飲食店の深夜営業の利用実態と深夜営業への考えを調査 (リクルートライフスタイル)

2019/11/21  株式会社 リクルートライフスタイル 

飲食店の深夜営業の利用実態と深夜営業への考えを調査
月間で深夜(午前0~5時)に外食をした人は10.5% ここ1年間で深夜の外食機会が減った人は23.3% 飲食店の深夜営業「自分には必要」、20・30代男性で2割以上

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2019年11月21日

株式会社リクルートライフスタイル

株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)の外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」(https://www.hotpepper.jp/ggs/)は、飲食店の深夜営業の利用実態や、深夜営業への考えについて、アンケートを実施しましたのでその結果を発表いたします。

<要約>

POINT1. 月間で飲食店の深夜営業(午前0~5時)を利用した人は10.5%。最多のシチュエーションは「飲み会後の2次会や締めの食事等で」

・飲食店の深夜営業(午前0~5時の利用)について、調査した1カ月間(2019年9月)に利用した人の割合は10.5%。利用した人の平均深夜利用回数は2.9回。
・利用割合が高かったのは、20代男性が17.9%、30代男性が16.6%、20代女性が14.8%等。年代が若いほど、利用者の割合が多い傾向。
・利用シチュエーションは「飲み会後の2次会や締めの食事等で」が28.0%、「残業で仕事の終了が遅くなった」が17.6%。 20・30代男性は「残業で仕事の終了が遅くなった」人が3割強と高い割合。

POINT2. ここ1年で深夜外食が「減った」と思う人が23.3%

・1年前と比べて、深夜外食の利用機会は、「減った・計」が23.3%で「増えた・計」の4.7%を大きく上回る。

POINT3. 飲食店の深夜営業、「自分にとっての必要性を感じる」人は13.5%。 飲食店の深夜料金、「仕方ない」と思う人が57.6%

・飲食店の深夜営業、「自分にとっての必要性を感じる」人は13.5%、「自分にとっての必要性を感じない」人は68.3%。「自分にとって必要性を感じる」人は20代男性(27.7%)、30代男性(23.7%)で多く、深夜外食を利用する若い年代ほど必要性が高い結果。
・深夜料金の発生、「仕方ないと思う」人は57.6%で、「思わない」人は17.4%。

1. 2019年9月に、飲食店の深夜営業(午前0~5時)を利用した人の割合は10.5%

飲食店での深夜営業(本調査では午前0~5時の利用と定義)について、まずはカスタマーの利用率を調べた。2019年9月の外食において、深夜営業を利用したことがある人の割合は10.5%、利用した人の平均深夜利用回数は2.9回であった。性年代別で見ると、最も利用者の割合が多かったのは、20代男性で17.9%。次いで、30代男性が16.6%、さらに20代女性で14.8%となっている。年代が若いほど、利用者の割合が多い傾向にあるが、利用した人の平均深夜利用回数では、40代男性が3.4回と最も多かった。圏域別では、深夜営業を利用したことのある人の割合が最も多かったのが関西圏で11.4%。ただし、利用した人の平均深夜利用回数は首都圏が3.1回と多かった。

■深夜営業の時間帯の外食有無(全体/単一回答)

※「深夜営業の時間帯に外食をした」:「深夜営業の時間帯に外食をした回数」に「1回」以上と回答した人を集計
※「外食はしたが、深夜営業の時間帯には外食をしていない」: 「外食回数」に「1回」以上と回答したものの、「深夜営業の時間帯に外食をした回数」に「0回」と回答した人を集計
※「深夜営業時間帯の外食回数平均」は、「深夜営業の時間帯に外食をした」人の平均回数

