UB Ventures、地域金融機関9行とともに「地域課題解決DXコンソーシアム」を発足

2024/07/03  株式会社 UB Ventures 

地域金融機関とベンチャーキャピタルの広域連携を通じ、人手不足に悩むレガシー産業の生産性向上を目指す、国内初の取り組み

「人口減少社会におけるイノベーション創出」をテーマに、日本の社会課題を解決するスタートアップへの投資・成長支援を行う株式会社UB Ventures(本社:東京都千代田区、代表取締役:岩澤 脩、以下UB Ventures)は、全国の地域金融機関9行とともに、「地域課題解決DXコンソーシアム(以下、本コンソーシアム)」を発足いたしました。 本コンソーシアムは、地域金融機関とベンチャーキャピタルの広域連携を通じて、「人口減少に伴う地域の産業課題」と「レガシー産業*の一人当たり生産性向上を実現する地域課題解決型スタートアップ」の情報を集約し、地域横断的に知見が共有される枠組みを形成することを目的とする、国内初の取り組みです。 これにより、地域に点在する人口減少社会におけるイノベーションの種の収集、地域課題解決型スタートアップの地域展開の加速、人手不足に悩む各地域のレガシー産業における生産性向上といった価値創出を目指します。 *製造業、建設業、医療、教育、農業・林業、小売、サービス業、物流等。



設立の背景


世界最速で人口減少社会に突入している日本では、地域経済を支えてきたレガシー産業における労働力不足が喫緊の社会課題となっています。今後、短期的な労働人口増加が見込まれない中、持続的に地域経済を維持し活性化していくためには、SaaS・AI・ハードウェアなどのテクノロジーを活用した一人当たり生産性の向上が急務です。
こうした背景から、各地域でレガシー産業の生産性向上に取り組むスタートアップ企業との連携ニーズが高まっていますが、地域企業とそれらスタートアップとの間には地理的・心理的な隔たりが存在し、局所的な連携にとどまっているのが現状です。

この現状を打破するために、地域企業と地域課題解決型スタートアップの橋渡しを「面」で行う新たな枠組みとして、各地域経済の中核である地域金融機関とともに、本コンソーシアムを設立いたしました。

「地域課題解決DXコンソーシアム」概要


正式名称:地域課題解決DXコンソーシアム
発足日:2024年7月3日
発起人(五十音順、敬称略):
・株式会社鹿児島銀行
・株式会社佐賀銀行
・株式会社山陰合同銀行
・株式会社四国銀行
・株式会社静岡銀行
・株式会社常陽銀行
・株式会社中国銀行
・株式会社福岡銀行
・株式会社山口銀行
・株式会社UB Ventures

活動内容:
本コンソーシアムでは以下の取り組みを行なってまいります。
(1) 各レガシー産業の課題調査・分析
(2) 地域課題解決型スタートアップネットワークの構築
(3) DX成功事例の収集
(4) (1)~(3) を会員間で連携・共有する定期全体会の実施
(5) その他本コンソーシアムの目的を達成するために必要な取組

株式会社UB Venturesについて


UB Venturesは世界の新産業を創造する「起業家と事業」の成長プロセスを、「リアルな事業経験」を基にリードし続けるベンチャーキャピタリストチームです。アジアから世界を狙える、スタートアップの海外進出支援にも力を入れています。


会社名:株式会社UB Ventures
所在地:東京都千代田区丸の内二丁目5番2号 三菱ビル
代表:代表取締役 岩澤 脩
設立:2018年2月16日
URL:https://ubv.vc/

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社UB Ventures コーポレート担当
ubv_corp@uzabase.com

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