福島第一原子力発電所の状況について(日報)

2021/10/17  東京電力ホールディングス 株式会社 

福島第一原子力発電所の状況について(日報)

2021年10月17日
東京電力ホールディングス株式会社
福島第一廃炉推進カンパニー

福島第一原子力発電所の状況について、以下のとおりお知らせいたします。

下線部 が新規事項)

【主な作業実績と至近の作業予定等】
・10月16日午前4時55分、増設多核種除去設備(A)の高性能容器排出ライン排気フィルタ下流に設置している連続ダストモニタにおいて、放射能濃度が上昇したことを示す警報が発生していることを確認。なお、建屋内のエリアモニタの警報は発生していない。午前5時時点で当該ダストモニタの指示値は1.47Bq/m3であり高警報設定値(100Bq/m3)を下回る値であることを確認。当該警報の発生に伴い、午前5時36分に運転中であった増設多核種除去設備(A)を循環待機としている。今後、警報が発生した原因について調査していく。
その後、当該連続ダストモニタの測定ログを確認した結果、測定値に有意な変動がなかったことを確認。また、当該連続ダストモニタ近傍のダスト測定をした結果、バックグラウンドと同等であることを確認。念のため警報を確認した際に使用していたろ紙の放射能測定を行い、警報設定値と比較し、十分低い値であることを確認。以上から、当該警報は放射能濃度が上昇したことによるものではないと判断。今後、当該連続ダストモニタの交換を行い、準備が整い次第、増設多核種除去設備(A)の運転を再開する。

【サブドレン他水処理施設の状況】

このリリースの画像:
▼サブドレン他水処理施設の状況
http://www.jpubb.com/press/image.php?image=2318157

【構内および海洋のサンプリング調査の状況】
・海水(港湾内、港湾外近傍、1~4号機取水口内)、地下水(1~4号機護岸、H4・H6タンクエリア周辺、地下貯水槽周辺、地下水バイパス)、排水路等の水質調査を実施した結果、至近の分析値と比較して有意な変動なし。
※サンプリング結果の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/analysis/
<福島第一原子力発電所における日々の放射性物質の分析結果>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/daily_analysis/

【原子炉および使用済燃料プールの冷却状況】
<原子炉>
・1~3号機原子炉への注水を継続中(各号機ともに冷温停止状態を継続中)。
<使用済燃料プール>
・1,2,3,5,6号機使用済燃料プールを冷却中(3,4号機は燃料取り出し済み)。

【1~6号機の状況】
※プラント関連パラメータ等の詳細については当社ホームページをご参照ください。
<水位・圧力・温度など>
https://www.tepco.co.jp/decommission/data/plant_data/

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:2020年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2019年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2018年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2017年12月31日)

参考資料(最終更新日時:2016年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:2015年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成26年12月31日午後4時)

参考資料(最終更新日時:平成25年12月31日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成25年10月22日午後3時)

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

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