2. 深夜外食のシチュエーション、トップは「飲み会後の2次会や締めの食事等で」28.0%

2019年9月に飲食店の深夜営業を利用した人に対して、その時間に外食した理由やシチュエーションを聞いた。トップは「飲み会後の2次会や締めの食事等で」で28.0%。また、「残業で仕事の終了が遅くなった」が17.6%、「仕事以外の所用・用事で遅くなった」が12.2%であった。性年代別で見ると、20代男性では「飲み会後の2次会や締めの食事等で」 が37.3%と多い他、「残業で仕事の終了が遅くなった」が20代男性で32.2%、30代男性で32.5%と多く、30~60代女性では「特に理由はない」が多かった 。

■深夜営業の時間帯に外食した理由・シチュエーション
(2019年9月の深夜営業の時間帯に外食した人/複数回答)

3.ここ1年で深夜外食が「減ったと思う」人が23.3%。「増えたと思う」人を大きく上回る

1年前と比べた深夜外食の利用機会の増減について聞いた。「変わらない」が71.9%と大半ではあるものの、「とても増えたと思う」と「やや増えたと思う」の合計である「増えた・計」は4.7%に対し、「とても減ったと思う」と「やや減ったと思う」の合計である「減った・計」は23.3%と、深夜の外食が減少傾向であることが分かった。「増えた・計」 が最も多かったのは20代男性で11.3%、「減った・計」 が最も多いのは60代男性で29.1%であった。

■1年前と比べた深夜営業の時間帯を利用する機会の変化(全体/単一回答)

※「増えた・計」:「とても増えたと思う」「やや増えたと思う」のいずれかに回答した人を集計
※「減った・計」:「とても減ったと思う」「やや減ったと思う」のいずれかに回答した人を集計

4. 飲食店の深夜営業、自分にとっての必要性を感じる人は13.5%

飲食店の深夜営業について自分にとっての必要性を感じるかどうかを聞いた。「非常にそう思う」と「まあそう思う」の合計の「そう思う・計」は13.5%。「まったくそう思わない」と「あまりそう思わない」の合計の「そう思わない・計」は68.3%と、必要性を感じない人が多数派である一方で、一定の市場があることがわかる。性年代別では、20代男性で「そう思う・計」が最も多く27.7%。逆に60代女性で「そう思わない・計」が最も多く89.6%。年代別には男女とも年代が若いほど自分にとっての必要性を感じる人が多く、前出の1カ月間の深夜外食の利用者層と同じ傾向となっている。当たり前のことではあるが、深夜外食を利用している若い世代は相対的に必要性が高いということが言える。

■飲食店の深夜営業に対する考え/飲食店の深夜営業は、自分にとって必要だ(全体/単一回答)

※「そう思う・計」:「非常にそう思う」「まあそう思う」のいずれかに回答した人を集計
※「そう思わない・計」:「まったくそう思わない」「あまりそう思わない」のいずれかに回答した人を集計

5.飲食店の深夜料金、「仕方ないと思う」人が57.6%

深夜外食の際に追加で深夜料金が発生することについて、仕方ないと思うかを聞いた。「非常にそう思う」と「まあそう思う」の合計の「そう思う・計」が57.6%、「まったくそう思わない」と「あまりそう思わない」の合計の「そう思わない・計」が17.4%と、「仕方ないと思う」人が多数派であった。ただし、2019年9月に一度も深夜外食をしていない人が9割近くいることを考えると、「そう思わない・計」の17.4%が少ないと言い切ることはできない。性年代別には、「そう思う・計」が最も多かったのが40代女性で64.6%、女性は全年代で「そう思う・計」が6割を超えている。一方で、「そう思わない・計」が最も多かったのは、50代男性で20.7%、また、60代男性も僅差の20.6%となっている。利用度の高い20・30代男性では「そう思う・計」が平均より少ない結果であった。利用しない人に比べると、より切実な問題なのかもしれない。

■飲食店の深夜営業に対する考え/飲食店で深夜料金(追加料金)が発生しても仕方ないと思う(全体/単一回答)

※「そう思う・計」:「非常にそう思う」「まあそう思う」のいずれかに回答した人を集計
※「そう思わない・計」:「まったくそう思わない」「あまりそう思わない」のいずれかに回答した人を集計

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