北海道工場の建設に係る工事契約締結のお知らせ

2024/05/21  株式会社 テクノフレックス 

2024 年5月 21 日

株 式 会 社 テ ク ノ フ レ ッ ク ス

北海道工場の建設に係る工事契約締結のお知らせ

当社は、2023 年8月 10 日付の適時開示「半導体関連の事業用地(北海道)取得に関するお知らせ」および 2023 年 12 月 15 日付の適時開示「半導体関連工場(北海道苫小牧市)の建設について」にてお知らせいたしました通り、北海道苫小牧市の東部地域(以下「苫東」といたします。)に用地を取得し、 半導体関連の事業展開を目的とした工場(以下、仮称として「北海道工場」といたします。)の建設につき、株式会社内池建設(本社:北海道室蘭市。以下、「内池建設」といたします。)と設計を進めてまいりました。

本日、北海道工場の建設につきまして、内池建設と工事請負契約を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。



1.経緯/理由

北海道千歳市では、国産の先端半導体メーカーが大規模な工場を建設中であり、それに伴い半導体 関連産業の道内進出が進んでおります。

当社グループでは、半導体工場に設置される真空配管※や半導体製造装置に使用される真空機器※の 製造・販売業、真空配管の設置工事業、および真空配管のプレハブ加工業といった3つの半導体関連事業を展開するとともに、工場などの建物にスプリンクラー等の消火設備や消火用の配管を設置する消防設備工事業を展開しており、これらの事業は、半導体工場の設備投資に関連して需要が高まる ことから、千歳市から近い苫東に北海道工場を建設することといたしました。

北海道工場の建設工事につきましては、上記半導体工場の建設スケジュールから、早期完成が望ましく、工期を重視しつつ総合的に判断した結果、内池建設と設計契約および工事請負契約の締結に至りました。

※半導体等の製造工程で特殊なガスを給排気するための配管を真空配管といい、真空配管に用いる管と周辺部材を真空機器といいます。

2.北海道工場の計画

(1)所在地 : 北海道苫小牧市字柏原6番 426
(2)敷地面積/取得価額 : 約 7,100 ㎡(約 2,150 坪)/ 約 6,500 万円
(3)計画建物 : [構造] 鉄骨造平家建
[建築面積/延床面積] 共に 約 1,300 ㎡(約 400 坪)
(4)建設費用 : 約3億1千万円(税抜、設計費用を含む。)
(5)資金計画 : 現金および借入金等
(6)工期 : 2024 年6月着工~11 月完成
(7)設計/施工会社 :
[会社名]
株式会社内池建設
[本店所在地]
北海道室蘭市入江町 1 番地 115
[代表者]
代表取締役 内池秀敏
[事業内容]
建築・土木工事業 / 設計業 / 宅地建物取引業
[資本金]
1億円
[設立年月日]
1980 年2月 18 日

3.設計/施工会社との関係

(1)資本関係 : 該当事項はございません。
(2)人的関係 : 該当事項はございません。
(3)取引関係 : 該当事項はございません。
(4)関連当事者 : 該当事項はございません。

4.今後の予定

●北海道工場は、下記連結子会社2社の配管加工場および倉庫として、2025 年1月から稼働する予定です。
【 株式会社 TF エンジニアリング 】
事業内容 : 半導体製造装置や真空ポンプに真空配管を設置する真空配管工事業。 真空配管のプレハブ加工業。
事業開始時期 : 北海道工場完成後、2025 年1月から事業開始予定。
【 ニトックス株式会社 】
事業内容 : スプリンクラー等の消火用配管および消防設備の設置工事業。
事業開始時期 : 北海道工場の完成が間に合わないため、当 2024 年 12 月期第2四半期(4~6月期)から、賃貸の作業場にて事業を開始します。

●将来、本件事業用地の未使用部分に、真空機器を製造する当社の製造工場を建設する構想も ございますが、現時点では未定です。今後、市場動向を見据えつつ、検討してまいります。

5.業績への影響

北海道工場は、2025 年の稼働を予定しており、当社グループの業績向上に貢献するものと考えておりますが、当期における当社グループの資産および業績への影響は、軽微と見込んでおります。

また、千歳市では、上記半導体メーカーによる複数の工場建設が今後予定されておりますが、詳細につきましては確認が取れていないため、当社グループの 2025 年 12 月期以降の業績に与える影響は未定であります。

以上

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