2024年06月28日
地域脱炭素ネットワーキングイベントの開催及び民間事業者の募集について
- 環境省は、地域脱炭素に取組みたい地方公共団体と、脱炭素に関する豊富な経験等を有する民間事業者との間で人的ネットワークを構築し、地域脱炭素を推進していくことを目的として、地域脱炭素ネットワーキングイベントを開催します。つきましては、本イベントへの参加を希望する民間事業者を募集いたします。
(1)事業概要
我が国は、令和2年10月に2050年カーボンニュートラルの実現を宣言し、脱炭素社会の実現に向けて大きく舵を切りました。これを実現する具体的な道筋としてとりまとめた「地域脱炭素ロードマップ」(令和3年6月 国・地方脱炭素実現会議決定)では、「地域脱炭素は地域の成長戦略」ということを掲げています。つまり、脱炭素の主要なフィールドは地域であり、事業スキーム次第では地域課題の同時解決にもつながるものであり、そのためには地方公共団体・企業・住民といった地域のステークホルダーが主体的に脱炭素に向けて取り組むことが重要だと、環境省は考えています。
一方で、地方公共団体における脱炭素に関する人材や専門的知見の不足が課題として指摘されているとともに、特に民生部門・産業部門での脱炭素化は民間企業の取り組みにより達成することが不可欠であることから、地方公共団体と経験・ノウハウ・知見を有する民間事業者との協働が大切です。
本イベントは、地域脱炭素に取組みたい地方公共団体と、脱炭素に関する豊富な経験等を有する民間事業者との間で人的ネットワークを構築し、地域脱炭素を推進していくことを目的として開催します。
詳細は以下のHPをご参照ください。
https://local-re-jinzai.env.go.jp/carbon-neutral-nw/
(2)日時・場所等
日時:令和6年8月30日(金)10:00~17:00
主催:環境省
参加費:無料
会場:東京国際フォーラム
登壇地方公共団体:
※地方公共団体のキーワードは申請時点のものであり、当日までの調整により変更される可能性があります。
※登壇する地方公共団体の詳細は以下のURLをご覧ください
https://local-re-jinzai.env.go.jp/carbon-neutral-nw/public/
※参加団体は順次追加
地方公共団体 |
キーワード
(順不同) |
地方公共団体 |
キーワード
(順不同) |
北海道
三笠市 |
水素、木質バイオマス、再生可能エネルギー、二酸化炭素の利用・貯留 |
兵庫県
豊岡市 |
PPA、木質バイオマス、耕作放棄地、営農型太陽光発電、省エネ、EV、V2H、充電設備、森林整備、Jクレジット、藻場整備、ブルーカーボン、サステナブルツーリズム、レジリエンス強化、行動変容 |
北海道
滝上町 |
木質バイオマスの利活用促進、再生可能エネルギーの導入促進、地域内連携の推進 |
大阪府 |
脱炭素経営、中小事業者への支援 |
北海道
富良野市 |
積雪寒冷地、太陽光発電等の新技術、水素活用、農業分野での脱CO2技術(ハウスの熱源の再エネ化・水素電池トラクター等) |
奈良県 |
家庭部門、CO₂削減全体量の可視化・共有化、エコ活ポイント制度、アプリ、行動変容 |
北海道
厚沢部町 |
人口減少、農業、再生可能エネルギー設備の導入、環境学習 |
兵庫県
伊丹市
島根県
飯南町
大阪府
阪南市 |
カーボンクレジット、森林保全、海洋保全、地域活性化 |
秋田県
にかほ市 |
風力発電、洋上風力発電、マイクログリッド、域内経済循環、レジリエンス向上、燃料費高騰、ヒートショック、断熱、防災、垂直型太陽光パネル、ペロブスカイト、エネルギーの転換 |
香川県
坂出市 |
坂出市地球温暖化対策実行計画、坂出港港湾脱炭素化推進計画、水素(新エネルギー)、ブルーカーボン(藻場)、ペロブスカイト太陽電池、ナッジ理論による行動変容、企業版ふるさと納税 |
栃木県
小山市 |
公共施設、太陽光発電、ネイチャーポジティブ、TNFD、平地林、田園環境都市、スマートモビリティ |
高知県
北川村 |
農業、ゆず、災害、ソーラーシェアリング、サステナブルツーリズム、行動変容 |
愛知県 |
環境と経済の好循環、イノベーション、ブレークスルー、民間アイデアの事業化、脱炭素プロジェクト、水素社会の構築、低炭素水素サプライチェーン |
鹿児島県
和泊町 |
再生可能エネルギー×EVによるレジリエンス強化、エネルギーの自給自足、DXとGXを活用した地方創生 |
岐阜県
山県市 |
公共施設への再エネ導入、省エネ推進、公用車のEV導入、公共施設のZEB化、保育園・小学生向けの環境教育プログラム、次世代型太陽電池(ペロブスカイト)、地産地消電源、企業版ふるさと納税、宅配ボックス設置・導入支援、市民・事業者の行動変容・効果的なPR手法 |
鹿児島県
志布志市 |
太陽光発電の普及、農林水産業の脱炭素化、事業者の脱炭素化に向けた支援 |
長野県
塩尻市 |
行動変容、再エネ普及、新エネ実証、地産地消、地域公共交通 |
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|
石川県 |
自立・分散型エネルギー、風力発電、浮体式垂直軸型、マイクログリッド、オフグリッド、蓄電池、グリーンドライブ、ライドシェア、EV、ソーラーカーポート、垂直パネル、再エネ環境価値の地域還元、サステナブル、ブルーカーボン、グリーンインフラ |
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(3)申込み
本イベントへの参加を希望する民間事業者は、以下のwebフォームのエントリーシートに必要事項を入力してお申し込みください。参加民間事業者は60社を想定しています。応募多数の場合はエントリーシートに記載いただいた内容に基づき環境省及びイベント事務局において参加企業の選定を行いますのであらかじめ御承知おきください。
申込期日:令和6年7月26日(金)17:00
【申込フォーム】https://local-re-jinzai.env.go.jp/carbon-neutral-nw/contact/
(4)問い合わせ先
令和6年度地域脱炭素実現に向けた中核人材の確保・育成委託業務事務局
(株式会社ジェイアール東日本企画内)
TEL : 03-5447-7790(平日10:00~17:00)
E-mail : carbon-neutral-nw@jeki.co.jp
連絡先
環境省大臣官房地域政策課地域循環共生圏推進室
- 代表
- 03-3581-3351
- 直通
- 03-5521-8328
- 室長
- 佐々木 真二郎
- 係長
- 清間 笑奈
- 担当
- 安藤 ほのか
- 担当
- 坪倉 陽平
- 担当
- 伊藤 彩月