保育所等利用待機児童数の状況について

2024/06/14　神奈川県　　

保育所等利用待機児童数の状況について
ー令和6年4月1日現在の集計結果をとりまとめましたー

2024年06月14日

記者発表資料

令和6年4月1日現在の県内の保育所等利用待機児童数は188人（前年比△34人）となり、過去（注釈）最少を更新しました。
（注釈）現在の集計方法となった平成14年度以来。以下同じ。

1 待機児童数の状況

就学前児童数に対する保育所等の利用申込者数の割合を示す「利用申込率」は、全体（48.3％）、3歳未満（45.4％）とも過去最高となり、保育所等利用待機児童数は188人（前年比△34人、△15.3％）となりました。（別紙参照：保育所等利用申込・入所待機状況等）（PDF：382KB））

2 保育所等数・定員数の状況

約900人の保育所等定員増

令和6年4月1日現在の県内の保育所等数・定員数は、保育所等（保育所・認定こども園・小規模保育事業等）の整備により、2,775か所（前年比25か所増、＋0.9％）、180,346人（前年比930人増、＋0.5％）となりました。

3 今後の取組み

本県では、認可保育所等に対する潜在的ニーズも根強いことから、引き続き市町村と連携して保育所等の整備を進め、定員を拡充して保育ニーズの受け皿の確保に努めてまいります。

併せて、保育所の整備に伴って顕在化している保育士不足への対応として、県独自の地域限定保育士試験などによる新規保育士の確保、保育士・保育所支援センターによる就職相談などによる潜在保育士の職場復帰支援、保育士の処遇改善や保育補助者の活用などによる現任保育士の就業継続支援の3つの取組みにより、保育士確保に努めてまいります。

また、保育の質の維持・向上を図るため、一定の技能・経験を有した者に対する研修を実施し、保育士等のキャリアアップを支援するとともに、認可外保育施設に対し事故防止の取組みに関する助言を行う巡回指導及び指導監督基準を満たすために必要な助言を行うフォローアップ指導による支援を行ってまいります。