九州発ジャパン・エボリューション・ファンド投資事業有限責任組合への出資について-「特定投資業務」を活用した九州・沖縄地域のスタートアップ企業等を投資対象とするベンチャーキャピタルファンドへの出資-

2024/01/19  株式会社 日本政策投資銀行 

九州発ジャパン・エボリューション・ファンド投資事業有限責任組合への出資について-「特定投資業務」を活用した九州・沖縄地域のスタートアップ企業等を投資対象とするベンチャーキャピタルファンドへの出資-

2024/01/19

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株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、MCPアセット・マネジメント株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田中徹也、以下「当社」という。)が組成する九州発ジャパン・エボリューション・ファンド投資事業有限責任組合(以下、「当ファンド」という。)に対し、投資家として参画いたしました。

当ファンドは、主に九州・沖縄地域に拠点を有し、実証段階を済ませ、将来的にグローバル展開を目指す企業の内、ESGに資する技術・サービスを提供するスタートアップ企業を投資対象とするベンチャーキャピタルファンドです。2023年3月に設立され、主にリード(または準リード)投資家として、これまで計6社に投資を実施しています。

MCPグループは、香港を本拠として、日本国内では当社をはじめ東京・福岡、米国、韓国に拠点を有するオルタナティブ投資運用グループです。福岡の国際金融都市を目指すTEAM FUKUOKAの第一号誘致企業として2021年に進出して以降、当ファンドの設立のみならず、日本企業の海外進出や脱炭素経営の支援に加え、海外投資家や実業家の呼び込み、TEAM FUKUOKAでの活動や地域大学との連携を加速させ、福岡の国際金融機能誘致に積極的に取り組んでいます。

DBJは、本件に関し、当ファンドによる投資を契機として投資先スタートアップ企業が当社のネットワークを活用した海外展開支援等を通じた経営革新を実現することにより、国内企業の競争力強化や投資対象地域のスタートアップ・エコシステムの活性化に寄与するものであることから、「特定投資業務(注1)」の一環として創設された「DBJスタートアップ・イノベーションファンド(注2)」を活用することといたしました。

DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

(注1)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及び我が国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。
(注2)「特定投資業務」において、スタートアップの創出・育成、イノベーションエコシステムの構築等に向けた取り組みを推進するため設置した資金枠です。

【お問い合わせ先】
九州支店 電話番号 092-741-7736

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