開示分野における生成AIの実務利用に係るFRAIM株式会社との協業のお知らせ

2024/03/01  株式会社 プロネクサス 

2024 年3月1日
株式会社プロネクサス

開示分野における生成AIの実務利用に係るFRAIM株式会社との協業のお知らせ

当社は、開示分野における生成 AI の実務利用を目的として、このたび資本業務提携先である FRAIM 株式会社(以下、FRAIM)と協業の合意に至り、今後 FRAIM が提供する独自 AI と生成 AI との連携機能を用いた実証実験を行ってまいりますので、お知らせいたします。



1.背景および取組の経緯

当社では生成 AI の利活用を含む DX(デジタルトランスフォーメーション)を重要な経営課題のひとつとして位置づけております。現在、生成 AI は急速な技術向上がみられ、さまざまな分野における利活用が推進されています。当社の主たる事業である開示・IR 分野の文書作成支援におきましても、サービスの向上や内部業務プロセスの改善など広範な活用可能性を認識し、現段階で提供されている技術やサービスの検証を進めてまいりました。

FRAIM は、文書作成実務を AI と独自技術で革新するドキュメントテック企業です。次世代 AI クラウドエディタ「LAWGUE」により、契約書、規程をはじめとしたさまざまな文書作成の効率化を実現してきました。当社と FRAIM は、開示書類を中心により幅広いコーポレートドキュメント(企業が作成するさまざまな書類)の支援を志向するビジョンを共有し、2022 年 3 月 18 日に資本業務提携を発表して相互補完や協業を推進してまいりました。

FRAIM はこれまでに培ってきた文書作成のノウハウや独自の AI 技術をもとに、「LAWGUE」を基盤とした生成 AI 連携を 2024 年1月9日にリリースしました。開示・IR 分野における生成 AI 活用にあたっては、当社が有する同分野での高度な専門性と FRAIM の文書作成に係る技術を組み合わせることが有益であるとの判断に至り、両者協業のもとに FRAIM が提供する独自 AI と生成 AI の連携を活用した実証実験を進めていくことに合意いたしました。

2.実証実験の概要および今後の利活用について

2024 年3月を実施期間とし、生成 AI 搭載済みの「LAUGUE」と当社が独自に保有する開示・IR 分野のデータを連携させることにより、当社が提供するサービス・実務プロセスにおける実用性の検証と効果測定を行います。

<検証を想定するサービス・業務プロセス(例)>

・開示・IR 分野におけるコンサルティングサービス向上
・当社の開示書類作成支援システムの機能向上
・株主総会運営支援分野におけるお客様業務の効率化
・当社のコンテンツ制作業務や社内業務の効率化

有効性が確認されたサービス・実務プロセスについては具体的にサービス開発・業務プロセスへの導入を進めてまいります。

【プロネクサスについて】

本社:〒105-0022 東京都港区海岸一丁目 2 番 20 号 汐留ビルディング5階
設立:1947 年5月1日
代表者:代表取締役社長 上野 剛史
資本金:3,058 百万円
事業内容:企業のディスクロージャー・IR を支援するトータルソリューションの提供
証券コード:7893 (東証プライム)
URL https://www.pronexus.co.jp/

【FRAIM について】

本社:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目 17 番 14 号 MSD20 ビル5階
設立:2018 年4月 27 日
代表者:代表取締役社長 堀口 圭
事業内容:クラウド ドキュメントワーク スペースの研究・開発・提供
URL https://fraim.co.jp/

以 上

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