西尾レントオール株式会社がMLTGシリーズを提供商材に採用

2023/06/06  株式会社 ビーマップ 

2023 年 6 月 6 日

株式会社ビーマップ

西尾レントオール株式会社がMLTGシリーズを提供商材に採用
ビーマップ販売のTerragraph対応60GHzミリ波高速無線LANシステム

株式会社ビーマップ(本社:東京都千代田区、代表取締役:杉野文則、以下当社)が販売する高速無線LANシステム「MetroLinq Terragraph」(以下MLTGシリーズ)が西尾レントオール株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:西尾公志、以下西尾レントオール)の提供商材として『新しい建機展』(2023年6月9日(金)・10日(土)、大阪市の舞洲スポーツアイランド「空の広場」で開催)において出展展示される事となりましたので、お知らせいたします。

西尾レントオールは、建設現場・展示会・イベントなど幅広い分野に向けて専門機材のレンタルを行う企業です。総合レンタル業のパイオニアでありながら、常に時代に沿った事業領域の拡大を続けています。このたび、当社が販売するMLTGシリーズを実機検証していただいた結果、同シリーズの強みである高速低遅延、そして安定した通信環境構築が可能な点が高く評価され、提供商材として採用いただくことになりました。

今後、西尾レントオール事業領域の幅広い分野で、MLTGシリーズの高速通信をご活用いただけます。

■MLTGシリーズの特徴

1.電波干渉が少ない60GHz帯で安定した無線LANシステムの構築が可能

MLTGシリーズは、無線通信の周波数としてワールドワイドで免許が不要な60GHz帯を採用しています。60GHz帯は、屋内外を問わず利用可能で、他の通信システムとの混信が少ないことから、同じく免許不要で利用可能な2.4GHz帯や5GHz帯のWi-Fiと比較しても、安定した高速通信が可能です。

2.IEEE802.11ayの採用により

3.8Gbpsの速度と低遅延な無線LANを実現 無線の通信速度は周波数が高くなるほど向上する特性があります。MLTGシリーズは、超高周波帯である60GHzを使った無線LAN規格であるIEEE802.11ayの採用により、200mの距離で最大3.8Gbpsの通信速度を実現しました。これにより有線LANや光ファイバーに匹敵する高速通信を実現しています。また、無線区間の遅延は1mS以下であり、低遅延が要求される用途での利用が可能です。

3.ビームフォーミングによる装置の小型化と柔軟な運用を実現

電波は周波数が高くなるほど飛距離が短くなる特性があります。 60GHz帯により長距離通信を行うためにはパラボラアンテナを使い先鋭な指向性を持たせる必要がありました。 しかし、パラボラアンテナは、大型で調整が難しく取り扱いが困難です。また、一対一の通信に限定されます。 MLTGシリーズではビームフォーミングを採用することで、小型化を実現し、あわせて設置の際の微調整が不要となりました。

4.Open/Rによるメッシュにより広域無線ネットワークの構築が可能

MLTGシリーズのビームフォーミングによる通信距離は最長300mです。しかし、Terragraphに準拠したことで、中継器となる分散ノードをメッシュ状に配置し相互に接続することで通信エリアを柔軟に拡張することが可能になりました。また、Terragraphでは、分散ノードの追加や通信品質の変化に対し、効率よく通信経路を調整するためのプロトコルとしてOpen/Rが使用されます。Open/RはTerragraphのために開発され、現在ではFacebookのデータセンターのバックホールにも採用されています。MLTGシリーズとTerragraphの組み合わせにより、数キロ四方にわたる広大なエリアに柔軟かつ低コストで無線ブロードバンドを届けることが可能です。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
http://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/23060601077.pdf

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