コシダテック、5Gネットワーク・MEC・AIを活用した「踏切内AI滞留検知システム」を鉄道技術展で披露

2023/10/28  株式会社 コシダテック 

日程:2023年11月8日(水)~10日(金)10:00 ~ 17:00 会場:千葉幕張メッセ8ホール B-60

株式会社コシダテックは、関東鉄道・常総線の海老原踏切道(茨城県守谷市、守谷駅~新守谷駅間)において、踏切内に滞留する物体を大小問わず高精度かつリアルタイムに検知する「踏切内AI滞留検知システム」を活用した踏切事故の未然防止に向けた実証検証を2023年9月1日より開始しました。この度、11月に幕張メッセで開催される鉄道技術展(産経新聞主催)に出展し、踏切内AI滞留検知システムの技術を披露します。メディアの方は、技術の説明や開発者への取材などが可能ですので、ご参加いただければ幸いです。


フィールドの映像を活用した実際の画像解析映像をご覧になりながらソリューションのご説明が可能です
■踏切内AI滞留検知システムについて
 本システムは、踏切付近に取り付けた市販のネットワークカメラの映像を、5Gネットワークで「docomo MEC(R)」※1 に伝送しVAE ※2や背景差分技術 ※3 を活用して映像解析することで、線路内に滞留する物体を大小問わず高精度かつリアルタイムに検知するものです。物体を検知した場合、運行管理者へのアラート通知や、接近する列車の運転士へ特殊信号発光機を介して踏切内の異常を通知します。

※1:「docomo MEC(R)」とは、移動通信網においてお客さまにより近い位置にサーバーやストレージを配備しデータ処理する技術であるMEC (Multi-access Edge Computing)を、NTTドコモとNTT Comが連携して提供する国内初のサービスです。
※2:VAEとは、変分オートエンコーダ(Variational AutoEncoder)の略語です。訓練データの特徴を学習し、似たような画像を作成する生成モデルの一種です。
※3:背景差分技術とは、移動物体の検出方法の1つです。 事前に用意した背景画像と、入力画像の差分を計算することにより移動物体を検出することが可能です。

 本システムでは、VAEによる背景差分を活用することで、検出対象とするオブジェクトを限定せずに、線路内に滞留する物体の大小を問わず高精度に検出可能です。
 また弊社のAI機械学習技術により、夜間や雨天といった悪条件下でもその精度を保つことが可能です。
システム構成
■イベント概要
展示会名:第8回 鉄道技術展
日程:2023年11月8日(水)~10日(金)10:00 ~ 17:00
会場:千葉幕張メッセ 8ホール
当社ブース番号:B-60(株式会社ヤシマキザイのブース内)

メディアの方の来場には、鉄道技術展のホームページより事前申込が必要です。
ホームページ:http://www.mtij.jp/index.html

また、当社ブースの取材の際は事前にお知らせいただけると幸いです。説明員を確保いたします。

■コシダテックについて
 1930年に創業のコシダテックは、自動車関連事業、半導体関連事業、モバイルセールス事業に加え、IoT関連のソリューション事業やIT関連サービス、さらには二輪、四輪用品のリテール事業まで、時代の変化とお客様のニーズに対応しながら、事業領域を拡大して参りました。

 その背景にあったのは、価値あるサービスでお客様のお役に立ちたいという真摯な思いです。先進の製品を供給するだけではなく、お客様と仕入先の間に立ってきめ細かな調整機能を提供したり、最新の市場情報をお客様にお届けしたりすることで、事業拡大やグローバル化に向けたお客様の取り組みを支えてまいりました。

 IoT(モノのインターネット)や自動運転といった新しい技術の台頭、グローバル化する競争、そして変化し続ける市場など、お客様を取り巻く環境は今大きく変わろうとしています。コシダテックは、グループの総力を結集して、変革の時代に立ち向かうお客様の課題にお応えする製品・サービスを提供してまいる所存でございます。

 コシダテックはすべてはお客様の満足のために。常にチャレンジを重ねて進化し続けます。

社名:株式会社コシダテック
本社:〒108-8570 東京都港区高輪2丁目15番21号
創業:1930(昭和5)年
資本金:3億7,144万円
従業員数:255名(連結:2,150名)
取扱品目・事業内容:自動車関連、半導体、電子デバイス、携帯電話、遠隔ソリューション、セキュリティ関連、モーターサイクル関連、ソフトウェア開発
URL:https://www.koshida.co.jp/




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