世界有数の乾電池ブランド「Duracell」の日本市場における販売代理店契約締結について

世界有数の乾電池ブランド「Duracell」の日本市場における販売代理店契約締結について

2024年7月2日

伊藤忠商事株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長COO：石井敬太、以下「伊藤忠商事」）は、乾電池ブランド「Duracell（デュラセル）」の日本市場における展開について、Duracell Singapore Pte Ltd（本社：シンガポール、代表：Mariusz Surmacz Duracell General Manager Japan and ANZ、以下「Duracell社」）と販売代理店契約（以下「本契約」）を締結しました。2024年7月より日本市場での販売を開始します。

一次電池（乾電池）は、家電のリモコンや玩具、懐中電灯等など日常生活のあらゆる場所で使用されており、二次電池（充電池）が普及するなかでも、安定した需要が見込まれています。昨今では乾電池を使用する生活シーンが広がっており、消費者からはより良い機能が求められております。例えば、流行する小型家電には更なる長持ち性能が求められ、乳児の誤飲事故へはその安全対策が必要とされています。

「Duracell」は、乾電池及びコイン形電池の世界的ブランドです。「Duracell」が誇るハイパワーモデルの乾電池「Optimum（オプティマム）」は、米国で特許取得済みの独自開発の素材が使用されており、使用時に優れた持続力を発揮します。また安全性への配慮として、乳幼児による小型電池の誤飲事故の発生を抑制するため、リチウムコイン形電池には人体に無害な苦味成分を塗布しております。このような革新的な技術と安全性に基づき、「Duracell」は世界中の消費者から高い信頼を得ています。

今後、伊藤忠商事は子会社の伊藤忠リーテイルリンク株式会社（以下「伊藤忠リーテイルリンク」）を通じて、「Duracell」乾電池の日本市場への本格参入を進めます。Duracell社と共同で日本市場専用の商品ラインアップを拡充し、消費者向けの日常生活用品を取り扱う伊藤忠リーテイルリンクの持つ販売網を活かして、大手家電量販店などの実店舗に加え、複数のECプラットフォームでも販売していきます。

伊藤忠商事は、経営方針「The Brand-new Deal～利は川下にあり～」を掲げ、社会の変化に伴い多様化するニーズを捉え、より消費者に近い川下ビジネスを開拓・進化させ、事業領域を拡大していきます。「Duracell」の日本市場での展開を通して、日用品・生活消費財分野における魅力ある商品開発・ブランド展開を推進し、消費者のニーズに沿ったリーテイルビジネスの更なる進化に取り組みます。

2024年1月、伊藤忠商事本社にて行われた販売代理店契約調印式の模様。
左から、Duracell Nihan Belik General Manager ADO and Middle East, Head of Commercial Strategy、
伊藤忠商事 田中 正哉 エネルギー・化学品カンパニープレジデント、Duracell Thom Lachman CEO、
伊藤忠商事 田畑 信幸 化学品部門長、Duracell Karim Elmasry Asia President、Duracell Mariusz Surmacz General Manager Japan and ANZ、伊藤忠リーテイルリンク 水野 雅文 代表取締役社長（当時）

会社概要

Duracell社

伊藤忠リーテイルリンク

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