【10】殺菌力をもつキレイな入れ歯の開発を進め、高齢者の肺炎を減らしたい




・ページURL:https://readyfor.jp/projects/cpc
・目標金額:1,600万円
・実行者 :北海道大学歯学研究院口腔医学部門口腔健康科学分野 中西康(なかにしこう)
・形式 :寄付金控除型 / All or Nothing形式
・公開期間:2023年4月1日(土)~2023年5月30日(火)
・資金使途:殺菌性義歯材料の開発費用
・概要:特に高齢者の生活のためには欠かせない入れ歯ですが、長期に使用された入れ歯の内部には細菌が増殖し、さまざまな病気の原因になることがあります。一方、入れ歯を清潔に保ちづけるには徹底した管理が必要で、使用者にとって大きな負担となります。私たちは、入れ歯の使用者や介護者の負担を減らすことを目的に、殺菌性義歯材料を開発しています。これまで義歯ブラシ、義歯洗浄剤による毎日の細かな清掃が必要でしたが、殺菌剤が入れ歯から放出される技術を活用すれば、入れ歯の清掃の負担を減らすことにつながると考えています。すでに機能性は十分に確認できていますが、製品化するには実際に口腔内での安全性試験を実施する必要があり、この費用的なハードルが高いのが現状です。そこで今回のクラウドファンディングでは、医療機器(製品)として承認を得るための生物学的安全性試験を行うための費用を募ります。



北海道大学について


 北海道大学は、大学院に重点を置く基幹総合大学であり、その起源は、1876年に設立された札幌農学校に遡ります。その後、帝国大学を経て新制大学に至る長い歴史の中で、「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」及び「実学の重視」という教育研究に関わる基本理念を掲げ、培ってきました。
 これらの基本理念を再確認するとともに、社会に対する説明を認識しつつ、知の創成、伝承、実証の拠点として発展していきます。



READYFOR株式会社について


「誰もがやりたいことを実現できる世の中をつくる」をビジョンに日本初・国内最大級のクラウドファンディング事業、寄付・補助金マッチング事業を運営しています。2011年3月のクラウドファンディングサービス開始から2万件以上のプロジェクトを掲載し、120万人以上から300億円以上の資金を集め、国内最大級のクラウドファンディングサービスとして、中学生から80代の方まで幅広い方々の夢への一歩をサポートしています(2023年2月時点)。

・会社名:READYFOR株式会社
・代表者:米良はるか、樋浦直樹
・所在地:東京都千代田区一番町8 住友不動産一番町ビル 7階
・設立:2014年7月
・資本金:1億円
・会社ページURL:https://corp.readyfor.jp/
・「クラウドファンディングサービス READYFOR」URL:https://readyfor.jp
・「READYFOR 継続寄付サービス」URL:https://readyfor.jp/fundraising/
・「レディーフォー 遺贈寄付サポートサービス」URL:https://izo.readyfor.jp/
・「基金・寄付・補助金 企画運営サービス」URL:https://fund.readyfor.jp/

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