トヨタ財団2021年度特定課題「外国人材の受け入れと日本社会」プログラムに採択されました

2022/03/18  株式会社 An-Nahal 

株式会社An-Nahal(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:品川優、以下An-Nahal)は、公益財団法人トヨタ財団の助成プログラムのひとつ、特定課題「外国人材の受け入れと日本社会」に採択されることが決定いたしました。


当プログラムは2019年から開始し、外国人受け入れの総合的な仕組み構築への寄与が期待できる調査・研究・実践に対して助成するもので、今回An-Nahalが提案した『相互メンタリングを通じた留学生と企業内人材の意識行動変容の調査分析と育成モデルの体系化』事業への助成が決定しました。

トヨタ財団 特定課題「外国人材の受け入れと日本社会」プログラム趣旨
外国人材が能力を最大限発揮できる環境作りのための調査・研究を行い、かつ助成期間中に課題解決や状況の改善に向けた仕組みや制度構築に取り組む活動に対して助成を行うプログラム。2019年度より開始。

■プログラム概要ページ
https://www.toyotafound.or.jp/special/2021/

■トヨタ財団発表内容
https://www.toyotafound.or.jp/special/2021/migration.html

助成企画概要
【題目】相互メンタリングを通じた留学生と企業内人材の意識行動変容の調査分析と育成モデルの体系化
Research and Analysis of Changes in Mindset and Behavior of International Students and Human Resources in Companies through Mutual Mentoring and Systematization of Training Model

【概要】
メンタリングを通じた日本の大学・大学院に進学する非漢字圏の外国人留学生と日本人管理職の意識・行動変容を分析し、日本における高度外国人材のキャリア形成とそれを支える日本人管理職の育成施策を提案する。パイロットで得られた下記の成果から成功要因や再現するための条件を抽出し、留学生キャリア支援施策や企業内人材育成のベストプラクティスとして共有する。
1、留学生:メンタリングを通じて日本人とのネットワーク形成から求人やインターンの機会などより多くの機会を獲得した。
2、日本人:外国人材との協働に対し前向きになり外国人の同僚と自ら業務の相談をするようになった、多国籍なメンバーでのプロジェクトへアサインされたといった行動変容が見られた。
また、北欧で外国人材と現地市民とのメンタリングに取り組む3つの団体における先行事例を参考にしながら、計50名(留学生25名、日本人25名)に対し相互メンタリングの機会提供と、対話を通じた双方の意識・行動変容、関係性の変化について調査・分析を行う。その研究結果をもとに大学の留学生キャリア支援や企業内人材育成に活用するためのハンドブックを作成し、ウェブサイトやセミナーを通じ発信する。

【コメント】
弊社が実践するメンタリングを通じた企業内人材の育成や行動変容における効果や、留学生のキャリア形成への効果を調査・研究することで、日本社会におけるダイバーシティ&インクルージョン推進における新たな事例・ナレッジになるよう、連携パートナーとともに取り組んでまいります。(An-Nahal代表取締役 品川優)

会社概要
会社名:株式会社An-Nahal(アンナハル)
代表取締役:品川優(しながわ・ゆう)
所在地:220-0012 横浜市西区みなとみらい 3-7-1 Ocean Gate Minatomirai 8階
神奈川県 SHINみなとみらい
事業内容:企業のダイバーシティ推進における人材育成・人事に関するコンサルティングサービス、外国人材の採用や育成
設立:2019年5月30日
企業HP:https://an-nahal.com

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