Renesas Synergy(TM)プラットフォームのルネサス統合開発環境で、IARシステムズの高度なコンパイラが使用可能に

2018年02月14日 

Renesas Synergy(TM)プラットフォームのルネサス統合開発環境で、IARシステムズの高度なコンパイラが使用可能に

~ルネサスのe2 studio統合開発環境に高度なIAR C/C++ Compiler(TM) を統合したことにより、コード量の削減と、実行速度の加速が可能~

2018年02月14日

  • ルネサス エレクトロニクス株式会社

ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO:呉 文精、以下ルネサス)は、このたび、e2 studio統合開発環境(IDE)のRenesas Synergy プラットフォーム向け強化を発表しました。組み込み用ツールをリードするベンダであるIAR システムズ株式会社(本社:スウェーデン・ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役:石川 博、以下IARシステムズ)との継続的なパートナーシップにより、Eclipseベースであるルネサスのe2 studio IDEに、IARシステムズの高度なC/C++コンパイラを統合することが実現しました。これにより、ユーザは大幅な性能向上を実感することができます。

IAR C/C++ Compiler(TM) は、IARシステムズのコード最適化技術により、アプリケーションコード量を大幅に削減可能のため、ユーザは限られたメモリ領域を有効に活用し、Renesas Synergy マイクロコントローラにさらなる機能を追加することができます。さらにこのコンパイラは、EEMBC(R) Coremarkなどの速度ベンチマークの結果が示しているように、生成されたコードの実行速度が業界トップレベルです。そのため、このコンパイラで生成したコードを使用すれば、Renesas Synergy マイクロコントローラの各動作の実行速度が速くなります。結果として、低消費電力モードにおける延べ時間が長くなることになり、バッテリー寿命が長持ちするという効果も期待できます。したがって、家庭用/ビル用/産業用オートメーションシステム、家電製品、エネルギー管理システム、ならびにヘルスケア機器などの、ネットワークに接続されるIoT(Internet of Things)機器のシステム・コンポーネントや周囲の環境を、監視/制御するために、IAR C/C++ Compiler(TM) でコード生成したRenesas Synergyマイクロコントローラを使用することは非常に適しています。

従来、e2 studioのユーザは、標準のGCC(GNU Compiler Collection)であるGNUコンパイラを使ってアプリケーションソフトを開発していました。IARシステムズとの新たな協業により、IAR C/C++ Compiler(TM) を使用したいユーザは、IAR Embedded Workbench(R) for Renesas Synergy IDEを使用するという既存の選択肢の他に、e2 studio環境の中で直接、IAR C/C++ Compiler(TM) を使用する選択肢が加わりました。e2 studioの最新版で、ユーザはコンパイラの選択も無償で可能になり、IAR C/C++ Compiler(TM) を使用することができます。

ルネサスのSynergyプラットフォーム事業部のマーケティング・ディレクターであるMark Rootzは次のように述べています。「Renesas Synergyプラットフォームの顧客は、プロ仕様のソフトウェア開発ツールであるe2 studioとIAR Embedded Workbench(R) for Renesas Synergyの2つから選択できます。いずれもライセンス料もメンテナンス料もかからず、利用ユーザ数の制限もありません。私たちは、Renesas Synergyプラットフォームの価値と性能を高めたいという決意の下、今回、e2 studioユーザにもIAR C/C++ Compiler(TM) を使用していただくことができるようにしました。」

IARシステムズのProduct ManagerであるAnders Lundgren氏は次のように述べています。「e2 studioへ先進のコンパイラ技術を追加することにより、顧客はIoTアプリケーションを最適化できるさらなる選択肢を手にすることができます。私たちがルネサスエレクトロニクスと密接に協力し、今回のツールを提供することにより、Renesas Synergyプラットフォームの顧客は革新的な製品を市場に投入するまでの時間を短縮できます。」

Renesas Synergyプラットフォームについて

Renesas Synergyプラットフォームは、動作保証済みで、メンテナンスと完全サポートが提供される、初めてのソフトウェア/ハードウェアを統合した汎用マイコンプラットフォームです。市場投入までの時間を短縮し、総所有コストを削減し、IoT製品を設計する技術者が直面する障壁を解消します。Renesas Synergyプラットフォームは、完全に統合されたソフトウェア、開発ツール、およびソフトウェアAPIを介してフルアクセス可能な、幅広いラインアップのスケーラブルなArm(R) Cortex(R)-Mベースのマイクロコントローラで構成されます。前払いのライセンス料もバックエンド・ロイヤリティも不要です。マイクロコントローラを購入すればすべて無償で使用できます。

詳しくは、http://renesassynergy.comをご覧ください。Renesas Synergyプラットフォームに関する詳しい情報を入手し、すべての機能を検討し、ソフトウェアやツールをダウンロードしてプロジェクトを開始することができます。

以 上

  • Renesas Synergyは、ルネサス エレクトロニクス株式会社の商標です。IAR Embedded Workbench, IAR およびIAR SystemsロゴタイプはIAR Systems ABが所有権を有する商標または登録商標です。EEMBC is a registered trademark of the Embedded Microprocessor Benchmark Consortium. Arm、Cortexは、Arm Limited(またはその子会社)のEUまたはその他の国における登録商標です。本リリース中の製品名やサービス名は全てそれぞれの所有者に属する商標または登録商標です。

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