【「鼠径ヘルニアの実態」に関する調査】鼠径ヘルニアを経験した約6割の方が「日常的に痛みを感じていた」ことが判明

2024/06/20  医療法人 Gi 

一方で、症状が軽いことや、経過観察で良いと言われたことから手術を受けていない方も

医療法人Gi(本院所在地:岡山県岡山市、理事長・医師:池田 義博)は、鼠径ヘルニアにかかったことのある40代以上の男性を対象に、「鼠径ヘルニアの実態」に関する調査を実施しました。

ヘルニアと聞くと何を思い浮かべるでしょうか。
ヘルニアとは通常、体内のある臓器が本来あるべき位置から脱出してしまった状態を指します。

中でも「鼠径(そけい)ヘルニア」は60代以降の男性に多いとされ、年間で40~50万人と男性の約3人に1人が罹患している病気です。
この鼠径ヘルニアは「脱腸」とも言われ、内臓(腸)が鼠径部(腹部や股関節の間)から脱出している状態を指し、手術以外では完治が難しい疾患とされています。

その一方で、具体的な症状は個人によって差があるため、症状が軽いからといって放置している方も少なくないかもしれません。
また、さまざまな理由から受診や手術をためらう方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回、鼠径ヘルニアの日帰り手術専門クリニック『Gi(ジーアイ)外科クリニック』(https://gi-clinic.net/)を運営する医療法人Giは、鼠径ヘルニアにかかったことのある40代以上の男性を対象に、「鼠径ヘルニアの実態」に関する調査を実施しました。調査概要:「鼠径ヘルニアの実態」に関する調査
【調査期間】2024年5月30日(木)~ 2024年5月31日(金)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,006人
【調査対象】調査回答時に鼠径ヘルニアにかかったことのある40代以上の男性と回答したモニター
【調査元】医療法人Gi(https://gi-clinic.net/
【モニター提供】PRIZMAリサーチ
鼠径ヘルニアの具体的な症状とは?日常的な痛みがあった方は約6割!



はじめに、「どのような症状(初期症状)がありましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『鼠径部(太ももの付け根)に腫れやしこり、柔らかい膨らみがあった(47.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『柔らかい膨らみは、手で押し込んだり、横になったりすると消えた(36.3%)』『下腹部に軽度の違和感や不快感があった(30.4%)』と続きました。

約半数の方が、鼠径部の腫れやしこりといった視覚や触覚で分かる変化を感じていることがうかがえます。

「日常的にどの程度の痛みがありましたか?」と質問したところ、『強い痛みがあった(17.9%)』『やや痛みがあった(41.0%)』『あまり痛みはなかった(26.3%)』『まったく痛みはなかった(14.8%)』という回答結果になり、約6割の方が日常的に痛みを感じていたことがわかりました。
約半数の方が受診することに抵抗感があると回答。その理由とは?



「当初、病院(かかりつけ医などを含む)を受診することに抵抗感はありましたか?」と質問したところ、『大きな抵抗感があった(13.3%)』『やや抵抗感があった(38.6%)』『あまり抵抗感はなかった(27.1%)』『まったく抵抗感はなかった(21.0%)』と続きました。

約半数の方が病院受診への抵抗があったことが明らかになりました。具体的にどのような抵抗感があったのでしょうか。

「病院(かかりつけ医などを含む)を受診することに抵抗感があった理由として近いものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『デリケートゾーンなので相談しにくかったから(46.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『どこで見てもらったらいいか分からないから(41.8%)』と続きました。

約半数が症状のある箇所がデリケートゾーンであることから、受診を躊躇してしまったようです。また、何科での受診が相応しいのか判断ができなかった方も約4割いました。場所が近いからと泌尿器科を考える方もいれば、なんとなく違う気がすると迷う方も多いのではないでしょうか。
鼠径ヘルニアは手術をしないと治らない疾患。では、実際に手術を受けた方の割合は?
続いて、「鼠径ヘルニア(脱腸)とわかり、手術をしましたか?」と質問したところ、『手術はしていない(41.3%)』が最も多く、『宿泊で手術をした(39.9%)』『日帰りで手術をした(18.8%)』と続きました。

