URまちとくらしのミュージアム開館記念企画「まちとくらしのトライアルコンペ」開催

2023/11/27  株式会社 トータルメディア開発研究所 

―ミュージアムの屋外エリアの活用案を一般募集、受賞企画を来春以降実現へ―

2023年9月15日(金)にオープンした「URまちとくらしのミュージアム」(所在地:東京都北区、設置者:独立行政法人都市再生機構、以下「UR」)は、開館記念企画として、新たな風景をつくり出す活動、デザイン、ビジネスのアイデアを募集する「まちとくらしのトライアルコンペ」を実施いたします。



 当企画では「過去・現在・未来 私たちの暮らし方を探求する」というミュージアムのコンセプトのもと、今後”まちとくらし”のあり方をともに探求・発信する地域内のプレイヤーの発掘と当ミュージアムの認知拡大を目的として、ミュージアムの一部を実験場としたアイデアを一般募集いたします。
 企画対象エリアはミュージアム敷地内の屋外空間で、小さなイベント実施案から仮設のデザイン案、ビジネス活用案など、ジャンルを絞らず広く募集し、受賞企画は一部URのサポートのもと、現地において受賞者と共に来春以降でのトライアル実施を目指します。
 現在、12月19日(火)の応募開始を前に、特設サイトを立ち上げ、事前エントリーを開始いたしました。エントリーを頂いた方には審査員からのメッセージなど、コンペに関する更新情報を事務局からご案内いたします。
 また、審査員には審査員長を務める馬場正尊(オープン・エー代表取締役)を始めとして、建築、都市デザイン、まちづくりの専門家を揃え、当コンペの受賞企画が地域住民に活用され、将来にわたり赤羽の新たな風景となることを目指します。

■「まちとくらしのトライアルコンペ」特設サイト
 https://akabanemuseum.ur-net.go.jp/special/trial_competition/
■「まちとくらしのトライアルコンペ」募集チラシ
 https://prtimes.jp/a/?f=d133347-1-e937c466d009ab9ca70d8216e941fc26.pdf




応募概要



「URまちとくらしのミュージアム」の屋外空間を対象に、新たな風景をつくり出す活動、デザイン、ビジネスなどのアイデアを募集します。個人、グループ、企業、団体いずれも応募可能で、国籍、年齢、資格等も問いません。
受賞企画の内容は、2024年度中に現地において受賞者に実施していただくことが前提です。詳細については、受賞企画選定後にUR及び施設運営関係者等と受賞者が協議のうえ決定します。提案実施に係る費用については、URが一部をサポートする予定です。

■ 概要

期 間 2023年11月5日(日)~2024年1月19 日(金) 
    事前エントリー:2023年11月5日(日)~
    応募資料の公開:2023年12月19日(火)予定
    提出締切:2024年1月19日(金)18:00
賞 金 最優秀賞 30万円/優秀賞 10万円/審査員賞 5万円
審 査 審査委員による一次審査(書類)および二次審査(公開プレゼンテーション)
主 催 独立行政法人都市再生機構
後 援 東京都北区

■ スケジュール



応募方法


応募資料の公開は12月19日(火)を予定しています。参加を検討されている方は下記フォームより事前エントリーいただきます。
エントリーをいただいた方には、応募期間の開始や審査員からのメッセージなど、コンペに関する更新情報や応募開始日が近づき次第、応募受付の手順詳細を事務局よりお知らせします。

■ エントリーフォーム
https://forms.gle/VLRNd3rwYnYqxCgG9


企画提案内容について


小さなイベントから仮設のデザイン、将来的に事業化が可能なアイデアまで、ミュージアム敷地を実験場に、自由に提案可能です。

■ テーマ例
・コミュニティデザイン:地域住民・団地住民のためのサービス・ビジネス・イベント等の提案
・スペースデザイン:ミュージアムの屋外空間を使いこなす家具やツール、仕組みの提案
・ミュージアムPRデザイン:ミュージアムの周知や活用に貢献するイベントやグッズ等の提案



■ 企画実施場所

ミュージアム敷地内の屋外空間(ワークショップひろば)を対象敷地とし、敷地内建物と連動した企画・アイデアも可能とします。


審査委員長メッセージ



「URまちとくらしのミュージアム」は、普通のミュージアムとはまったく異なり、スターハウスや既存の団地、そしてそれを取り巻くパブリックスペース全体で、私たちの暮らしの過去、現在、未来を表現し、探求する場です。
このコンペでは、団地に囲まれたミュージアムの緑豊かなパブリックスペースを中心に、活動やデザイン、ビジネスのアイデアと、それを展開するプレイヤーを募集します。面白い案があればURがサポートして、都市や団地にインストールしていきたいとも考えています。
まちとくらしの新たな風景を創造し、実現するアイデアをお待ちしています。

馬場 正尊
オープン・エー代表取締役|東北芸術工科大学教授


■審査員

荒  昌史 HITOTOWA INC. 代表取締役
内田 友紀 都市デザイナー|株式会社リ・パブリック|YET
織戸 龍也 株式会社岩淵家守舎 代表取締役
田中 伸和 独立行政法人都市再生機構 副理事長



URまちとくらしのミュージアムについて


2023年9月、住まいとまちづくりを対象とした「都市の暮らしの歴史を学び、未来を志向する情報発信施設」として北区赤羽に開館。2019年に団地初の登録有形文化財(建造物)に登録されたスターハウス等の住棟4棟に新たな展示施設「ミュージアム棟」を加えた計5棟、さらに緑豊かな屋外空間からなるUR都市機構の企業ミュージアムです。

「過去・現在・未来 私たちの暮らし方を探求する」をコンセプトに、単なる展示施設ではなく、新たな暮らし方を探求し、トライアルする「まちづくりの実践場」としての活動も展開します。

■ 公式HP
https://akabanemuseum.ur-net.go.jp/


  ミュージアム棟外観

ミュージアムが位置する「ヌーヴェル赤羽台(旧赤羽台団地)」とは

第⼆次世界大戦後米軍に接収された旧陸軍被服本廠跡地に、東京23区内では日本住宅公団初となる3千戸を超える大規模団地として建設され、1962年に入居を開始。JR⾚⽻駅を見下ろす高台に位置し、当時としては高密な計画でありながら配置計画・建築計画も変化に富んだものでした。単身向けの1Kから世帯向けの4DKまで多様な住戸タイプや無電柱化など多面的な設計アプローチを取り入れ、東京が目指すべき都市のあり方を提案した都市型団地でした。 2000年から建替え事業に着手し、多くの住棟はヌーヴェル⾚⽻台へと生まれ変わりました。
2024年春には、コミュニティ拠点「Hintmation」がミュージアムの隣接街区にオープンします。

   旧赤羽台団地(左)とヌーヴェル赤羽台(右)





 


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