FromプラネットVol.105<グレイへアに関する意識調査>

2019/03/13  株式会社 プラネット 

~男性は“不自然な黒髪”を嫌い、女性は白髪染めを“やめたくても、やめられない”?~



 国内1,300社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は、消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする『Fromプラネット』の第105号として、グレイヘアに関する意識調査の結果をご紹介します。
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アンチエイジングのためにしていること「白髪染め」は何位?

 程度に個人差はあれど、年齢を重ねた多くの人にとって白髪をどうするかは悩ましい問題だと思います。この白髪を隠したり染めたりせず、あえて生かした「グレイヘア」が今話題になっています。今回は「グレイヘア」をテーマにアンケートを行い、白髪をどうしているかや染めない理由、グレイヘアをどう思うかなどをまとめました。
 最初に、若々しい見ためを保つために、どんなことに気をつかっているかを尋ねました。すると、「白髪染め」は、「スキンケア」に次いで、「服装」を上回る2位にランクイン。女性では男性に比べて高く、5人に2人に上りました。女性の順位では、「白髪染め」と「ヘアケア」は「肌メイク」より上位に入り、「ヘアスタイル」も含めた“髪”に関連する項目が「アイメイク」「リップメイク」などのメイクに関する項目よりも高くなる傾向が見られます。若々しい見ためを保つには、服装やメイク以上に、“髪”を意識している女性が多いことがわかります。
 一方で、若々しい見ためを保つために気をつかっていることは「特にない(または、やめた)」と答えた人が、全体の約半分。特に男性では6割超と高く、女性でも30代では3割近くいました。ただし、女性では40代以降徐々に低下し、60代では15.1%に。加齢に伴い、“見ため年齢が気になるお年頃”になるようです。ところが、それも70代以上になると、再び24.7%に上昇。あれこれ手をかけていた女性の心境は、70歳を超えると、“そろそろ自然でいい”となるのかもしれません。




一度染めたらやめられない!? 白髪のある60代女性では8割が染めている

 次に、白髪のある人を対象に、自分の白髪をどうしているかを聞きました(表2)。すると、男性では「白髪染めせずに自然にまかせている」が圧倒的に多いのに対し、女性では、5人いたら3人は「黒・ブラウン系に染めている」。対照的でした。年代別では、女性は年代につれて「黒・ブラウン系に染めている」が増加し、60代で80%と最高に。それが70代以上になると、「黒・ブラウン系に染めている」が一気に低下。その分「白髪染めせずに自然にまかせている」が60代の2倍近くに。前の調査でも、70代以上になるとアンチエイジングのために気をつかうことは「特にない(または、やめた)」が一転して増加したのと同じ傾向です。
 さらに、白髪染めをしていない人や白髪染めをやめた人に、その理由やきっかけを聞きました(表3)。1位は「自然な髪が好きだから」。男性では5人いれば3人ほどです。5位の「年齢的に黒髪では不自然だから」も女性より男性のほうが高く、男性は、白髪を自然のものとして受け入れる傾向がより強いことがわかります。
 一方で、女性では、「自然な髪が好きだから」に次いで、2位と3位に「白髪染めをするほど白髪の割合が多くないから」「白髪染めは手間やお金がかかるから」が並びました。4位の「白髪染めした髪が伸びてくると、色の境目が目立つから」も男性を大きく上回っています。女性も本音では“白髪染めは面倒” “白髪の割合が少ないうちはできるだけ染めたくない“と思っているようです。表2で6割以上を占めた白髪染めをしている女性の中にも、一度染め始めてしまったため“色の境目が目立つからやめられない”と思っている人がいそうですね。





自然体を好む男性より女性高い「グレイヘアをすてきだと思う

 女性に比べ男性のほうが白髪を自然に受け入れていることがわかりました。しかし表3で「グレイヘアをすてきだと思うから」は女性が上回り、自然な白髪を生かす「グレイヘア」の支持が女性にも広がっています。
 表4は全国ドラッグストアでの白髪用カラーリング剤の売り上げ推移です。2017年に比べ、2018年では売り上げが下がっています。一因として、女性の“白髪染め離れ”がありそうです。
 最近は、白髪を徐々に目立たなくするトリートメントタイプの白髪染めも増えています。髪にやさしい白髪染めが今後も注目されそうです。




「白髪染めから卒業したかった」60代以上の女性で急増

 表3の結果を女性の性年代別に見ると、さらに興味深い傾向が浮かび上がりました。「自然な髪が好きだから」「年齢的に黒髪では不自然だから」は、60代から70代以上の高齢層で高くなっていることがわかります。「白髪染めは手間やお金がかかるから」「白髪染めをした髪が伸びてくると、色の境目が目立つから」は50代から60代にかけて高く、白髪染めをする必要に迫られる年代だからこそ、負担や面倒を感じる人も増えていくと考えられます。「白髪染めから卒業したかったから」が60代で急に高くなっているのも、そうした白髪染めの問題点が背景にあると考えられそうです。
「グレイヘアをすてきだと思うから」「染めないほうがかえって若々しいと思うから」も、60代で突出していました。女性は60代に、白髪染めを“卒業”したり白髪を受け入れたりする、転機を迎える人が多いことがうかがえます。




“白髪染め”するべきか、せざるべきか…やめるタイミングも悩ましい

 白髪染めをしない理由、やめたきっかけについて、さらに自由回答でも教えてもらいました。「髪の毛の色合いと肌質・肌の色合いが合わなくなっていく」「いつか白髪染めをやめたいとは思っていたがなかなか思いきれない」など、特に女性の回答からは、白髪の扱いや白髪染めをやめるタイミングに悩む様子が伝わってきます。「染めだすと、ずっと気にしなくてはならないことにストレスを感じる」という言葉に、複雑な心理がかいまみえるようです。





グレイヘアは魅力的…ただし“おしゃれで身のこなしがすてきな人限定!

 最後に、著名人や身のまわりでグレイヘアにしている人をどう思うか、自分だったらどうするかなど、グレイヘアに関する感想やエピソードを寄せてもらいました。“グレイヘアは似合う人と似合わない人がいる”という回答が目立ち、少々敷居が高いと感じている人が多いようです。今はまだ染めていたいけれど、「50代になったら」「70代になったら」など、“いずれは白髪染めをやめてグレイヘアにしたい”という声もちらほらと。抵抗なくグレイヘアを受け入れられる“グレイヘア適齢期”とも呼ぶべきタイミングが人それぞれにあるのかもしれませんね。




[表1~表3、表5、エピソード]
調査機関:インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチ『DIMSDRIVE』実施のアンケート「グレイヘア」。
期間:2019年1月25日~2月8日、DIMSDRIVEモニター4,022人から回答を得ています。

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