日帰り手術と比較して、宿泊で手術をした方が多いことがわかります。

手術を受けた方に、「どのような医療機関で手術を受けましたか?」と質問したところ、約7割が『総合病院(67.1%)』と回答しました。



「宿泊~退院後の通院を含めて手術にどのくらいの日数がかかりましたか?」と質問したところ、『1週間以上(32.2%)』『4日~6日(44.9%)』『1日~3日(22.9%)』という回答結果になりました。

約8割の方が、鼠径ヘルニアの手術前後に4日以上を要していることがわかりました。
これだけの日数を要するとなると、仕事や生活に大きな支障が出る可能性があります。

では、支障があるにも関わらず、なぜ宿泊での手術を選ぶ方がいるのでしょうか。

「宿泊での手術を選んだのはなぜですか?(複数選択可)」と質問したところ、約半数が『相談していた医療機関で日帰り治療ができなかったから(50.1%)』、約3割が『日帰り手術ができることを知らなかったから(28.2%)』と回答しました。

約8割の方が、そもそも日帰り治療という選択肢がなかったことがうかがえます。



続いて、鼠径ヘルニアの治療に手術を選択しなかった方に対して、「手術をしなかった理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『症状が軽く、手術が必要ないと思ったため(42.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『かかりつけ医などの診断で、良性疾患なので経過観察で良いと言われたから(37.0%)』と続きました。

鼠径ヘルニアの治療には手術をするのが一般的ですが、手術が不要と自己判断した方が約4割いることがわかりました。さらに約4割の方は、医師から手術不要と診断されたことから、軽症とみている場合もあるようです。
約7割が手術に抵抗感あり。1日で日常生活が可能になる手術の場合は?



最後に、手術そのものについてどう感じているのかうかがいました。

「"手術"に対して、どのように感じますか? それぞれ当てはまるものを選択してください。」と質問したところ、以下のような結果となりました。

【手術を受けること】
大きな抵抗感がある(26.8%)
やや抵抗感がある(38.6%)
あまり抵抗感はない(23.2%)
まったく抵抗感はない(11.4%)

【1日で日常生活が可能になる手術を受けること】
大きな抵抗感がある(14.9%)
やや抵抗感がある(36.6%)
あまり抵抗感はない(33.0%)
まったく抵抗感はない(15.5%)

手術を受けることに対して約7割の方が抵抗感を感じている一方で、1日で日常生活に戻れる手術を受けることに対しては、約5割の方が抵抗感を感じていることがわかります。

このことから、手術に対する抵抗は高くとも、短期間で日常生活に復帰できる手術に対しては抵抗感が低い傾向にあることがうかがえます。1日で手術が完了するのであれば、手術へのハードルが下がるようです。
まとめ:日帰り手術可能な医療機関であれば、受診や手術へのハードルが下がる
鼠径ヘルニアの初期症状について、約半数の方が「鼠径部に腫れやしこり、柔らかい膨らみがあった」と感じています。手で押し込むと消える膨らみや、下腹部の違和感を感じた方もいることから、初期症状では視覚や触覚で分かる変化が一般的といえます。

また、約6割の方が日常的な痛みを感じており、鼠径ヘルニアになると日常生活に支障をきたす可能性があることがわかります。

受診については約半数の方が抵抗があると回答しました。抵抗感を感じた理由として、約半数の方がデリケートゾーン付近に症状がでるため相談しにくかったことを挙げました。また、どこで受診すべきか分からなかった方も多くおり、このような羞恥心や知識不足が鼠径ヘルニアの治療を遅らせる要因になっていることが示唆されました。

鼠径ヘルニアとわかっても、主に症状が軽いと判断したため、約4割の方が手術をしていないことが明らかとなりました。

また、手術をした方の約7割は宿泊を伴う手術を受けていることが明らかとなりました。
さらに、その後の通院を含めた治療日数として、約8割の方が4日以上を要し、1週間以上の通院を経験した方も3割以上いることが明らかとなりました。
宿泊で手術をした理由として、約8割の方が、受診した病院が日帰り治療に対応していなかったり、日帰り治療ができるということを認知していなかったことから、鼠径ヘルニアの日帰り手術を受けられる医療機関の少なさが示唆されました。

