平成29年産うんしゅうみかん及びりんごの適正生産出荷見通しについて

2017年06月16日 

プレスリリース

平成29年産うんしゅうみかん及びりんごの適正生産出荷見通しについて

平成29年6月16日
農林水産省

農林水産省は、我が国の主要な果樹であるうんしゅうみかん及びりんごについて需要に即した生産と需給の安定を図るため、適正生産出荷見通しを以下のとおり策定しました。

1.平成29年産うんしゅうみかん適正生産出荷見通し

1 平成29年産うんしゅうみかん適正生産出荷見通し

平成29年産うんしゅうみかんの適正生産量及び適正出荷量は、近年の国内外の需給動向や着花量等を勘案し、次のように策定します。

(1)予想生産量 87万トン
(2)適正生産量 87万トン
(3)適正出荷量 78万トン
ア 生食用 69万トン
イ 加工原料用 8万トン
うち果汁用 6万トン
うち缶詰用 2万トン
※注:適正生産量と適正出荷量の差は、出荷までの減耗分と農家自家消費分です。

2 生産出荷量が適正生産量及び適正出荷量となるよう調整するために必要な取組

(1)平成29年産うんしゅうみかんの需要量は、89万トン程度と予想されます。
生産面では、昨年はうら年であったことに加え、果実肥大期の高温・干ばつで果実が小玉傾向になったこと等により極端に生産量が減少したことを鑑み、29年産生産量は28年生産実績81万トンに比べて6万トン程度増加となる87万トンが見込まれます。
このため、本見通しに基づき、生産出荷組織及び生産者は、以下のような需要に即した生産出荷を推進することが重要です。
なお、近年の消費者の嗜好を踏まえると、低品位の果実では安定した価格は望めないことから、高品質果実の生産が重要です。

ア 計画的な生産
(ア)高品質果実の生産につながる適正な着果量の確保に向けて、結実確保を図りつつ、着果が過多とならないよう摘果等の作業を推進することとします。
また、摘果作業の遅れによる果実の小玉果が価格下落の要因となりかねないことから、果実品質の確保に向けた樹上選果や仕上げ摘果を適期に着実に行うこととします。
(イ)極早生品種について、需要に見合った生産を推進することとします。
また、極早生品種の出荷量を需要に見合ったものにするとの観点から、中晩かん等の優良品目・品種への転換や、適正な品種構成となるような栽培管理計画の検討、推進を図ることとします。
(ウ)近年、産地によっては、依然として生産量のバラツキが大きいことから、引き続き、きめの細かい隔年結果の是正に向けた取組を推進することとします。

イ 計画的な出荷
(ア)消費者の嗜好にあった高品質果実の出荷に向けて、出荷品質の確保に努めることとします。
(イ)出荷計画のずれ込みにより急激に在庫量が増加することを防ぐため、果実の成熟状況等に応じて計画を適切に見直すこととします。
(ウ)生産者間、市場関係者等との情報共有により、需要と供給のマッチングを図ることとします。
(エ)出荷計画の策定に当たっては、極早生品種から早生品種への切替えや、早生品種の一日当たり出荷量の平準化に留意することとします。
(オ)加工原料用果実について、長期安定取引契約による安定取引に努めるとともに、需要に応じた出荷量の確保を図ることとします。

(2)需要に応じた計画的な生産出荷の実施に向けて、生産出荷組織及び生産者は、
ア 生産出荷の目標に基づいた、産地指導や着果量の調整など、需要に応じた計画的な生産の推進
イ 一時的な出荷集中により価格が低下した場合に、生食用果実を加工原料用に仕向ける緊急需給調整特別対策
等の事業を行います。

2.平成29年産りんご適正生産出荷見通し

1 平成29年産りんご適正生産出荷見通し

平成29年産りんごの適正生産量及び適正出荷量は、近年の国内外の需給動向や着花量等を勘案し、次のように策定します。

(1)予想生産量 81万トン
(2)適正生産量 81万トン
(3)適正出荷量 72.5万トン
ア 生食用 62.5万トン
イ 加工原料用 10万トン
うち果汁用 9.5万トン
注:適正生産量と適正出荷量の差は、出荷までの減耗分と農家自家消費分です。

2 生産出荷量が適正生産量及び適正出荷量となるよう調整するために必要な取組

(1)平成29年産りんごの需要量は、83万トン程度と予想されます。
生産面では、28年度は夏場の干ばつによる小玉果等の影響で生産量が76万5千トンと減少しましたが、29年産は、全国的に雪害等の被害もなく、着花量も確保されていることから、予想生産量は81万トン程度と見込まれます。
このため、本見通しに基づき、生産出荷組織及び生産者は、以下のような需要に即した生産出荷を推進することが重要です。
なお、近年の消費者の嗜好を踏まえれば、低品位果実では安定した価格は望めないことから、高品質果実の生産に力を注ぐことが重要です。

ア 計画的な生産
高品質果実の生産につながる適正な着果量の確保に向けて、結実確保を図りつつ、着果が過多とならないよう摘果等の作業を推進することとします。
また、摘果作業の遅れによる果実の小玉果や着色不良等が価格下落の要因となりかねないことから、果実品質の確保に向けた樹上選果や仕上げ摘果を着実に行うこととします。

イ 計画的な出荷
(ア)消費者の嗜好にあった高品質果実の出荷に向けて、出荷品質の確保に努めることとします。
(イ)出荷計画については、果実の成熟状況等に応じて適切に見直すとともに、生産者間、市場関係者等との情報共有により、需要と供給のマッチングを図ることとします。
(ウ)加工原料用果実について、長期取引契約による安定的な取引に努めることとします。

(2)需要に応じた計画的な生産出荷の実施に向けて、生産出荷組織及び生産者は、
ア 生産出荷の目標に基づいた、産地指導や着果量の調整など、需要に応じた計画的な生産の推進
イ 一時的な出荷集中により価格が低下した場合に、生食用果実を加工原料用に仕向ける緊急需給調整特別対策
等の事業を行います。

<添付資料>

平成29年産うんしゅうみかん適正生産出荷見通し(PDF : 54KB)
平成29年産りんご適正生産出荷見通し(PDF : 45KB)

お問合せ先

生産局農産部園芸作物課

担当者:宮嶋、栗田、本多
代表:03-3502-8111(内線4793)
ダイヤルイン:03-3502ー5957
FAX番号:03-3502-0889

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