<CC-Link IEフィールドネットワークの推奨製品に認定>DX化が進む産業用ネットワークの安定通信を支援

2024/06/18  アライドテレシスホールディングス 株式会社 

2024.06.18

ニュースリリース

プロダクト

<CC-Link IEフィールドネットワークの推奨製品に認定>DX化が進む産業用ネットワークの安定通信を支援

アライドテレシス株式会社(本社 東京都品川区、代表取締役社長 サチエ オオシマ)は、レイヤー2plusスイッチx230シリーズおよび産業用スイッチIE210Lシリーズが、一般社団法人CC-Link協会(本部 愛知県名古屋市、事務局長 濱口 学)のCC-Link IEフィールドネットワークの推奨製品として新たに認定を受けたことを発表いたします。

IoTの普及とDXの推進により、工場やビルで構築されるネットワークは、制御だけでなく、機器の管理や保全、データ収集などシステム全体の最適化も担うようになりました。

このような状況を背景に、産業用ネットワークのオープン化を推進する団体「CC-Link協会」は2009年にシステムのリアルタイムな制御や機器の状態監視などの通信基盤となるCC-Link IEフィールドネットワークを開発・規格化し、仕様書の提供を開始しています。

この度、アライドテレシスは、同技術で構築された通信環境での安定通信を提供するため、CC-Link IEフィールドネットワークの推奨製品として、過去に認定を受けた2シリーズ(2017年 産業用スイッチのIE200シリーズとエッジ・スイッチのGS910シリーズ)に加え、今回新たにインテリジェント・エッジ・スイッチのx230シリーズ、産業用スイッチのIE210Lシリーズにて認証を取得しました。

これらの認定製品は、産業用として特化した性能を持つIEシリーズをはじめ、接続機器への給電が可能なPoE+対応や多ポートのスイッチなど豊富なラインナップを持ち、お客様の環境にあわせた構築が可能となります。

■認定製品について

●2024年認証を取得した製品

x230シリーズ
10/100/1000BASE-TポートとSFPスロットを装備したレイヤー2plus ギガビット・インテリジェント・スイッチです。50℃の高い動作温度に対応し、10/18/28/52ポートモデルの豊富なラインナップを展開しています。また、PoE+対応やファンレス対応など多彩な機能を搭載しているため、幅広い用途でご使用いただけます。

対象製品:AT-x230-10GP、AT-x230-18GP、AT-x230-28GP、AT-x230-52GP、AT-x230-10GT、AT-x230-18GT、AT-x230-28GT、AT-x230-52GT
製品について詳しくはこちらをご覧ください。

IE210Lシリーズ
AC電源内蔵のオールギガのライト・インダストリアル・ギガビット・スイッチです。最大で65℃での動作温度に対応するため、空調設備などのない高温となる環境でも安心してご利用いただけます(※1)

対象製品:AT-IE210L-10GP、AT-IE210L-18GP
製品について詳しくはこちらをご覧ください。

●2017年認証を取得した製品

IE200シリーズ
DC電源に対応し、DINレールに設置可能なオールギガのインダストリアル・ギガビット・スイッチです。保護等級IP30に準拠し、-40~70℃の広範囲な動作温度に対応しているため、過酷な環境でも安心してご利用いただけます(※1)。また、PoE+機能により、IPカメラや無線アクセスポイントに給電ができ、電源の敷設が不要になります。

対象製品:AT-IE200-6GP
製品について詳しくはこちらをご覧ください。

GS910シリーズ
10/100/1000BASE-T ポートを装備した内部電源型のギガビットイーサネット・スイッチです。5/8/16/24ポートモデルをラインナップします。ループガード機能(※2)や省エネ機能(※3)に対応し、有効/無効の切替をディップスイッチにより設定が可能です。

対象製品:AT-GS910/5、AT-GS910/8、AT-GS910/16、 AT-GS910/24
製品について詳しくはこちらをご覧ください。

<アライドテレシス製スイッチを利用した CC-Link IEフィールドネットワークのイメージ図>

■一般社団法人CC-Link協会について

「日本発&初のフィールドネットワークCC-Linkを、世界のオープンネットワークへ」を合言葉に、2000年11月に設立。本部がある日本を含め世界11の地域に活動拠点を展開し、産業用ネットワークCC-Linkのさらなるオープン化を世界に先駆けて推進しています。
2009年にEthernetベースの統合ネットワーク「CC-Link IEフィールドネットワーク」を提供し、多くの工場などで利用されています。
CC-Link IEフィールドネットワークは、大容量通信を特長とするEthernet規格に対応しつつ、従来のシリアル通信による安定性も確保した産業用Ethernet通信の技術となります。

本協会およびソリューションについて詳しくは、こちらをご覧ください。

アライドテレシスは、これまでも産業用ネットワークに最適な製品を提供してまいりましたが、CC-Link IEフィールドネットワークで構築された環境に、より信頼性の高い製品としてご活用いただけるよう本認証を取得しました。

今後も、多くのお客様のご要望にお応えし、快適な産業用ネットワークのご支援が出来るよう高い信頼性の製品とテクロノジーを提供してまいります。

(※1)使用するSFPモジュールや使用条件よって動作保証温度が異なります。詳しくは記載の製品詳細ページをご確認ください。
(※2) ループガード:ネットワークのループを検出し該当ポートの通信を遮断するため、誤接続などによるループの影響を最小限に抑えます。
(※3) ケーブル長省電力機能、省電力イーサネット、省電力モードを対象とします。
注) 記載されている商品またはサービスの名称等はアライドテレシスホールディングス株式会社、アライドテレシス株式会社およびグループ各社、ならびに第三者や各社の商標または登録商標です。
注) 記載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、記載されている計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。

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