公的身分証チェック【IDさくさくStandard】に、持参人が個人情報の提示範囲を指定する「プライバシー保護モード」を追加。さらにRPAと連携しやすくなりました

2023/03/28  株式会社 サイバーウェア 

株式会社サイバーウェアは、高度な偽造チェック機能を持つ「IDさくさく」シリーズの新バージョンを2023年3月28日(火)にリリースしました。「IDさくさく」シリーズは、これまで行政機関、金融機関、人材派遣会社、学校など、厳密な身分証チェックが必要なお客様に利用されてきました。新バージョンでは「プライバシー保護モード」と「RPA連携機能」の2つの新機能を追加して、利用者の利便性を向上、より幅広い業務での利用が可能となりました。

「プライバシー保護モード」では、持参人は身分証を渡さずに必要な個人情報のみを自分で指定(※)して、担当者に提示できます。例えば、年齢確認のみなら「年齢18歳以上」を選択します。担当者には、顔写真と18歳以上であることのみが表示されます。身分証に記載されたその他の情報を目的外に見られることなく、必要最低限の情報のみを担当者に提示できるため、顧客のプライバシーを守り、企業の情報管理のリスクを軽減することができます。

 

(※)身分証持参人用に別途ディスプレイ・入力用キーボード・マウスが必要となります。

 

<個人情報の提示範囲>

①個人情報の全て

②基本4情報(氏名、性別、住所、生年月日)

③成人(18歳以上)の確認

④成人(20歳以上)の確認

⑤氏名と住所

⑥氏名と生年月日

 

個人情報の提示範囲につきましては、個別カスタマイズも対応可能です。他システムとの連携も承ります。

 

<プライバシー保護モードの使用例>

- 年齢確認が必要な商品の販売

- 宅配便や本人限定郵便の受取

- ライブやコンサートの入場

- インターネットカフェやカラオケの入店

- 遺失物管理センターでの遺失物受取

- 中古品の売却

- 利用施設の会員登録

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「RPA連携機能」では、ICチップから読み取った情報をフォーマット変換と補完を行い、RPA(※)での業務連携を容易にします。例えば、和暦で記載された生年月日情報を西暦に変換して表示します。人事労務などの業務で既存の業務システムや、Excelに身分証記載の情報を入力する際の手間と、精神的負担を省くことができます。RPAを使って、業務フローを変更することなく、ICチップから読み取った情報を活用できるため、業務の効率化に大きく貢献します。

 

※「RPA連携機能」を使う場合、事前準備としてRPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入が必要になります。

 

<RPA連携機能の特徴>

- 様々な入力フォームに合わせて、日付の形式や氏名表記のフォーマット変換を行い、ICチップ読み取り結果画面に表示します。

 (例:日付を年月日や「/」区切り、住所を英語表記、氏名カナをローマ字表記など)

- マイナンバーカード、運転免許証、在留カード、パスポートを透過的に処理。どの公的身分証を提示されても、読み取り項目を補完します。

(例:生年月日を和暦変換、生年月日から年齢を計算して表記、OCR結果を利用して在留期間満了日などを表記)

 

<RPA連携機能の使用例> - 新入社員受け入れ事務(マイナンバーカード) - 外国人の受け入れ対応(在留カード、パスポート) - 重要施設の来客管理業務(マイナンバーカード、運転免許証) - 各種の申請書類の作成に自動入力(運転免許証、他)

 

これらの新機能により、公的身分証の偽造検知機能は従来通りで、幅広い業務や業種での利用が可能となりました。株式会社サイバーウェアは、「CONNECT つなぐ技術」「PROTECT まもる技術」「COMMUNICATEつたえる技術」中心に、さまざまなセキュリティソリューションを開発する企業です。今後も、お客様のセキュリティとプロダクティビティに貢献するソリューションを提供して参ります。

 

◆プライバシー保護モード、RPA連携機能のご紹介

https://www.cyberware.co.jp/products/id-sakusaku-privacy_rpa/

 

◆IDさくさくStandardのご紹介 https://www.cyberware.co.jp/products/id-sakusaku

 

◆IDさくさくStandardの動作環境 対応OS:Windows 10,11(.NET Framework 4.6.1 以降が必要です) 動作検証済みのIC カードリーダ、スキャナ、パスポートリーダ https://www.cyberware.co.jp/faq/#faq-IDC02

 

◆体験版ダウンロード https://www.cyberware.co.jp/downloads

 

◆製品に関するお問い合わせ 製品サービスデスク sales@exm.cyberware.co.jp までご連絡ください

 

◆会社概要 会社名:株式会社サイバーウェア 設立:1990年10月16日 代表取締役社長:平鹿 貴文 所在地:東京都新宿区神楽坂6-42 神楽坂喜多川ビル4階 URL:https://www.cyberware.co.jp お問い合わせ:製品サービスデスク sales@exm.cyberware.co.jp 事業内容: - セキュリティやDX全般に関するシステムコンサルティングおよびプロフェッショナルサービス

- 生体認証やIDカード利用をはじめとするeIDに関するソリューション提供およびシステムコンサルティング

- HSM導入支援、鍵管理システムなどの導入に関するするプロフェッショナルサービス

- ミッションクリティカルシステムの構築に関するプロフェッショナルサービス

- その他、AIや画像処理、分散台帳技術、スマートカード、NFC対応スマートフォンなど、先端技術を複合的に用いたソリューション提供およびコンサルティング

- 各種OEM提供

 

*Microsoft、Windows、.NET Framework、その他のマイクロソフト製品およびサービスは米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

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