かながわベンチャー限定クラウドファンディング「かなエール」による支援について
ベンチャー企業が株式投資型クラウドファンディングで資金調達を目指します
2024年06月20日
記者発表資料
県では、民間のクラウドファンディングサービスと連携した「かながわベンチャー限定クラウドファンディング(愛称:かなエール)」により、ベンチャー企業による新たなチャレンジを支援しています。このたび、新たな投薬のあり方を実現する技術開発に取り組むベンチャー企業が、「かなエール」の株式投資型クラウドファンディングを利用した資金調達を行いますので、お知らせします。
「かなエール」で支援するクラウドファンディングプロジェクト注記1の概要
プロジェクト名 |
副作用の少ない局所投薬デバイスでがん治療を変革するアットドウス |
実施企業 |
アットドウス株式会社
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企業が取り組む開発プロジェクトの概要 |
- アットドウス株式会社は、「電気浸透流ポンプ注記2」という技術を用いて、超微量で正確に一定の速度で局所に投薬できる製品「atDose Core(アットドウス・コア)」を開発・製造している。
- 「atDose Core」により患部へ局所的に投薬することで投薬量を抑え、副作用を大幅に軽減させることが可能となる。
- この技術・製品により、患者にやさしい医療の実現を目指す。
【atDose Core(アットドウス・コア)】 (イメージ)
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今後の展開
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まずは国内とインドの眼科領域で展開し、将来的にはがん治療や再生医療での活用を目指す。 |
募集期間 |
令和6年6月25日(火曜日)から7月8日(月曜日) |
詳細ページ |
https://fundinno.com/projects/562
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注記1 かながわベンチャー限定クラウドファンディング「かなエール」は、ベンチャー企業の支援を目的とした事業であり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定は御自身の判断で行われるようお願いします。
注記2 電気浸透流という物理現象により電気の流れを水の流れに変える装置で、脈流や振動がなく、音も出ないポンプであり、電圧に比例して制御できるためIoTとの相性が良く、強い圧力で液体を操作することができます。
起業家の概要(敬称略)
アットドウス株式会社 代表取締役 中村 秀剛
- 横浜市在住。抗がん剤治療による副作用で苦しんでいる患者の負担を、テクノロジーの力で軽減したいとの想いから、2017年にアットドウス株式会社を設立。国や県、公益財団法人神奈川産業振興センターなどの支援を活用し、事業拡大を目指している。
- 令和4年2月に開催された「かながわビジネスオーディション2022」において最優秀賞である「神奈川県知事賞」を受賞。その他、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)や国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援事業にも採択。
URL:https://atdose.com/
【参考】かながわベンチャー限定クラウドファンディング「かなエール」
クラウドファンディングサービス事業者と連携し、手数料の優遇や広報ページの制作支援などを行うことで、ベンチャー企業による新たなチャレンジを支援。
詳細:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537655/cf.html
問合せ先
神奈川県産業労働局産業部
ベンチャー支援担当課長 井上 電話045-285-0213
産業振興課新産業振興グループ 上野 電話045-210-5636
このページに関するお問い合わせ先
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