東京証券取引所スタンダード市場への株式上場申請に関するお知らせ

2022/11/15  株式会社 ジェイ・イー・ティ 

2022 年 11 月 15 日
株式会社ジェイ・イー・ティ

東京証券取引所スタンダード市場への株式上場申請に関するお知らせ

当社は本日、東京証券取引所スタンダード市場への株式上場申請を行いましたので、お知らせいたします。

なお、東京証券取引所による承認の可否および時期は、現時点においては不確定であり、上場申請により上場が確約されるものではございません。

また、今回の上場申請が承認された場合には、現在上場している東京証券取引所 TOKYO PRO Marketへの上場廃止申請を行う予定であります。



(上場申請の理由)

当社は、2009 年に破産手続きを開始し、その後破産手続きに移行した元 JASDAQ 上場企業のエス・イー・エス株式会社(以下、「エス・イー・エス」といいます。)を前身としており、2009 年4月に破産管財人よりエス・イー・エスの岡山工場を譲り受けて当社を設立致しました。その後、エス・イー・エスの主力製品であった半導体洗浄装置の開発・設計・製造・販売までの一貫した事業を引き継ぎ、現在まで事業を展開しております。特に当社が得意とする「バッチ式」と呼ばれるウェハを複数枚まとめて処理する洗浄装置は、アジア地域を中心に世界の半導体トップメーカーに多数の装置の納入実績を有しております。

現在、当社が属する半導体業界におきましては、サーバーやストレージ需要の拡大に加え、AIや自動車の自動運転、次世代通信規格「5G」の商用利用開始やIoTによる通信及びデータ処理量の増加、スマートフォンの高機能・高性能化などによる半導体需要期待を背景に、大手半導体メーカーや大手ファウンドリ企業が積極的な設備投資を行っております。当社におきましても、年度により多少の増減はございますが、売上高は会社設立以来右肩上がりで増加傾向であり、中?期的な半導体需要の増加による半導体メーカーの投資拡大に合わせて、今後更なる事業拡大に向け、内部管理体制の強化、生産能力の増強、優秀な人材の確保が喫緊の経営課題であると考えており、当社の株式を上場することでこれらの課題に対処できると考えました。

そこで、当社は 2020 年 10 月に東京証券取引所 TOKYO PRO Market(以下、「TPM」といいます。)への上場準備を開始し、会社諸規程や内部統制システム、連結財務諸表作成体制、適時開示体制などの整備を行い、2021 年3月 29 日に TPM 上場を果たしました。

その後、エス・イー・エス破産以降、社業を支えて頂いた従業員や取引先に対して感謝の意を伝えると同時に、これから尚一層のご期待にお応えするため、2021 年 12 月期を基準期として 2022 年度に一般市場への再上場を目指すことを決定し、更なる内部管理体制や開示体制の充実を図ってまいりました。今般、スタンダード市場において求められる開示体制を中心とした社内体制も整ったものと判断致しましたので、東京証券取引所が開設するスタンダード市場に当社株式の上場申請を行いました。

以上

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