そのような背景もあり、約7割の方が手術を受けること自体に抵抗感を抱いていることが明らかになりました。一方、1日で日常生活が可能となる日帰り手術であれば、約半数が抵抗がないようです。

今回の調査によって、違和感や痛みを感じていても、約4割の方が鼠径ヘルニアを治すための手術を受けられておらず、手術を受けても治療に時間を取られている方が多くいることが明らかとなりました。

忙しい現代人が鼠径ヘルニアの手術を気楽に受けるには、すぐに日常生活に戻ることのできる日帰り手術に対応した医療機関を探す必要がありそうです。
鼠径ヘルニアの日帰り手術なら『Gi外科クリニック』



今回、「鼠径ヘルニアの実態」に関する調査を実施した医療法人Giは、鼠径ヘルニアの日帰り治療が可能な、日帰り手術・専門クリニックである『Gi(ジーアイ)外科クリニック』(https://gi-clinic.net/)を運営しています。

■男性の3人に1人が生涯で一度は発症する“鼠径ヘルニア”
太ももの付け根のふくらみによる違和感を感じていませんか。
実は、毎年40~50万人の方が同じ不安や悩みを抱えています。

その正体は“鼠径ヘルニア”という病気です。
鼠径ヘルニアは男性に多い病気とされ、男性の3人に1人は一生涯で一度は発症するとされています。

*その症状、鼠径ヘルニアかも? 思い当たる節はありませんか?
・足の付け根に柔らかい膨らみが出てくる
(男性の場合は陰のうに症状が出る場合も)
・手で押し込んだり、横になると消える
・なんとなく下腹部に違和感や不快感がある
・下腹部にときどき差し込むような痛みがある
・お腹が張っているような感じがする

■Gi外科クリニックの強み
1.早期の社会復帰が可能な日帰り手術
近年、手術や麻酔方法、医薬・医療機器の目覚ましい進歩により、当日に来院し、手術を受け、その日に帰宅できる文字通り「日帰り」の手術が可能になってきました。Gi外科クリニックでも、この日帰り手術での治療を行っています。

2.ダメージの少ない術式による治療
Gi外科クリニックでは、より安全で再発や身体へのダメージの非常に少ない術式“単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(SILS-TEP法)”を提供しています。

3.6,000例を超える治療実績
Gi外科クリニックを運営する医療法人Giでは、2015年4月の開設以来、単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア根治術(SILS-TEP法)による鼠径ヘルニアの日帰り手術の治療実績が6,000例を超えます(2024年3月末時点)。

■まずはお気軽にGi外科クリニックへご相談ください
鼠径ヘルニアの症状がある方はお気軽に受診ください。
また、受診はためらうけど症状が気になる方のための無料相談窓口も設けています。
無料相談窓口では、鼠径ヘルニアに詳しい当院の看護師がご対応致します。

受診予約はこちらから! 24時間365日受付中!
https://gi-clinic.net/about/reservation.html

そけいヘルニア無料相談ダイヤル 通話無料!携帯OK!
電話:0120-373-615
受付時間/9:00~16:00(月曜~金曜・土日を除く祝日)

Gi(ジーアイ)外科クリニックHP
https://gi-clinic.net/

・岡山院
岡山そけいヘルニア日帰り手術Gi外科クリニック

〒700-0964 岡山県岡山市北区中仙道2丁目7番25号
※北長瀬駅から徒歩約10分・岡山ICから約18分・早島ICから約20分
TEL:086‐241‐2100
ネット予約:https://reserva.be/giclinic

・京都院
京都そけいヘルニア日帰り手術Gi外科クリニック

〒600-8095 京都府京都市下京区東洞院通綾小路下る扇酒屋町275番1 KOWA東洞院ビル 2階
※地下鉄四条駅から徒歩2分
TEL:075‐352‐2100
ネット予約:https://reserva.be/giclinic

・阪神院
阪神そけいヘルニア日帰り手術Gi外科クリニック

〒662-0835 兵庫県西宮市平木町2番18号 松本第3ビル2階
※阪急西宮北口駅から徒歩6分
TEL:0798‐61‐7700
ネット予約:https://reserva.be/giclinic

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