幻のグリーンデニムカーゴ!アレンジしやすいアジャスタブル仕様誕生!!過去のプロジェクト成功で新たに生産いただいたグリーンデニム生地を使用して第5弾プロジェクト

2024/04/28  多賀 株式会社 

ハイウエスト&大き目シルエットのカーゴパンツにアジャスターを配置し着こなしやすくアップデートして、岡山県井原市で見つけた希少デニムをワークパンツ専門工場で丁寧に国内縫製します。

1930年代頃から、イギリス軍が兵士に供給するミリタリーウェアには、一部、イギリス国内で製造された特殊なグリーンカラーのデニム生地が採用されていた歴史があることをご存知でしょうか。このデニム生地こそが、通称“グリーンデニム”と呼ばれています。 デッドストックから入手することができたこの幻のグリーンデニムを、多くの方々に応援購入いただき、当時の生地を復活させることができました。 今回のプロジェクトは、岡山県の吉和織物(株)様の希少なグリーンデニムを使って、ハイウエストで太めシルエットのカーゴパンツをベルトなしでも着用できるようにサイドアジャスターを採用。また、シンチバックを付けることで、よりアレンジしやすくアップデートしました。


そもそも“グリーンデニム”とは?
通常デニムと聞くと、一般的なブルーやインディゴをイメージする方も多いと思います。
しかし、かつて1930年代頃から、イギリス軍が兵士に供給するミリタリーウェアには、一部、イギリス国内で製造された特殊な「グリーンカラー」のデニム生地が採用されていたと言われており、このデニム生地が通称“グリーンデニム”と呼ばれています。
現在、古着市場では、コンディションの良いイギリス製“グリーンデニム”を使用した実物のミリタリーウェアは個体数が極めて少なく、「幻」とも称されるほど、コレクタブルなアイテムとして、高値で取り引きされていたりもします。
その元となるグリーンデニムをベースにした「より履きやすく、肌馴染みがいい」グリーンデニム生地が吉和織物 株式会社にあり、これまでのプロジェクトで使用しているものになります。

その生地は、経糸9番 緯糸12番のナチュラルムラ糸を旧式の力織機で織り上げたセルビッチデニムになります。打ち込みを甘めにしていることと、シャットル織機を使用して織り上げている為、凹凸感のある粗野な雰囲気の生地になっています。
染料は反応染料でミリタリーグリーンを表現しています。



「GIバックル+シンチバック」
サイドアジャスターを採用。また、シンチバックを付けることで、ベルトをしなくても着用でき、よりアレンジしやすくアップデートしました。



「着こなしに変化を与えるドローコード」
スニーカーやドレスシューズに合わせて裾幅を調整することで様々な着こなしを楽しむことができます。

「デニムの聖地 井原」で見つけたセルビッチグリーンデニム
実際に触れてみると非常に肌ざわりが良くて、身に着けてみたい衝動に駆られると思います。このような素材に出会ったことで、カーゴパンツを得意としている工場としてワクワクしました。サイズ感は、サスペンダー使用もできるようにオーバーサイズにしています。


長年OEMなどで培ってきた、多賀(株)ワークパンツ工場の技術と知識を集結させ、作り上げるパンツは、その独特な風合いのグリーンデニム生地とジャパンクオリティの縫製で、オリジナルに勝るとも劣らない逸品となりました。


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