財政制度分科会(平成30年3月14日開催)議事要旨及び記者会見

2018年04月12日 

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財政制度分科会(平成30年3月14日開催)議事要旨

財政制度等審議会 財政制度分科会
〔議事要旨〕

1.日時 平成30年3月14日(水)15:30~17:10

2.場所 財務省第3特別会議室(本庁舎4階)

3.出席者

(委員)
遠藤典子、黒川行治、武田洋子、中空麻奈、永易克典、宮島香澄、秋池玲子、伊藤一郎、小林毅、末澤豪謙、十河ひろ美、田近栄治、冨田俊基、増田寛也、神子田章博、宮武剛、吉川洋(敬称略)

(財務省)
岡本主計局長、茶谷主計局次長、大鹿主計局次長、神田主計局次長、青木主計局総務課長 他

4.議題

・有識者からのヒアリング

    「日本経済と財政健全化について」 - 熊谷 亮丸 大和総研 常務執行役員 調査本部副本部長 チーフエコノミスト

・有識者からのヒアリング

    「「高格付け安全資産」としてのJGBの重要性と財政再建」 - 大島 周 みずほ銀行 常務執行役員

5.議事内容

○ 本日は、講師として熊谷 亮丸 チーフエコノミスト と 大島 周 常務執行役員をお招きし、それぞれお話しを頂き、質疑を行った。
○ 有識者による説明、各委員からの質疑や意見は以下のとおり。

【有識者からのヒアリング(熊谷亮丸チーフエコノミスト、大島周常務執行役員)】

<資料1に基づき熊谷亮丸チーフエコノミストからご説明>

    • 健全な財政は中長期的な経済成長の前提条件であり、財政再建への取組は、将来不安の解消を通じて景気を下支えし得る。
    • 新たな財政健全化計画においては、社会保障改革の中身や工程を示しつつ、制度の持続可能性に係る不確実性を減らしていくことが肝要。
    • 財政健全化は経済成長に伴う自然増収のみに頼っていては成就せず、歳出の適正な管理、社会保障制度改革の断行が重要。

<資料2に基づき大島周常務執行役員からご説明>

    • 「高格付け安全資産」である日本国債は、投資対象に加えて担保利用目的としても重要な金融資産であり、仮に格下げが起きた場合、金融機関のみならず海外進出を図る企業への影響が大きい。
    • 国民負担支出と社会保障のバランスが確保できていない状況、今後の人口動態等を踏まえると、早期の財政健全化が必要。

<その後、委員からの意見>

    • 「景気が先で財政健全化は後」と言われることがある中で、経済成長・増税・歳出カットを三位一体で行う必要があるという考えは重要。
    • 日本国債のリスクについて、他国から見た評価は、日本人が持っている感覚と異なることに留意が必要。
    • 本年夏に政府が示すとしている新しい財政健全化計画においても、プライマリーバランス黒字化の達成時期を具体的に示すべきではないか。

(以上)


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