岡三証券にて「重要情報シート作成サポートETF/ETNオプション」採用(株式会社NTTデータエービック)

2024/01/10  NTTデータグループ 

岡三証券にて「重要情報シート作成サポート ETF/ETNオプション」採用

「重要情報シートサポートサービス」新オプション機能のご提供

ニュースリリース

2024年01月10日

株式会社NTTデータ エービック

株式会社NTTデータ エービック(本社:東京都港区、代表取締役社長 大谷 温仁、以下「当社」)の提供する重要情報シート作成業務に関するBPOサービス「重要情報シート作成サポート」の新オプション機能「ETF/ETNオプション」が、岡三証券株式会社(以下「岡三証券」)に採用されました。
岡三証券では、2024年1月に上記サービスの利用を開始しました。

岡三証券では以前より、顧客本位の業務運営を実現するために重要情報シートを活用されており、投資信託の重要情報シート作成に係る当社の「重要情報シート作成サポート」を従前からご利用いただいておりました。今回さらに、「重要情報シート作成サポート ETF/ETNオプション」の採用により、レバレッジ型・インバース型ETF/ETNの重要情報シート作成に取り組み、投資家への情報提供の充実化を図ります。

背景

金融庁では、2017年に「顧客本位の業務運営の原則」を制定し、2021年8月には金融審議会「市場ワーキンググループ」において、顧客のライフプラン等を踏まえた業横断的な商品の提案および商品提供後の適切なフォローアップの実施が必要と報告しています。
その中で、各商品のリスクや手数料、利益相反等の様々な金融商品の情報を比較でき、お客様にとって分かりやすい情報提供フォーム「重要情報シート」の導入が提言されました。

しかし、重要情報シートは商品毎に作成・メンテナンスが必要であり、商品組成業者や販売金融機関にかかる負担が増加するため、効率的な対応が求められます。
レバレッジ型・インバース型ETF/ETNについては、その商品特性が複雑で、リスクの高い金融商品ともみなされており、より分かりやすい重要情報シートの作成が求められることから、当社サービスでの重要情報シート作成の対象商品とできるよう取り組んでまいりました。

重要情報シート作成サポート「ETF/ETNオプション」について

「ETF/ETNオプション」では、「重要情報シート作成サポート」で提供するACCL( ワークフローツール )にて、レバレッジ型・インバース型 ETF/ETN の重要情報シート 個別商品編のPDFを作成します。ACCLの導入により、レバレッジ型・インバース型ETF/ETNの重要情報シートについても、迅速かつ正確に作成業務を行えます。

当社が提供するETF/ETNの重要情報シートテンプレートについては東京証券取引所のガイドラインに基づいた設計をしており、顧客への適切な情報提供を実現しています。
また、記載情報のうち、商品情報の文言設定については当社が主体となり東京証券取引所のガイドラインを参考に設定いたします。

重要情報シート掲載の収益率については、市場価格ベースの収益率とし、販売会社の要望に応じて、当社にて月次または目論見書更新頻度(3月末基準・9月末基準)の更新を行います。重要情報シート作成・管理に関する販売会社の事務負担を軽減しつつ、市場変化に対応した情報提供を実現しています。

「重要情報シート作成サポート」の概要

当社は、銀行の投信窓販・保険窓販の解禁時点から預かり資産業務支援を目的としたシステムを提供しており、長年にわたる専門的な業務知識とノウハウの蓄積があります。
「重要情報シート作成サポート」は、販売会社による顧客本位の業務運営に必要不可欠な、重要情報シートの作成業務をBPOサービスとして提供するものです。
全国73の金融機関様でご利用いただいております(2023年12月15日時点)。

■「重要情報シート作成サポート」の利点

  • ACCL(ワークフローツール)で管理された作成フローを利用するため、商品組成事業者や販売金融機関側での負担が大幅に軽減されます。
  • 重要情報シートに記載する商品組成事業者からの情報は、当社が設定します。また、販売金融機関による設定箇所の質問事例と回答例の作成サポートも実施します。
  • 当社の投信情報サービス「Web Asset Manager」をご利用の場合、重要情報シートに掲載する目論見書の更新を当社で代行します。また「Web Asset Manager」への重要情報シートの掲載も可能です。
  • 重要情報シートの投資信託の収益率は、毎月当社で更新します。
  • 重要情報シートの標準テンプレートは、当社にてご用意します。

関連業界