大型物流施設「ロジスクエア京田辺A」を着工

2023/04/17  株式会社 シーアールイー 

2023 年 4 月 17 日

株式会社シーアールイー

大型物流施設「ロジスクエア京田辺 A」を着工

株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、京都府京田辺市において開発を進める大型のマルチテナント型物流施設「ロジスクエア京田辺 A」に関して、2023 年 4 月 14 日に関係者出席の上、地鎮祭を執り行い、本日着工しましたのでお知らせいたします。竣工は 2025 年 2 月 15日を予定しています。なお、本プロジェクトにおいては、ロジスクエア京田辺 A の竣工後にロジスクエア京田辺 Bを順次開発していく予定であり、2棟合計の総延べ面積は約 24 万㎡超と、開発規模としては当社関西エリア最大の開発プロジェクトとなります。

■開発地
京都府南部にある京田辺エリアは、人口集積地である大阪北摂エリアや京都都心部へのアクセスにも優れ、物流拠点立地として優位性を備えています。また、本開発予定地は多くの工場・倉庫が立地する大住工業団地に隣接しており、都市計画道路 3・3・18 松井大住線(府道 22 号線)を経由して第二京阪道路と新名神高速道路の八幡京田辺 JCT(「八幡京田辺」IC・「京田辺松井」IC)まで約 3.5km、「八幡東」IC(上り)まで約 3.5km、京奈和自動車道「田辺北」IC まで約 1km と、高速道路へのアクセスにも優れ、広域道路の結節点として交通ネットワークの利便性に恵まれている立地です。また、2027 年度に予定している新名神高速道路の全線開通(八幡京田辺 JCT-高槻 JCT 間(2027 年度予定)、城陽 JCT-大津JCT 間(2024 年度予定))により、神戸から名古屋までがつながり、新名神を軸とした新たな広域物流ネットワークが構築され、本開発予定地の更なる利便性向上が期待されます。新名神高速道路沿線の開発や企業立地が促進され、中期的な人口増加も?込まれるなか、京田辺市は新たな物流エリアとしての発展が?込まれます。

■施設計画概要
「ロジスクエア京田辺 A」は、地上4階建て、延床面積 155,878.19 ㎡(47,153.15 坪)の物流施設として開発されます。2 階、3 階及び 4 階へ大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを設け、各階に両面トラックバースを備えるマルチテナント型の施設です。ランプウェイは上り専用と下り専用をそれぞれ 2 基ずつ、計4 基設置するクアドラプルランプウェイ方式として、トラックバースは計 224 台の大型車が同時接車可能で、30台分のトラック待機場と合わせて、効率的な入出庫オペレーションを実現します。

倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は 1.5t/㎡(2.5tフォークリフト対応可)、有効高さは 1 階から3階で 6.0m、4 階で 5.5m 以上を確保する計画です。テナント区画として、各階をワンフロアで利用する場合は両面バースにより約 8,700 坪~約 10,300 坪を平面で使用することが可能で、さらに、各階を 4 分割することで最大 16 テナントの入居が可能な設計としており、最小区画としては約 1,819 坪からの利用が可能となっており、様々なテナントオペレーションに対応できる汎用性の高い計画となっております。

将来対応としては、事務室の増設、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場等の確保等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様とし、様々な物流ニーズに対応し得る機能性・汎用性を兼ね備えた当社の基本スペックを満足しうる計画となっております。

アメニティとして、4 階に売店などを併設した休憩室を3箇所に設けており、施設内のどこからでも利用しやすく、働く方々の就業環境の向上に寄与する計画としております。また、敷地内に共用棟を計画し、従業員やドライバー用の売店、カフェテリアを設け、将来的にロジスクエア京田辺Bと共用利用する計画としており、環境面では建物(共用棟)の構造を木造とすることで二酸化炭素を 35t 貯蔵することが可能となっており※1、カーボンニュートラルへ貢献できる施設計画を行っております。

さらに、環境対策としては、全館 LED 照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮した施設計画とし、BELS 評価、ZEB、CASBEE-建築(新築)の認証を取得予定です。また、株式会社エンバイオ C・エナジー※2 にて太陽光発電システムの導入を予定しており、本物件屋根に設置する太陽光パネルにて発電した自然エネルギーを本物件において自家消費する計画です。

ロジスクエア京田辺では、パート・アルバイト等の労働力確保の観点から、竣工後、バス運行事業者との連携により近隣鉄道駅からの送迎バスの運行を計画しております。また、従業員の通勤用として、AB 敷地全体で乗用車駐車場を 700 台以上、バイク駐車場を 110 台以上計画しており、カフェテリアなどのアメニティ施設の充実と合わせて、入居企業の雇用確保に寄与していきます。

※1 林野庁「建築物に利用した木材の炭素貯蔵量の表示ガイドライン」に準拠し、この建築物に利用した木材が貯蔵している炭素(CO2換算)の量を示すものです。
※2 当社及び(株)エンバイオ・ホールディングスとの共同出資により、2021 年 9 月に設立したグリーン電力供給を主な事業とする新会社

■開発プロジェクト概要
施設名称 : ロジスクエア京田辺 A
所 在 地 : 京都府京田辺市大住門田、他
敷地面積 : 66,253.76 ㎡(20,041.76 坪)
用途地域 : 工業専用地域
主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模 : 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上 4 階建て
延 ベ面 積 : 155,878.19 ㎡(47,153.15 坪)(予定)
着工 : 2023 年 4 月 17 日
竣工 : 2025 年 2 月 15 日(予定)
設計施工 : 株式会社錢高組

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://pdf.irpocket.com/C3458/xivA/jVYB/p1WJ.pdf

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